ベートーヴェン 交響曲第2番 朝比奈隆 新日本フィル 1989

ベートーヴェン 交響曲全集 新日本フィル

[録音:1989年3月11日]

第1番と比べると、ずいぶんと音もやわらかく、のびのびとした印象がある。第2楽章は、几帳面であるが、歌もよく感じる。第3楽章以降がやはりのっていて、音も十分ンと伸びきっている。やはり大フィルよりは、生真面目な印象がある。

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ベートーヴェン 交響曲第1番 朝比奈隆 新日本フィル 1989

ベートーヴェン 交響曲全集 新日本フィル

[録音:1989年2月5日]

非常にきっちりした演奏。弦楽器は、弓を弦にきっちるつけて、跳ねないような弾き方で、朝比奈さんのいつものやりかた。
最初聴き始めたときは、わりとざらざらした感じがして、いまいち乗っていないように感じ、後半になって盛り上がっている印象だったが、これはどうやら再生装置のエージングの問題のようで、もう一度最初から聴いたら、印象が違った。朝比奈さんの演奏は、オケが下手で聴けないという感想をよく聴くが、その原因のひとつは、再生装置があたたまらないうちに聴くのをやめてしまうことが一因ではないか、と思った次第。
大フィルよりも、音は透明度は高く、ものすごく几帳面な感じがする。後半にいくほど乗ってきて、とくに第3楽章以降は、音が躍るようなイメージも出てくる。

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シューマン 交響曲第3番 朝比奈隆指揮 札幌交響楽団 1972

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朝比奈 札幌交響楽団のライン

シューマン: 交響曲第3番「ライン」;
ワーグナー: 「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲;
ウェーバー: 「魔弾の射手」序曲
朝比奈隆指揮 札幌交響楽団

<タワーレコード限定>

朝比奈&札響の共演盤第3弾。黎明期の札響を支えた貴重な演奏記録をSACDハイブリッド化!3曲ともに世界初出音源

第I期発売のブルックナー2曲に続き、朝比奈が初期に札響に客演した定期演奏会から、3曲を今回リリース。「ライン」は、これまで晩年の音源のみだったため、1972年のこの記録は貴重です。また、「魔弾の射手」序曲は朝比奈の初レパートリー音源。オリジナルのアナログマスターより、高品位でリマスターを行った貴重なステレオ音源です。
今回の発売音源は前回時よりもさらに時代を遡った朝比奈とのライヴです。朝比奈隆と札響の最初の出会いは1969年でした。まさに今回発売するトラックの1曲目であるワーグナーが、最初の共演となりました。創立からわずか8年ほどしか経っていない当時の札響は運営的にも岐路に立ち、奏者の完全プロ化は終了していましたが、激動の時代であったようです。そのようななかで、当時60歳だった朝比奈が客演したこの記録は単なる演奏記録を超えた内容であり、両者の最初の出会いからその後回数こそ少なかったとは言え、重要な音源であることは確かです。非常に開放的で豪快な鳴りを聴くと、そのような事情を感じさせないばかりか、朝比奈との相性の良さがわかる演奏でしょう。この約3年後に朝比奈は再び定期演奏会に登場し、ウェーバーとシューマンを取り上げました。当時既にペーター・シュヴァルツが就任しており、アンサンブル含め札響のレヴェル・アップに尽力していました。ここでの朝比奈との共演は、それまでのどちらかと言うと優等生的な演奏とは一線を画した豪胆な表現になっており、違った意味で興味深い演奏となっています。シューマンでありながらも野性味を感じる演奏はそれほどないでしょう。朝比奈のキャラクターにも起因するかも知れませんが、楽しさに溢れた、貴重な音源と言えると思います。尚、朝比奈は生涯に5度だけ、札響の定期演奏会の指揮台に立ちました。
今回の復刻では、札幌交響楽団が保有していたオリジナルのアナログマスターテープより、高品位で2種のデジタル化を行い(DSD5.6MHzとDXD(352.8kHz/32bit))、そのままのスペックでSACD層、CD層用として別々にマスタリングし、製品化を行いました。SACD化により、時代を超えた生々しい響きを堪能できます。楽器の個々の音色や当時の会場の空気感までも伝える音質で、ここまで素晴らしい音が残っていたことは驚くべきことです。演奏会場は、今回の発売ではこの盤のみ札幌市民会館の収録となっております。尚、経年変化や当時の収録方法により、一部にノイズ等の聴き苦しい点がございますことをご承知ください。演奏後の拍手等はそのまま収録してあります。また、第I期に続き、藤野俊介氏による貴重な当時のエピソードも交えた解説書を掲載しました。実際の体験から書かれた内容は、前回同様に必読の文章です。今回の札幌交響楽団アーカイブ・シリーズ第II期は、全5点を発売いたします。

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ワーグナー 楽劇 神々の黄昏 朝比奈隆指揮 新日本フィル 1987

ワーグナー 楽劇 神々の黄昏 朝比奈隆指揮 新日本フィル 1987

朝比奈隆 二ーベルングの指環 全曲

指揮者 朝比奈隆
オーケストラ 新日本フィルハーモニー交響楽団
合唱 晋友会合唱団
合唱指揮 関屋晋
ジークフリート 大野徹也
ブリュンヒルデ 辻宥子
アルベリッヒ 牧野正人
ハーゲン 多田羅迪夫
グートルーネ 渡辺美佐子
グンター 勝部太
ヴァルトラウテ 秋葉京子
ヴォークリンデ 福成紀美子
ウェルグンテ 上泉りく子
フロースヒルデ 加納里美
第1のノルン 奥本とも
第2のノルン 桑田葉子
第3のノルン 菊池貴子
プロデューサー 松原千代繁
益子和久
ディレクター 吉村澄男
レコーディング・エンジニア 大村孝男
録音年月日 1987年10月3日
1988年1月28日
録音場所 東京文化会館
実況録音
昭和女子大人見記念講堂

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ワーグナー 楽劇 ジークフリート 朝比奈隆指揮 新日本フィル 1986

ワーグナー 楽劇 ジークフリート 朝比奈隆指揮 新日本フィル 1986

朝比奈隆 二ーベルングの指環 全曲

指揮者 朝比奈隆
オーケストラ 新日本フィルハーモニー交響楽団
ジークフリート 大野徹也
ブリュンヒルデ 豊田喜代美
さすらい人 池田直樹
ミーメ 篠崎義昭
アルベリッヒ 多田羅迪夫
ファフナー 高橋啓三
エルダ 西明美
森の小鳥 清水まり
プロデューサー 松原千代繁
益子和久
ディレクター 吉村澄男
レコーディング・エンジニア 大村孝男
録音年月日 1986年4月19日
1988年1月28日
録音場所 東京文化会館
実況録音
昭和女子大人見記念講堂

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ワーグナー 楽劇 ワルキューレ 朝比奈隆指揮 新日本フィル 1985

ワーグナー 楽劇 ワルキューレ 朝比奈隆指揮 新日本フィル 1985

朝比奈隆 二ーベルングの指環 全曲

指揮者 朝比奈隆
オーケストラ 新日本フィルハーモニー交響楽団
ジークムント 大野徹也
ジークリンデ 西松甫味子
フンディング 高橋啓三
ヴォータン 池田直樹
ブリュンヒルデ 西明美
フリッカ 辻宥子
ヴァルトラウテ 桑田葉子
ヘルムヴィーゲ 渡辺美佐子
オルトリンデ 菊池貴子
ゲルヒルデ 柳澤涼子
シュヴェルトライテ 上泉りく子
ジークルーネ 永井和子
ロスヴァイゼ 大藤裕子
グリムゲルデ 妻鳥純子
プロデューサー 松原千代繁
益子和久
ディレクター 吉村澄男
レコーディング・エンジニア 大村孝男
録音年月日 1985年10月12日
1988年1月28日
録音場所 東京文化会館
実況録音
昭和女子大人見記念講堂

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ワーグナー 楽劇 ラインの黄金 朝比奈隆指揮 新日本フィル 1984

ワーグナー 楽劇 ラインの黄金 朝比奈隆指揮 新日本フィル 1984

朝比奈隆 二ーベルングの指環 全曲

指揮者 朝比奈隆
オーケストラ 新日本フィルハーモニー交響楽団
ヴォータン 池田直樹
フリッカ 辻宥子
フライア 西松甫味子
フロー 種井静夫
ドンナー 勝部太
ローゲ 大野徹也
ミーメ 篠崎義昭
エルダ 西明美
アルベリヒ 多田羅迪夫
ファゾルト 岸本力
ファフナー 高橋啓三
ヴォークリンデ 釜洞祐子
ヴェルグンデ 渡辺美佐子
フロースヒルデ 牧川典子
プロデューサー 松原千代繁
益子和久
ディレクター 吉村澄男
レコーディング・エンジニア 大村孝男
録音年月日 1984年6月11日
1988年1月28日
録音場所 東京文化会館
実況録音
昭和女子大人見記念講堂

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ワーグナー ニーベルングの指環 朝比奈隆指揮 新日本フィル 1984/7

ワーグナー ニーベルングの指環 全曲

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新日本フィルで毎年1曲ずつ、演奏会形式で演奏されたもののライブ録音。
当初、山野楽器から非常に立派なセットで限定発売されていたが、いまは、安価で入手できる。

サヴァリッシュが、フル編成でステージにのったことを何度もうらやましいと言ったということで有名な話。
オペラハウスでは、スコア通りの編成でのることはめずらしいらしい。

以下、発売元の資料から

『ニーベルングの指環』全曲(12CD)
朝比奈&新日本フィル

ワーグナー演奏史に輝ける金字塔
オール日本人キャストによる初の『指環』、DSDリマスタリングで甦る

1984-87年に朝比奈隆と新日本フィルを中心に演奏されたワーグナーの『ニーベルングの指環』。数ある朝比奈の録音のなかでも伝説となっていたこの名演が、最新DSDリマスタリングにより12枚組のCDとして甦ります。
 この演奏はフォンテックがライヴ収録し、1988年のリテイクを経て、同年山野楽器創立100周年の記念CDとして同社より発売されました。そして朝比奈生誕100年を記念して、フォンテックからリマスタリング盤の再登場です。
 朝比奈は生前<『指環』は生涯の思い出です>と語っていました。しかし、巨匠の追憶のみならず、日本人演奏家による初の「指環ツィクルス」であり、しかも『神々の黄昏』は、演奏会形式ながら日本初演だったのです。
 それから20年。ベルリン・ドイツ・オペラ、新国立劇場による<トーキョー・リング>、ベルリン国立歌劇場、飯守/シティ・フィルによるセミ・ステージ公演が続き、日本の聴衆にとって『指環』をとりまく環境は変化してきました。
 この現在の視点で朝比奈の『指環』をもう一度聴いてみる・・・書かれたすべての音符を忠実に演奏し、ひたすら音楽の力を信じるという朝比奈の流儀は、『指環』という栄華盛衰から崩壊への物語を大河小説の如き雄渾な筆致で描き、『音』のみによるワーグナーの存在意義を明らかにします。
 朝比奈芸術の頂点をこの価格でお届けする、生誕100年記念のピークです。
 この商品には歌詞対訳を掲載していません。紙ジャケット、紙ケース仕様のパッケージ。(フォンテック)

ワーグナー:序夜と3日間の舞台祭典劇『ニーベルングの指環』全曲
・楽劇『ラインの黄金』(1984年6月11日)
・楽劇『ワルキューレ』(1985年10月12日)
・楽劇『ジークフリート』(1986年4月19日)
・楽劇『神々の黄昏』(1987年10月3日)
 西明美
 辻宥子
 豊田喜代美
 大野徹也
 池田直樹
 多田羅迪夫
 高橋啓三
 勝部太、他
 晋友会合唱団
 新日本フィルハーモニー交響楽団
 朝比奈隆(指揮)

 録音場所:東京文化会館(ライヴ)
 DSDリマスタリング

朝比奈隆 二ーベルングの指環 全曲

各曲ごとは以下

 楽劇「ラインの黄金」 
 楽劇「ワルキューレ」 
 楽劇「ジークフリート」 
 楽劇「神々の黄昏」 

ハイライト盤

ワーグナー ニーベルングの指環 ハイライト

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ブルックナー 交響曲第0番 朝比奈隆 東京都交響楽団 1982

ブルックナー 交響曲第0番 朝比奈隆
東京都交響楽団 1982年5月12日 東京文化会館 ライブ FONTEC

朝比奈さんのブルックナーの第0番は、3種の録音がありますが、その最後のもの。
さすがに、これが一番完成度が高いです。

ブルックナー 交響曲第0番 朝比奈 東京都交響楽団

戦後まもなくブルックナー演奏を開始した巨匠朝比奈隆ですが、意外にも“日本初演”を指揮したのは第0番だけでした。朝比奈によるブルックナーの音源は数多く残されましたが、第0番となると1978年盤(ビクターの全集)があるのみでした。今回、初出となる東京都交響楽団との演奏は、ノヴァークの新原典版が出版されて間もない頃に行われたものです。朝比奈は、この時点で既に新版を十分に咀嚼してオーケストラを指揮しており、ブルックナー自身が「全然通用しない単なる試作」と呼んだこの作品が、実はまぎれもない傑作であることを証明しています。都響は、このライヴの前月にはジャン・フルネを指揮台に招いていますが、本演奏においてもしなやかさと重厚な響きを両立させた素晴らしいブルックナーを聴かせており、正しく快演。

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ブルックナー 交響曲第3番 朝比奈隆 新日本フィル 1996 オーチャード

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ブルックナー 交響曲第3番 朝比奈 新日本フィル

ブルックナー 交響曲第3番
朝比奈隆指揮 新日本フィル(第3稿 改訂版)
1996年オーチャードホール
フォンテック FOCD-9630

DVDで同時期の演奏がでていますが、あれは東京文化会館、こちらはオーチャードが主体のようです。初出録音。

東京文化会館ライブ

朝比奈さんのブルックナーの3番は、この演奏の前には、大フィルで1993年のものがありますが、この1996年のものが最後の録音になります。2001年に定期演奏会でとりあげる予定でしたが、10月24日の名古屋が最後の演奏会になりました。このブルックナー3番が予定されていた演奏会は、代わりに外山雄三さんが指揮をしました。プログラムも別の曲で。

このCDを聴く前に、アバドの極上の響きを聴いていたので、さすがに、1996年の新日本フィルの音は野暮ったく聴こえますが、それもすぐに慣れます。朝比奈さんの音楽を聴く時は、やはり特別な感覚があります。30年以上ライブをきき続け、そして、個人的にもお世話になっています。CDもまずほとんど全部もっています。そういう私としての朝比奈さんの音楽の接し方の歴史をふりかえざるをえません。まあ、身内の音楽という感じ。

さて、ブルックナーの交響曲第3番は、朝比奈さんとしては、得意なはずのブルックナーのなかではもっとも苦手な音楽だったようです。で、ちょっとほかの曲とくらべると流れが悪い印象もあります。

この第3番は、93年の大フィルと比べると、かなり印象が異なります。
だいたい新日本フィルと演奏するときの共通点として、弦のボーイングが非常にきちりとしていて、ちょっと流れがわるいくらい。ただ、ものすごく丁寧に弾いていますので、なかなかエネルギー感がある。93年の演奏の方が、もうすこし行書的というか、こなれています。これは、大フィルだから慣れているから、ということでしょう。朝比奈さんの練習は、楽譜を丁寧に弾くことを求めているので、最初は、どうしてもこういうゴツゴツした感じになります。かつ、朝比奈さんが、この曲に流れの悪さを感じていたら、そういう面が強調されます。大フィルのは、ここまで丁寧にはきこえない。とにかく、ものすごくいろんな表情がついてる。

たしか、この新日本フィルの演奏のリハーサルでは、大フィルのときのボーイングがいい加減だったとの説明もあり、その後、相当研究した跡がみられます。ま、とにかく、大フィルのがたしかにいい加減に聴こえるほど丁寧。

結果として、かなり音圧の強い、ゴツゴツとした音楽になっており、だんだんあとになるにつれて、いくぶん流れもよくなり、迫力満点です。

1993年の大フィルのスタジオ録音の方が流れがよく、洗練された音楽になっています。いや洗練というより、こなれた、というか、行書という感じ。新日本フィルのは、楷書ではないなあ。もうすこし、ずぶとくて、ごつごつした面を強調したような字体。だから、ずいぶん印象が違うので、両方つづけて聴くとなかなか面白いです。

録音はいくぶん固めです。大フィルのキャニオン盤の方が優秀録音。

ブル3 新日本フィル

【曲目】
ブルックナー: 交響曲 第3番 ニ短調 [第3稿改訂版]

【演奏】
朝比奈隆(指揮) 新日本フィルハーモニー交響楽団

【録音】
1996年12月12日 東京文化会館 12月16日 オーチャードホール(ライヴ)

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