ベートーヴェン 交響曲第9番 朝比奈隆 大阪フィル 2000年 エクストン 最後の全集

ベートーヴェン 交響曲第9番 朝比奈隆 大阪フィル 2000年 エクストン 最後の全集

朝比奈 隆 (指揮)  

大阪フィルハーモニー交響楽団

菅英美子(ソプラノ)※
伊原直子(アルト)※
福井敬(テノール)※
多田羅迪夫(バリトン)※
大阪フィルハーモニー合唱団※

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ベートーヴェン 交響曲第8番 朝比奈隆 大阪フィル 2000年 エクストン 最後の全集

ベートーヴェン 交響曲第8番 朝比奈隆 大阪フィル 2000年 エクストン 最後の全集

ベートーヴェン:交響曲 第8番
朝比奈隆(指揮)

大阪フィルハーモニー交響楽団

朝比奈隆&大阪フィルによる、EXTON新ベートーヴェン・サイクル、交響曲第8番の登場です。さらに朝比奈アーカイブスとして、1976年の同曲とエグモント序曲のライブを2枚組にまとめました。どちらの演奏も朝比奈の解釈が一貫していて、約四半世紀における時の流れとともにこの交響曲における演奏の変遷をうかがうことができ、ベートーヴェンが書いた冒険的とも言えるこの曲の書法を、見事な構成力と大フィル渾身の演奏で具現化しています。若々しい演奏のアーカイブスと、92歳、まさに円熟の極み、ゆとりさえ感じさせる巨匠のタクトが聴きものです。

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ベートーヴェン 交響曲第7番 朝比奈隆 大阪フィル 2000年 エクストン 最後の全集

ベートーヴェン 交響曲第7番 朝比奈隆 大阪フィル 2000年 エクストン 最後の全集

朝比奈隆(指揮)

大阪フィルハーモニー交響楽団

朝比奈=大阪フィルの新ベートーヴェン・サイクル。第7弾となる交響曲第7番です。すさまじい推進力と堂々たる威容の音楽と有名なアレグレットの深い味わいとの絶妙なコントラスト。
さらに大阪フィル大熱演による疾風怒濤の終楽章は、朝比奈入魂の演奏です。
今回の朝比奈アーカイブスは、近年京都で行われた一連の演奏会から同曲とレオノーレ第3番をカップリング。ここに第7交響曲の巨匠の軌跡が窺われます。

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ベートーヴェン 交響曲第6番 朝比奈隆 大阪フィル 2000年 エクストン 最後の全集

ベートーヴェン 交響曲第6番 朝比奈隆 大阪フィル 2000年 エクストン 最後の全集

ベートーヴェン:交響曲 第6番 「田園」

ミレニアム2000年に、21世紀に向けて行われた朝比奈=大阪フィルの新ベートーヴェン・サイクル。交響曲第2番(OVCL-00019)とともに同日演奏された「田園」の登場です。
このアルバムには2回の演奏会と大阪フィルハーモニー会館で行われた通し稽古のリハーサルを収録。朝比奈が92年の歳月をかけて描き続けてゆく「田園」の集大成がドキュメントとしてここに収められています。
リハーサルを通して朝比奈は、素朴で雄大、懐かしささえも感じられる音楽を描き、それをコンサートに昇華させます。嵐の後の至福の歌はまさに自然に対する感謝と賛美、ここに92歳の巨匠の心情が現れ、呼応する大阪フィルとの一体化した演奏は、静かで深い感動を与えてくれます。

録音:2000年3月10日
大阪、フェスティバル・ホールにて収録

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ベートーヴェン 交響曲第5番 朝比奈隆 大阪フィル 2000年 エクストン 最後の全集

ベートーヴェン 交響曲第5番 朝比奈隆 大阪フィル 2000年 エクストン 最後の全集

朝比奈隆(指揮)
大阪フィルハーモニー交響楽団

ベートーヴェン:交響曲 第5番 「運命」
※リハーサル音源付

朝比奈=大阪フィルの新ミレニアム・ベートーヴェン・サイクル第3弾。「運命」の名で知られる交響曲第5番の登場です。このアルバムには福岡と大阪における2回のリハーサルとライブの演奏がドキュメントとして収められています。リハーサルで朝比奈は、時折楽員に正確なテンポや「楽譜どおりに…」と指示し、この曲が持つ古典的な様式美を徹底させ、虚飾を排して内在する本来の姿のみを格調高く仕上げていきます。
その成果はコンサートで大阪フィルの自発的な音楽性とともに感動的な盛り上がりを示します。まさに楽員一人一人の音楽を知り尽くした巨匠の慈愛に満ちた眼差しと技が感じられる演奏です。

録音:2000年5月3日、アクロス福岡・シンフォニーホール(Disc1)
2000年5月10日、大阪、ザ・シンフォニーホール(Disc2)にて収録

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ベートーヴェン 交響曲第4番 朝比奈隆 大阪フィル 2000年 エクストン 最後の全集

ベートーヴェン 交響曲第4番 朝比奈隆 大阪フィル 2000年 エクストン 最後の全集

朝比奈隆(指揮)
大阪フィルハーモニー交響楽団

ベートーヴェン:交響曲 第4番
リハーサル音源付

朝比奈=大阪フィルによるEXTON新ベートーヴェン・サイクルの第4弾、交響曲第4番の登場です。これは交響曲第5番(OVCL-00021)とともに同日、福岡と大阪で演奏されたライブとリハーサルの模様を2CDにまとめたものです。
リハーサルにおいて朝比奈は、この曲の特徴である深く静かなロマンティシズムと対比するダイナミズムを古典的な佇まいの中で見事に仕上げていきます。コンサートにおいて大阪フィルの集中力ある好演は深い感動を誘い、特に終楽章の堂々たる演奏はこの交響曲の構成の大きさを、巨匠=朝比奈が改めて私たちに知らしめてくれます。

録音:2000年5月3日(Disc1)、2000年5月10日(Disc2)

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ベートーヴェン 交響曲第3番 朝比奈隆 大阪フィル 2000年 エクストン 最後の全集

ベートーヴェン 交響曲第3番 朝比奈隆 大阪フィル 2000年 エクストン 最後の全集

大阪フィルハーモニー交響楽団  
朝比奈 隆(指揮)

巨匠朝比奈、新ベートーヴェン・サイクル、満を持しての「英雄」の登場です。ミレニアムの夏、大阪と東京で行われたコンサートの中から2回のライブを2CDにまとめました。両公演とも、巨匠と大阪フィルの燃焼度は高く、甲乙つけがたい名演奏が誕生しました。壮大なスケールの第1楽章、深遠な境地を描ききった第2楽章、そしてスケルツォの序奏を伴ったバッサカリアの大?藍へと、まさに三位一体の演奏を繰り広げます。20世紀演奏史、最後を飾るにふさわしい英雄交響曲です。

収録:2000年7月8日大阪、ザ・シンフォニーホール(DISC1)
    2000年7月23日東京、サントリーホール(DISC2)

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ベートーヴェン 交響曲第2番 朝比奈隆 大阪フィル 2000年 エクストン 最後の全集

ベートーヴェン 交響曲第2番 朝比奈隆 大阪フィル エクストン

ベートーヴェン:交響曲 第2番
朝比奈隆(指揮)
大阪フィルハーモニー交響楽団

ベートーヴェン:交響曲 第2番

朝比奈7度目のベートーヴェン交響曲全集録音の第1弾です。この第2番においても、巨匠の満ち溢れる自身が朝比奈独特の風格あるサウンドを生み出しており、大曲のごとく聴き応えある内容に仕上がっています。
大阪、名古屋での2回のライブの模様に加えてリハーサルの模様も収録した、全集制作の完全記録とも言える豪華盤です。

録音:2000年3月10日
大阪、フェスティバル・ホールにて収録

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ベートーヴェン 交響曲第1番 朝比奈隆 大阪フィル 2000年 エクストン 最後の全集

朝比奈さんの7回目の交響曲全集は最初は、1曲ずつ分売されました。
2枚組で、基本的に同時期に演奏された2つの演奏がはいっています。

この第1番は、東京の2種の演奏を含み、全部で3種類入っています。
私は、大阪と東京定期で、両方とも第3番との組み合わせで生演奏に接しています。

朝比奈隆(指揮)

大阪フィルハーモニー交響楽団

巨匠=朝比奈、新ベートーヴェン・サイクル、第1交響曲の登場です。今年大阪と東京で行われた全てのライブを2枚にまとめました。
どの演奏も端正に彫琢された古典的なたたずまいと力強さを両立し、最終の演奏会ではさらに大阪フィルに自由な演奏をさせて、緊張感溢れる素晴らしい演奏を展開します。ここに朝比奈の「第1の全て」があるといっても過言ではありません。
また今回のベートーヴェン・サイクルを記念して、大阪フィルからのご好意により所蔵のアーカイブから1965年演奏の序曲「レオノーレ」第2番をカップリングしました。壮年期の朝比奈の名演がここに蘇ります。

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朝比奈隆 ベートーヴェン 交響曲・ミサ曲全集 2回め SACDシングルレイヤー 朝比奈隆生誕111周年記念

朝比奈さんの2回めのベートーヴェン交響曲全集です。同時期に録音された荘厳ミサ、ハ長調ミサもセットにはいっています。
最初CD全集で出たときに第5番は別ソースでしたが、そのソースのほかにオリジナルソースも含まれています。

ベートーヴェン: 交響曲全集、ミサ曲集(1977-78年ライヴ)、<特別収録>交響曲第5番(1982年ライヴ)<タワーレコード限定>

朝比奈隆 ベートーヴェン 交響曲全集 SACD

※世界初SACD化
※SACDシングルレイヤー *このディスクはSuper Audio CD(シングルレイヤー)です。対応プレーヤーでSuper Audio CD再生モードにしてお楽しみください。通常のCDプレーヤーでは再生できません。
※豪華デジパック仕様
※700セット完全限定盤。シリアル・ナンバー付(シリアル・ナンバーは、本体箱の裏側に貼付しておりますため外から見えず、お選びいただくことはできません。ランダムでのお渡しとなります。ご了承ください)
※LP初出時のジャケットデザイン他を使用:外箱はLP特典カートンボックス(全9タイトル11枚のLPのうち8枚以上購入し、帯に添付された特典券を送ると入手できた非売品カートンボックス。全9タイトルがちょうど収納できるサイズ)。中のDISCはLP初出時のものを2点セレクト。解説書はCD発売時の全集BOXのものを使用
※2018年最新マスタリング音源使用(マスタリング・エンジニア:今泉 徳人氏)
※解説書合計56ページ
※解説書:「最も脂の乗り切った《1970年代の朝比奈》の貴重な記録(宇野功芳)」(1P)*。「演奏について(宇野功芳)」(14P)。「楽曲解説(宇野功芳)」(6P)。「朝比奈隆の”ミサ・ソレムニス”によせて(宇野功芳)」(2P)。「曲目解説:荘厳ミサ曲、ミサ曲 ハ長調(小石忠男)」(9P)。「演奏者プロフィール(藤田由之)」(5P)。初出LP資料集(3P)。*1993年発売の交響曲全集CDより再使用しております*。*演奏について、及び楽曲解説他は1977-78年LP発売時のものを再使用しております。

朝比奈隆 生誕111年記念企画。ブルックナーに続くVictor原盤のSACDシングルレイヤー・プロジェクト2018年最新作。朝比奈2回目のベートーヴェン全集を世界初SACD化!ミサ曲を含む77,78年ライヴ。
82年の「運命」を特別収録!700セット限定のシリアル・ナンバー付。
《ライナーノート全56ページ》宇野功芳&小石忠男によるLP初出時の解説付。宇野功芳「演奏について」(14p)はLP以来の掲載。歌詞対訳、初出LPジャケット資料集ほか。収録時間9時間超シングルレイヤーならではの利点を生かした長時間収録。3枚のディスクにすべてを収録!

好評を博しましたビクター原盤のブルックナー交響曲全集、そして全集に収録されなかった東京カテドラルの1980年と83年のライヴを収めた2種のSACDシングルレイヤーに続き、第3弾としまして、1977・78年に行われたベートーヴェンの交響曲全曲とミサ曲2曲のライヴ録音を集成した3枚組のSACDシングルレイヤー盤をいよいよリリースいたします。この盤は朝比奈にとって2回目のベートーヴェン全集録音であり、脂の乗り切った70年代の名演として語り継がれている演奏ですが、初出時はビクターからLPで9種11枚に分かれて単売され、購入特典として特製ケースが作られました。93年にCDで交響曲全集として発売された際には「運命」が82年の録音と差し替えられての発売となり、その後2004年に77年の「運命」に戻したCDボックスが発売されましたが、これらは限定生産のため2018年現在では入手困難となっているレア盤となっています。初SACD化である今作には交響曲全曲に2つのミサ曲、そして82年の「運命」をすべて収録。LP特典の特製ケースのデザインをBOXのジャケットに復活し、重厚な3枚組にまとめました。尚、初出時はビクターからLPで単売され、購入特典として特製ケースが作られました。
朝比奈はベートーヴェンの交響曲全集を7回完成させており(うち6回が大阪フィル)、1972-73年にかけての記念すべき第1回目の録音(唯一のセッション録音となった全集。大阪フィル)は、楽壇生活40周年を記念して学研が制作し、その後、2013年にタワー企画盤として初めて第7番第1楽章終結部付近の欠落部分を基のマスターより修復した8枚組CDとして再発され、こちらも大きな反響をいただきました。今回の77-78年の全集はこれに続く第2回目の録音です(尚、1985年の3回目の全集もVictor原盤)。この時期の朝比奈は68歳から69歳にかけての、まさに心技ともに充実していた時期にあたり、テンポ感は終生変わらなかったものの、宇野氏曰く、”朝比奈芸術の第1期のピーク”の頂点にあった演奏として、貴重な記録であることは疑いの余地がありません。特に”英雄”は、1991年の宇野氏の著書では旧EMIのフルトヴェングラー&VPOに次ぐ演奏として、この77年盤が取り上げられているほどの名演です。
(1/2)

タワーレコード (2018/12/19)

復刻に際しては2018年最新のリマスターを施し、3枚のシングルレイヤーSACDにまとめました。豊饒かつ充実、永遠に愛される朝比奈サウンドをご堪能ください。前作と同様にシングルレイヤーならでは長時間収録という利点を生かし、総演奏時間9時間超をSACDシングルレイヤー盤として3枚組、税抜\15,000でリリースいたします。尚、今回3枚組を実現しました可逆圧縮方式に関しましての記述は、角田郁雄氏による文末の「このSACDについて」の記述を参照ください。
今回の復刻では、朝比奈隆の生誕111年記念としまして700セット完全限定のシリアル・ナンバー付でリリースいたします。また、LP発売時のオリジナル・ジャケット・デザイン他を使用しました。外箱はLP特典カートンボックス(全9タイトル11枚のLPのうち8枚以上購入し、帯に添付された特典券を送ると入手できた非売品カートンボックス。全9タイトルがちょうど収納できるサイズ)のデザインを、収納されているDISCのジャケット面にはLP初出時のものを2点セレクトし、解説書の表紙はCD発売時の全集BOXのものを採用してあります。解説書は56ページにおよび、1977-78年のLP初出時のジャケット(モノクロ)をそれぞれ掲載。CD発売時の全集BOXリリース時に掲載された宇野功芳氏による「最も脂の乗り切った《1970年代の朝比奈》の貴重な記録」の文章も収録した、まさに完全版です。

<宇野功芳氏の解説より抜粋>
~1970年代に入り、ブルックナーの演奏スタイルを確立し始めると、その影響がベートーヴェンに及び、ここに朝比奈芸術の第1期のピークがやって来たのである。彼のファンはこの時期を《70年代の朝比奈》と呼ぶが、年齢でいえばちょうど60代、まさに脂の乗り切った朝比奈の姿があり、その爆発するような情熱は最高だった。~

<このSACDについて>
SACDシングルレイヤー盤で制作される名演奏の数々。そこには、最近、ちょっとした誤解があるように思える。それは、シングルレイヤー盤であっても、音源が圧縮されていると音質が劣化していると言われることだ。実際は、単なるデータ圧縮ではなく、CDより情報量の多いSACDのために考え出された可逆圧縮方式。ディスク・ドライブで読み取られた後、元の情報量に戻すというもので、音質劣化はまったく感じさせない。そもそも音質のコアとなる重要なポイントは、CD層が存在しないことと、本アルバムのようにエンジニアが長年培ってきたマスタリング技術が活かされていることだ。ぜひ、オリジナル音源に迫る臨場感に溢れた、この素晴らしい演奏を堪能して頂きたい。
オーディオ評論家 角田郁雄
(2/2)

タワーレコード (2018/12/19)

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