ヴェルディ レクイエム 朝比奈隆 大阪フィル 1995

ヴェルディ レクイエム

朝比奈隆指揮 大阪フィルハーモニー交響楽団

井岡潤子 (ソプラノ), 西明美 (アルト), 市原多朗 (テノール), 多田羅迪夫 (バス),
大阪フィルハーモニー合唱団 、 堀俊輔 (指揮), 岩城拓也 (合唱指揮)

ヴェルディ レクイエム 朝比奈隆

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R.シュトラウス アルプス交響曲 朝比奈隆 大阪フィル

アルプス交響曲 朝比奈 大阪フィル

R.シュトラウス アルプス交響曲 朝比奈隆 大阪フィル

朝比奈隆指揮、大阪フィルハーモニー交響楽団の演奏による、1997年4月に大阪フェスティバルホールで行われた大阪フィル創立50周年(2002年当時)記念コンサートの模様を収録したライヴ録音盤。
ゲストとしてシカゴ交響楽団首席ホルン奏者、デール・グレベンジャーが参加。 (C)RS

朝比奈さんのアルプス交響曲は、とくに北ドイツ交響楽団との名演があり、それもとてもよい演奏だが、やはりこの大阪フィルとの演奏が、もっとも表現が多彩で、かつ永年の信頼関係からする自在さというか、ダントツに聴き映えがする。

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シューマン 交響曲第3番 ライン 朝比奈隆 大阪フィル 1994

朝比奈隆指揮、大阪フィルハーモニー交響楽団の演奏によるシューマン「交響曲第3番『ライン』」を収録した1994年録音盤。ボーナス・トラックとしてリハーサル風景を収録。 (C)RS

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シューマン ライン

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マーラー 大地の歌 朝比奈隆 大阪フィル 1995 キャニオン

マーラー 大地の歌 朝比奈隆 キャニオン

朝比奈隆編。大阪フィルハーモニー交響楽団の演奏による、マーラー「大地の歌」を収録した1995年録音盤。24bitリマスタリング、HDCD。 (C)RS
JMD (2010/06/14)

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マーラー 交響曲第3番 朝比奈隆 大フィル キャニオン

マーラー 交響曲第3番 朝比奈隆 大フィル キャニオン

マーラー 交響曲第3番 朝比奈

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マーラー 交響曲第2番 朝比奈隆 大フィル キャニオン

マーラー 交響曲第2番 朝比奈隆 大フィル キャニオン

井岡潤子(S)竹本節子(Ms)武蔵野cho.

朝比奈 マーラー 復活 キャニオン

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ブルックナー 交響曲第9番 朝比奈隆 大阪フィル 1995年 キャニオン SACD

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朝比奈 ブルックナー 交響曲第9番

キャニオンでの朝比奈さんの3度目の全集をDSDマスタリングしてSACD化したもの。最初単発で、それから全集、それから廉価盤でHDCDになり、今回が4回目の発売。朝比奈さんの生誕100周年にあわせた再発で、音は格段によくなった。1995年4月23日、大阪、ザ・シンフォニーホール(ライヴ録音)これは、この全集の最後に発売されたもの。最初に入れたものが気に入らず、別の演奏会のテイクだったように記憶している。この演奏会も大阪のもので、当時東京に住んでいたので、ナマはきいていない。 全集でセットになったものは、リハーサル風景が付属している。

第9番については、ハース版がないので、原典版となっているが、オレル版である。ただ、ノヴァーク版でもほとんどかわらない。

朝比奈さんのブルックナーの第9番というのは、とくに実演では鬼門というか、なかなかコンディションのよいものは少なかった。しかし、最晩年のものは、非常に安定感もでてきた。オーケストラの実力の向上もその一因だろう。大阪フィルは、金管の音程や響きに問題があったが、このころには、見事解決している。

この第9番、実に雄大で、じっくりときかせる、超絶的な名演奏である。

第1楽章、かなり明るい音色ではじまる。主部にいたるまで、けっこうテンポが自由である。いつものことながら、強めのピッチカート。自信をもった足取り。第1主題は、太くゆったりとしている。非常に安定感がある。全体にわたり、表現の幅がひろくて、自由に演奏している。厳密な因テンポではない。

第2楽章、スケルツォ。非常にゆっくりしたテンポ。非常にくっきりとした表情。初期の録音とくらべ、圧倒的な重量感。トリオもものすごくくっきりとした弾きかただが、硬くはない。弦が非常に雄弁。管も安定している。思った以上に表情があかるい。

第3楽章、非常に太く、雄大にはじまる。いきなり金管も全開。すべての音に心がこもっていて、もう1分38秒のところの全奏で涙が出てくる。最後まで、これが持続する。一番最後のヴァイオリンはきちんと弾かれている。これが、あのシューリヒトに近づくの最後の演奏まで待たなければならない。

ライブだが、拍手ははいっていない、ということは、最後の部分は、ゲネプロのテイクであろうか。

朝比奈さんのブルックナーは、こういう最後の交響曲でも、豊かな生命力を感じさせるもので、とくにこういうブルックナーのような、音の洪水に身をまかせる曲だと、すばらしい幸福感につつまれる。

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ブルックナー 交響曲第8番 朝比奈隆 大阪フィル 1994年 キャニオン SACD

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朝比奈 ブルックナー 交響曲第8番

朝比奈さんの生誕100年を記念して、再発の企画がたくさんある。まずこのキャニオンのブルックナーとベートーヴェンのSACD、続いてエクストンのブルックナーのSACD。そのほか、CDのハイパーマスタリング盤で、キングのものがたくさん。

というわけで、まずキャニオンのブルックナーを1つ買ってみた。8番である。1994年、サントリーホールでの空前絶後といわれた演奏で、この演奏会は、生できいている。たしかにすごかったという記憶がある。

最初、レギュラーのCDで出て、それから廉価盤でHDCDで出て、今度は、フルプライスでのハイブリッドSACDである。同じ演奏を、ことなるフォーマットできくことができる。4番は、さらにアートン盤があった。

朝比奈さんのブル8は、この盤を取り出して聴くことは意外と少ない。まず、名古屋の演奏、それから、東京の最後の演奏となったエクストン盤、それとN響のものが多いだろうか。 しかし、今回久しぶりに聴いてみて、それはそれはすばらしい演奏だと認識をあらたにした。

音は、やはりSACDで、非常にレンジが広く、空間再現力はすばらしい。それよりも、ものすごいエネルギー感だ。こんなに、ど迫力のある演奏だったか、とあらためて思う。最晩年のものと比べると、ものすごく力強い。

楽譜は、ハース版である。朝比奈さんは、最初は、ノヴァーク版であったが、名古屋大学に客演したときに、ハース版を知り、それからハース一辺倒である。

朝比奈さんにとって、この第8番は、ブルックナーの交響曲のなかでも、演奏頻度が非常に多く、それだけ血となり肉となっているから、その共感度がなみはずれている。それだけでなく大阪フィルも数多くこなしているから、技術的にも洗練度が高い。
かなりたくさんのCDがでていて、どれも非常に完成度が高い。最初のジャンジャンのものから、最後のサントリーのものまで、どれもすごい演奏である。このCDは、1990年代の最高の演奏の記録である。

さて、朝比奈さんが登場して拍手で迎えるところから始まる。

第1楽章。最初からいきなり完成度の高い音ではじまる。とても洗練された響きだけでなく、ものすごく豊かで歌こころがある。何とすばらしい音楽だ。ほかの演奏では、けっこうゴツゴツした演奏になるが、さすがにこの曲はよくとりあげているからか、洗練度が違う。音も見通しがよい。勢いが違う。流れもある。実にすごい演奏だ。

第2楽章。まず勢いがある。けっこうゴツゴツしているが、ぐいぐい進む。洗練度も高い。チェロも旋律は流れるようには弾かない。そういうボーイングをしている。トリオは、きちりとしているが、ヴァイオリンの歌がすばらしい。

第3楽章、ブルックナーのもっとも感動的な音楽だと思う。かなり大きめの音でしっかりと弾きながらはじまる。太い、そしてなめらかではないが、非常に心のこもった熱いものを感じる。もう涙涙の連続である。とくに、5分41秒からはじまるチェロの旋律で、至福のときを迎える。そして、つづき、この圧倒的な音響のなかで、しばしわれを忘れる。

第4楽章、エネルギー全開ではじまる。足取りがしっかりした、堂々とした音楽。マッシブな力と、心のこもったあたたかい音楽が交差する。この演奏会、私は実際に聴いているが、ここになると、いつまでも終わってほしくない、という思いが募った。この幸福感に永遠にひたっていたい、と思ったものである。

最後、圧倒的な迫力をもっておわるが、拍手がちょっと間をあいて出てきている。拍手が何と13分も録音されている。聖フロリアン盤につづく悪乗りのようにも思えるが、私はこれを実体験しているので、懐かしささえ覚える。

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ブルックナー 交響曲第7番 朝比奈隆 大阪フィル 1992年 キャニオン SACD

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朝比奈 ブルックナー 交響曲第7番

朝比奈さんのブルックナーのSACD。ポニーキャニオンの第7番。ポニーでの録音では、これが第一弾。これが発売されたとき、3回目のブルックナー交響曲全集が出ると知り、非常に喜んだものだ。
1992年9月27-29日、大阪フェスティバルホールでのライブ録音。
これは、実演に接していない。新日本フィルのライブの直後の演奏。このあとに、このコンビは、ヨーロッパへ演奏旅行へ行った。

朝比奈さんの第7番は、聖フロリアン盤をはじめてとして、ものすごい量の録音が残されている。朝比奈さんとしても、もっとも演奏頻度の高いブルックナーの曲である。

ブルックナーの残したもっとも優美な音楽といわれる。

この演奏は、キャニオンによるブルックナー交響曲全集の最初をかざる録音である。

あんまり聴くことはなかったのだが、実にすばらしい演奏である。朝比奈さんののこした第7番のなかでも、きわめて上品なおもしろさをもった演奏だといってもいい。それに、響きが全体的に洗練されている。

聖フロリアンのテンポは異常に遅いが、日本ではこれくらいのテンポで演奏することが多かった。それで、響きがきれいで、流れがものすごくきれいな演奏である。

第1楽章、適度のひびきにのって、非常にきれいに音が流れる。テンポも比較的早めで、表現もなかなかしゃれっ気がある。全体的に響きが豊か。

第2楽章、こちらも響きが比較的明るく豊かさを感じる。ほどよく色気さえのった音色。響きにゆとりがあり、あたたかみがある。盛り上がり方が自然である。

第3楽章、朝比奈さんのスケルツォは重量級である。これは、思いのほかテンポが速いのと、響きが適当にあるので、迫力があるし、表情が楽しい。トリオも表情が多彩です。なかなかこういう表現なかったのでは。

第4楽章、非常に勢いのある、楽しげな表情のあるステキな表現が続く。大胆ながら、流れもあり、すばらしい表現である。

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ブルックナー 交響曲第6番 朝比奈隆 大阪フィル 1994年 キャニオン SACD

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朝比奈 ブルックナー 交響曲第6番

朝比奈さんのポニーキャニオンによる3度目のブルックナー全集から、第6番。これは1994年4月1-4日、大阪フィルハーモニー会館でのスタジオ録音。DSDマスタリングを施し、SACDとなり、すばらしく音質が改善された。2回目に出たHDCD盤を出してきて比較してきいてみたが、こちらの方がずっとナマに近く、音も自然である。全体の雰囲気がとても美しい。

私は、この6番のナマ演奏、朝比奈さんのタクトで聴くことはできなかった。なかなか演奏しないし残念であった。

この全集の中では、もっとも美しい演奏だと思う。6番のほかの演奏と違って、音が澄んでいるからか、線が比較的細めに感じ、いままできいていたブルックナーの6番とは、まったく別物の響きがする。

第1楽章から、非常に硬質な響きである。とてもダイナミック。

第2楽章は、ブルックナーが書いたもっとも美しい曲の1つだと思うが、朝比奈さんのアダージョの表現としては、これほど慈悲深い表現をしているのはないのではないか、と思う。安らかで、かつしみじみとした味わい。ほかの作品のアダージョのような思い入れたっぷりというのではなく、実に淡々とした枯れた味わいのアダージョで、こういう作品はブルックナーでは、この曲しかないと思う。NHKのあるドラマでこの曲が流れていて、非常に印象的だった。(稀代の性格俳優斉藤洋介主演で、車椅子にのった主人公。ヨッフム指揮のDGGのLPが回っているところが写っていた)

第3楽章も、低弦の響きがひきしまっていて、小気味がいい。テンポが中庸で、すばらしく安定感のある上に、それにのって生き生きとした音楽が続く。

第4楽章も、低弦が小気味よく始まるが、全奏になると、マッシブは迫力がすばらしい。そのまま全体をしめくくる。

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