R.シュトラウス アルプス交響曲 朝比奈隆 北ドイツ放送交響楽団 1964

アルプス交響曲 朝比奈 北ドイツ 1964

朝比奈隆(指揮)ベルリン放送交響楽団
R.シュトラウス生誕100年記念演奏会!
アルプス交響曲&モーツァルト:ピアノ協奏曲第22番ステレオ録音!

朝比奈隆が度々自ら話題にした、1964年リヒャルト・シュトラウス生誕100周年記念にドイツで演奏した「アルプス交響曲」。ドイツの放送局がシュトラウス作品を特集して演奏・録音した一環で、「家庭交響曲」はカール・ベームが担当したという正に歴史的に重要なコンサート。この時、朝比奈はまだ56歳という壮年期。もちろん「アルプス交響曲」はこの時が初振り!「やってみたらそんなに難しい曲じゃない」ということで大のお気に入りとなり、数年後には自らの還暦記念で大フィル、京都市響との合同演奏を行います。その後も80歳記念、大フィル創立50年でも演奏します。特筆すべきは、1990年の北ドイツ放送響客演時にもこれを取上げて、現地で聴衆からの熱狂の拍手を浴びております(EMI盤は、これをカット。制作者の無関心が偲ばれます)。1991年に日本で合同オーケストラ「オール・ジャパン・シンフォニー・オーケストラ」を指揮した際は、体調の不全を押しての凄絶な演奏を聴かせ、客席にいたシカゴ響総裁ヘンリー・フォーゲルを感激させ、1996年のシカゴ響出演に繋がります。いわばブルックナー以上の勝負レパートリーであったのです。後年よりテンポは速めですが、頂上から降りてからの威厳と風格は既に確立しており、「日没」、「終結」、「夜」の心に沁みわたる演奏には感動を禁じ得ません。前半プロのモーツァルト:ピアノ協奏曲第22番も珍しいレパートリー。アメリカの名女流リリアン・カリール(パメラ・フランクの母、クロード・フランクの妻)と紡ぐ、陰鬱、深深とした抒情がこれまたたまりません。演奏と近い時期の若い頃の写真が見つかりジャケ写に使用しています。良好なステレオ録音。
※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付
東武ランドシステム

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マーラー 交響曲第2番 朝比奈隆 大フィル 1995 朝日放送

朝比奈 マーラー 復活 DVD

朝比奈さんのマーラーのなかでは、復活の録音が多く、かつ、1970年代、1980年代、1990年代と間をおいています。ただ、最初のものは、プライベート盤なので、入手が難しいでしょうが。

これは、1995年、朝日放送の音源です。

【曲目】
マーラー:交響曲 第2番「復活」
【演奏】
朝比奈隆(指揮)
大阪フィルハーモニー交響楽団、同合唱団
井岡潤子(ソプラノ)、竹本節子(アルト)
【収録】
1995年7月8日 大阪ザ・シンフォニーホール(ライヴ)
(朝比奈隆87歳バースデイ・コンサート)

朝日放送&東武DVD第3弾! 朝比奈の大熱演 朝日放送アーカイヴより完全初出。
マーラー:交響曲第2番「復活」 1995年ライヴ
1995年7月8日、朝比奈隆87歳を祝うバースデイ・コンサート(大阪 ザ・シンフォニーホール)を朝日放送がライヴ収録。音声、映像共に初出作品です。マーラー演奏の映像も初登場。ブルックナーの大家として知られる巨匠朝比奈が、マーラーの交響曲の中で最も多く取上げたのがこの「復活」です。その活動の節目節目にはこの曲を選んでおり、この曲への深い愛情を感じます。遅めのテンポで貫徹され、大海をゆく豪華な船を眼前にするかのような壮麗さです。夏のコンサートらしく、白タキシードに銀髪が美しく映えます。歌詞対訳は、朝比奈の盟友の大指揮者でマーラーの権威として名高い山田一雄氏によるもの。その文藝味豊かな日本語は、その教養の高さを今に伝えます。
■ヘンリー・フォーゲル(元シカゴ交響楽団総裁)のライナーノートより
最も印象深いのは朝比奈の作品全体に対するヴィジョンである。マーラー作品の細部にフォーカスし、美しく、エキサイティング、ドラマチックもしくは切なく苦しいといったあまねく効果的な瞬間を個別に取り上げることは、指揮者にとってかなり容易なことである。しかしことさら困難なのは、この80分間の旅路の最初から最後まで、論理的な発展と進化を有しながら、それぞれの輪郭を与えることである。それは、その終着の地を常に心に浮かべ、そこに到達するための適切な道筋に沿ってそれぞれの細部を提示することができる指揮者によってのみ成し遂げられることなのだ。英国の偉大な指揮者であり、マーラーのスペシャリストであったジョン・バルビローリが指摘しているが、全てのマーラーの交響曲には真のクライマックスの一時点がある。そしてそのクライマックスが真のインパクトとなるよう蓄えとして取っておかなくてはならない。彼の言に拠り考えると、この第2番の交響曲ではスコアの結びの数ページがそれに当たるのであろう。この朝比奈の演奏において当該の部分のパワーはまさしく無尽蔵である。そしてそれは朝比奈が本来の行き先を忘れることがなかったからである。
東武ランドシステム

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マーラー 交響曲第4番 朝比奈隆 大阪フィル 1968年

朝比奈 マーラー 交響曲第4番
通販で申し込んでいたが、やっと入手した。

朝比奈さんファンにとって、まさに涙なしに聴く事ができない、発掘モノとしては、最上級のものである。

朝比奈さんは、マーラーを第1はやらないと公言していたわけだが、第4はやった歴史があった。しかし、晩年とりあげなかったから、どういう演奏だったかは、非常に気になるところであった。

それが、今、聴く事ができる。

朝比奈さんが存命だったら、この演奏について、何とコメントしただろう。

朝比奈さんのマーラーは、名演が多いのである。この演奏は、1968年で、東京文化会館のライブ。モノラルだが、けっこう音はよい。

第3楽章がやはり、とてつもない名演奏。すなおな表現だが、非常によくうたう。後年のザッハリッヒなマーラーより、この方が面白い。けっこうテンポも動く。

大フィルのレベルだって、悪くない。

樋本栄さんは、大阪のソプラノの大御所である。イタリアもののオペラをよくうたっていたし、私も大フィルの合唱団時代、ソリストとして、第九などに出ていた。思ったよりもすっきりしたうたい方で、よかった。イタリアっぽい歌い方ではあるが。

しかし、なぜ、晩年にとりあげなかったのだろう。

HMVコメント

朝比奈隆初のレパートリー!
マーラー交響曲第4番登場!

ついに封印が解かれました! 朝比奈初のレパートリー、マーラー交響曲第4番の登場です。朝比奈がその生涯にこの曲を指揮したのは1968年の2回(3回とも言われております)だけでした。
 しかし演奏内容は、朝比奈がなぜこの曲をレパートリーから外してしまったのか理解に苦しむほど素晴らしいものです。
 第1楽章展開部クライマック豪快さは、60歳になったばかりで気力体力共に充実していた巨匠のエネルギーをいやというほど見せ付けます。そして21分をかけて丹念に歌いこまれた第3楽章では、美と恐れの両立した演奏が繰り広げられ、当演奏の白眉と言える内容となっています。楽章終わりの雷鳴をあらわす激しい部分の迫力にも凄まじいものがあり、自然の脅威を強大に示しているのが印象的。
 音は残念ながらモノラルですが、放送用収録のため、周波数レンジやダイナミック・レンジは十分な水準に達しており、テープの保存状態も良好だったため、マーラー作品の鑑賞にも問題のないクオリティが保たれています。なお、マスタリングはドイツのWEITBLICKレーベルでおこなわれています。

【ヘンリー・フォーゲル(元シカゴ響総裁)の解説より】
朝比奈の演奏がすばらしいのはあらゆるものを把握して表現している点である。朝比奈の指揮ぶりについてよく知っている人たちはアダージョの最初のパートで美しく内面を見つめるような演奏を予想するところだが、楽章の終わり、クライマックスの爆発における獰猛な様にびっくりするかもしれない。マーラーのスコアでは多くの箇所で記載されているが、しばしば控えめに演奏されてしまうポルタメント(ある音から次の音へスライドしていく)を実に効果的に使って、朝比奈は鋭く辛辣で奥深い感情をすみからすみまで付け加えていく。そしてスケルツォの恐ろしさで身震いするような低音(表面からかなり離れて下方にあるわけでは決してない)はこの解釈からすればはっきりと明確に奏でられる。

【収録情報】
・マーラー:交響曲第4番ト短調

 樋本栄(ソプラノ)
 大阪フィルハーモニー交響楽団
 朝比奈隆(指揮)

 録音時期:1968年9月2日
 録音場所:東京文化会館(大阪フィル第7回東京定期演奏会)
 録音方式:モノラル(ライヴ)
 音源提供:朝日放送
 エンジニア:幸西徹昌

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ブルックナー 交響曲第8番 朝比奈隆 大阪フィル 1994年 シンフォニーホール

ブルックナー 交響曲第8番 DVD

このソースははじめて発売される。この2週間後のサントリーの演奏会は、私も聴いたし、その後CDでも発売され大好評の演奏である。

この大阪での演奏、そのサントリーのものとはずいぶん印象を異にする。まず、DVDとしての音質がCDとはだいぶ違う。明瞭さが欠けている分、まとまりの音のエネルギーを感じる。修正をしていないので、音がずれているようなところはかなりある。
しかし、音の太さというか、エネルギーというか、推進力というか、そういうものは、他の演奏にはないものがある。まさにライブならでの迫力というのだろうか。とくに、大阪シンフォニーホールは、サントリーなどと比べると、ホールの容積が小さく、音が飽和しているようにも聴こえる。生だったら、もっともっとすごい演奏に聴こえるだろう。

朝比奈さんのブルックナーの8番の映像は、ほかにもいろいろある。
以前NHKで放送されたフェスティヴァルホールのもの、最後の朝比奈隆の軌跡のシリーズ。この最後のものは、朝日放送からDVDの発売が予告されたが、出ていない。9番のみ出た。8番にいたっては、CDにもなっていない。しかし、8番の演奏は、正月に朝日放送が早朝に放送したのを見た。そのうち出るかもしれない。

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東武レコーディングズ第3弾
朝比奈芸術の真骨頂 朝日放送アーカイヴより完全初出DVD
ブルックナー:交響曲第8番 1994年7月9日ライヴ

1994年7月9日、朝比奈隆86歳を祝うバースデイ・コンサート(大阪ザ・シンフォニーホール)における超名演が今映像作品として初のソフト化! 亡くなる三ヶ月前まで採り上げた巨匠の愛奏曲ですが、エネルギッシュにグイグイとオーケストラを引っ張る当演奏こそ、その矍鑠たる舞台姿(舞台袖からステージに至る光景も含まれております)も含めベストに相応しいものと言えましょう。これぞDVDで見るに相応しい名演です。当演奏のほぼ二週間後には、東京サントリーホールでも同曲を取上げ、その名演も語り草です。

【ヘンリー・フォーゲル(元シカゴ交響楽団総裁)のライナーノートより】
1994年7月24日、妻と私は東京サントリーホールで、朝比奈隆の指揮のもと大阪フィルハーモニーによるブルックナー交響曲第8番の途方もなく圧倒的な演奏の目撃者となる栄に浴した。この演奏こそ、まさしく、私に-当時私はシカゴ交響楽団の総裁だったが-巨匠朝比奈をシカゴに招くことを決意させたものだった。
当DVDにおける演奏は東京での公演の2週間ほど前のものであるが、あの時私の心を虜にしたあらゆる特質がはっきりと見て取れる。アントン・ブルックナーの音楽が朝比奈の芸術家としての魂の中心を占めているのは明らかだ。彼はこの曲が本当に好きで、その長いキャリアを通じて幾度も取り上げた。この深い愛着と見識はこのディスクを聴くだけでなく、また見ることによって顕著となる。音楽がその賞賛に満ちた高みに到達するとき、崇高な美しさの瞬間、また圧倒的な緊張に溢れたときどきに、ただ朝比奈の表情を読み取ることで、どんなに深く彼に、そして彼を通して大阪フィルハーモニーのメンバーにこの音楽が語りかけているか知ることとなる。(東武トレーディング)

【収録情報】
・ブルックナー:交響曲第8番ハ短調(ハース版)
 大阪フィルハーモニー交響楽団
 朝比奈隆(指揮)

 収録時期:1994年7月9日
 収録場所:大阪、ザ・シンフォニーホール(朝比奈隆86歳バースデイ・コンサート・ライヴ)

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