日本経済新聞に、1978年に掲載された連載を単行本にしたものである。
朝比奈さんの自伝で、これではじめて知った話も多い。
朝比奈家の養子になったこと、実の母親とかお姉さんとか、養親がなくなってはじめて血縁があると知ったとか。
フロリアンのことも書いてある。
今は残念ながら絶版であるが、古本でけっこう入手できる。
日本経済新聞に、1978年に掲載された連載を単行本にしたものである。
朝比奈さんの自伝で、これではじめて知った話も多い。
朝比奈家の養子になったこと、実の母親とかお姉さんとか、養親がなくなってはじめて血縁があると知ったとか。
フロリアンのことも書いてある。
今は残念ながら絶版であるが、古本でけっこう入手できる。
朝比奈隆のオペラの時代 武智鉄二、茂山千之丞、三谷礼二と伴に
日本オペラの黄金時代を築いた朝比奈隆。いつ頃からオペラの指揮を始めたのか。どのように“武智オペラ”が生まれたのか。三谷礼二演出のオペラとはどんなものだったのか。朝比奈隆のオペラの時代を振り返る。
朝比奈さんは、昔は、けっこうオペラの指揮をしていた。
イタリアのものが多かったが、スタンダードナンバーをよくやっていた。
私が見たのは、ヴェルディの椿姫。
関西歌劇団。オケは、大フィルである。
すごいのは、日本語の訳詞であること。
その翻訳を朝比奈さん自ら手掛けていることである。
晩年はオペラといえば、新日本フィルのニーベルンクの指環であろうが、あれは演奏会形式だった。あと、フィデリオ。
椿姫は、タイトルロールがダブルキャストで、表が樋本栄、裏は、栢本淑子だった。私の高校の後輩でオペラを学んでいる方の師匠ということで、栢本さんの方を聴きに行ったのであった。
朝比奈隆 伝説中の名盤ついにSACD化
1973年伝説の東京ライヴ「ブルックナー: 交響曲第5番」
朝比奈と大フィルが「討死に覚悟」で東京に乗り込んできた、あの名演がついにディスク化された。豪快で骨太。あの時のことを思い出し、久々にわくわくさせられた。
=宇野功芳=
朝比奈のブルックナー演奏の中でももっとも有名な演奏の一つ。この演奏を生で聴いた人々すべて人々が仰天し今日まで語りぐさとなったもの。宇野功芳氏も著書の中で幻の大演奏と激賞したもので、ついにFM 東京のオリジナルテープからこの伝説的演奏が日の目を見ました。ともかく壮年期の朝比奈(60代)の乗りに乗った演奏、晩年には若干失われた緊張感の持続もバツグンで異常なボルテージ。しかも大団円での金管大爆発、いやほんとに圧倒されます。朝比奈のファンでなくともこの演奏には間違いなく打たれるはずと確信いたします。SACD用にマスターテープさかのぼり新マスタリング。
キングインターナショナル
ブルックナー 交響曲第8番
新日本フィル ハース版 1977.4.15 東京文化会館 ライブ
【収録曲】
ハイドン:序曲ニ長調 Hob.Ia-7
ブルックナー:交響曲第8番(ハース版)
【演奏】朝比奈隆指揮 新日本フィルハーモニー
【録音】1977年4月15日 東京文化会館
Bruckner: Symphony No.8; Haydn: Overture Hob.7
この演奏は、セットでSACDに化されています。
朝比奈隆 新日本フィル1970年代ライヴ集成 (ブルックナー:交響曲第4番&第8番、ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」、他 全5曲)<タワーレコード限定>
ブルックナー 交響曲第0番 朝比奈隆
東京都交響楽団 1982年5月12日 東京文化会館 ライブ FONTEC
朝比奈さんのブルックナーの第0番は、3種の録音がありますが、その最後のもの。
さすがに、これが一番完成度が高いです。
戦後まもなくブルックナー演奏を開始した巨匠朝比奈隆ですが、意外にも“日本初演”を指揮したのは第0番だけでした。朝比奈によるブルックナーの音源は数多く残されましたが、第0番となると1978年盤(ビクターの全集)があるのみでした。今回、初出となる東京都交響楽団との演奏は、ノヴァークの新原典版が出版されて間もない頃に行われたものです。朝比奈は、この時点で既に新版を十分に咀嚼してオーケストラを指揮しており、ブルックナー自身が「全然通用しない単なる試作」と呼んだこの作品が、実はまぎれもない傑作であることを証明しています。都響は、このライヴの前月にはジャン・フルネを指揮台に招いていますが、本演奏においてもしなやかさと重厚な響きを両立させた素晴らしいブルックナーを聴かせており、正しく快演。
ブルックナー 交響曲第9番/テ・デウム 朝比奈隆 東京交響楽団
1991 オーチャードホール
ブルックナー 交響曲第9番 朝比奈隆 東京交響楽団
ブルックナー 交響曲第8番 朝比奈隆 東京交響楽団
ブルックナー 交響曲第7番 朝比奈隆 東京交響楽団
ブルックナー 交響曲第5番 朝比奈隆 東京交響楽団