ベートーヴェン 交響曲第1番 朝比奈隆 新日本フィル 1989


ベートーヴェン 交響曲全集 新日本フィル

[録音:1989年2月5日]

非常にきっちりした演奏。弦楽器は、弓を弦にきっちるつけて、跳ねないような弾き方で、朝比奈さんのいつものやりかた。
最初聴き始めたときは、わりとざらざらした感じがして、いまいち乗っていないように感じ、後半になって盛り上がっている印象だったが、これはどうやら再生装置のエージングの問題のようで、もう一度最初から聴いたら、印象が違った。朝比奈さんの演奏は、オケが下手で聴けないという感想をよく聴くが、その原因のひとつは、再生装置があたたまらないうちに聴くのをやめてしまうことが一因ではないか、と思った次第。
大フィルよりも、音は透明度は高く、ものすごく几帳面な感じがする。後半にいくほど乗ってきて、とくに第3楽章以降は、音が躍るようなイメージも出てくる。

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