[録音:1989年4月6日]
「ベートーヴェン」カテゴリーアーカイブ
ベートーヴェン 交響曲第3番 朝比奈隆 新日本フィル 1989
[録音:1989年2月5日]
ベートーヴェン 交響曲第2番 朝比奈隆 新日本フィル 1989
[録音:1989年3月11日]
第1番と比べると、ずいぶんと音もやわらかく、のびのびとした印象がある。第2楽章は、几帳面であるが、歌もよく感じる。第3楽章以降がやはりのっていて、音も十分ンと伸びきっている。やはり大フィルよりは、生真面目な印象がある。
ベートーヴェン 交響曲第1番 朝比奈隆 新日本フィル 1989
[録音:1989年2月5日]
非常にきっちりした演奏。弦楽器は、弓を弦にきっちるつけて、跳ねないような弾き方で、朝比奈さんのいつものやりかた。
最初聴き始めたときは、わりとざらざらした感じがして、いまいち乗っていないように感じ、後半になって盛り上がっている印象だったが、これはどうやら再生装置のエージングの問題のようで、もう一度最初から聴いたら、印象が違った。朝比奈さんの演奏は、オケが下手で聴けないという感想をよく聴くが、その原因のひとつは、再生装置があたたまらないうちに聴くのをやめてしまうことが一因ではないか、と思った次第。
大フィルよりも、音は透明度は高く、ものすごく几帳面な感じがする。後半にいくほど乗ってきて、とくに第3楽章以降は、音が躍るようなイメージも出てくる。
朝比奈隆 ベートーヴェン 交響曲全集 2回目 ビクター盤 ミュージックグリッド復刻
朝比奈隆指揮 ベートーヴェン交響曲全集の2回目のバージョン、ビクター盤は、
ミュージックグリッドから復刻され、ばら売りされています。
ブルックナーの2回目の全集も同様に復刻されています。
この復刻のシリーズは、1曲が2枚にまたがっているものも、別々に売られていることで、荘厳ミサについては、2枚にわかれています。
ベートーヴェン 交響曲第6番 朝比奈隆 北ドイツ放送響 1962
ODCL-1001
朝比奈隆
ベートーヴェン:交響曲第6番 朝比奈隆指揮 ハンブルクNDR so.
録音:1962年1月16-19日、スタジオ(*)モノラル。
1960年代初頭の朝比奈さん。
オケは北ドイツ放送響なので、さすがにうまい。
音楽のつくりは、その後の朝比奈さんとほぼ同一であり、こういうスタイルが当時から確立していたことになる。
音楽がどんどんのってきて、後半になるほどもりあがってくる。
ベートーヴェン コリオラン序曲 朝比奈隆 北ドイツ放送響 1961
ODCL-1001
朝比奈隆
ベートーヴェン:コリオラン序曲 朝比奈隆指揮 ハンブルクNDR so.
録音:1961年5月15日、モノラル。
ODE CLASSICS
モノラル録音
朝比奈さんの1960年台初等の録音は珍しい。
モノラルだが、なかなか綺麗な録音。
オケがやはりウマイ。
演奏スタイルは、朝比奈さんそのものだが、オケがウマイので、すごい推進力を感じる。
ベートーヴェン ピアノ協奏曲第4番 朝比奈隆 北ドイツ 1990
ベーチーヴェン ピアノ協奏曲第4番
オレグ・マイセンベルグ(P;*)
朝比奈隆指揮 ハンブルクNDR so.
録音:1990年3月15日、ライヴ・ステレオ(*)
ODE CLASIICS
交響曲第2番とのカップリングだが、時代はずっと後のもの。
朝比奈さんとしては、めずらしいレパートリー。
第2番のあとだと、録音が新しいので、音がものすごく美しい。
テンポもつったりした安定感のある演奏だが、なかなか詩的表情もあって、聴かせる。
ピアノソロの音がきれいだし、表現も味わい深く、非常に技術的にも安定している。
オケもなかなか味わいがあって、すばらしい。テンポはゆっくりしており、安定感は抜群。
ベートーヴェン 交響曲第2番 朝比奈隆 北ドイツ放送響 1960
ベートーヴェン:交響曲第2番
ODE CLASSICS ODCL-1002
朝比奈隆指揮 ハンブルクNDR so.
録音:1960年1月18日-20日、ライヴ・モノラル/
交響曲2番は朝比奈とハンブルク北ドイツ放響との初共演時のもの。
モノラル録音。
これは、1960年の録音です。国内では、こんな時代の録音はないので、貴重。
大きな編成による、どっしりとしたなかなか迫力のある演奏。
名門オケだけでに、アンサンブルもしっかりしている。
弦楽器の精度は、やはり大フィルと比べるとさすがにはるかに上である。
しかし、朝比奈さんの棒だと、音色も大阪フィルに似てくるのが不思議。
しかし、これは、1960年。この時代の大フィルの音は、どんなだったんでしょう。
ベートーヴェン エグモント序曲 朝比奈隆 大阪フィル 1977
ベートーヴェン エグモント序曲
朝比奈隆指揮 大阪フィルハーモニー
1977年9月28日
2回めの全集の第6番のCDにフィルアップされている演奏。
実際の演奏は、第7番と同じコンサートで。
ゆっくりとしたテンポで堂々とした演奏。
ホールの響きもきれいにはいっており、比較的明るい音色ながら、十分な重量感のある演奏。