R.シュトラウス アルプス交響曲 朝比奈隆 北ドイツ放送響 1990


R。シュトラウス アルプス交響曲
朝比奈隆指揮 北ドイツ放送交響楽団
1990年3月19日ステレオ・ライヴ録音
ODE CLASSICS

ODE CLASSICで発売された7枚組のひとつで、このシリーズのなかでは、数少ないステレオ録音。
ODE CLASSICSは、会社がなくなってしまっており、現在中古市場でしか入手できない。
このあと、EMIでも発売されたが、廃盤のようである。

HMVのサイト

きれいなステレオ録音で、オーケストラの技術も確かだし、スケールの大きな怪演である。

Richard Strauss (1864- 1949) – Eine Alpensinfonie op. 64

NDR Symphony Orchestra Hamburg
Takashi Asahina (Conductor)

(Live recording : Musikhalle Hamburg, March 19, 1990)

The Parts :
01. Nacht 3’21
02. Sonnenaufgang 1’24
03. Der Anstieg 2’22
04. Eintritt in den Wald 5’39
05. Wanderung neben dem Bache 0’48
06. Am Wasserfall 0’15
07. Erscheinung 0’48
08. Auf blumige Wiesen 0’50
09. Auf der Alm 2’37
10. Durch Dickicht und Gestrόpp auf Irrwegen 1’29
11. Auf dem Gletscher 1’12
12. Gefahrvolle Augenblicke 1’42
13. Auf dem Gipfel 5’22
14. Vision 3’51
15. Nebel steigen auf 0’29
16. Die Sonne verdόstert sich allmδhlich 1’14
17. Elegie 2’39
18. StilIe vor dem Sturm 3’04
19. Gewitter und Sturm, Absteig 3’44
20. Sonnenuntergang 1’48
21. Ausklang 6’06
22. Nacht 2’12

アルプス交響曲は、いろんな指揮者のものがあるが、朝比奈さんの演奏を聴くと、え、こんなにすばらしい曲だったっけ、と思う。朝比奈さんの得意としていた曲であるが、ブルックナー、ベートーヴェン、チャイコフスキーと比べると、あまり話題にされない。

朝比奈さんは、北ドイツ放送交響楽団とは、いくつかの録音を残している。北ドイツ放送交響楽団が来日したとき、昭和女子大でブルックナーの4番の怪演をしているが(生を聴いた)、録音としては出ていないようである。北ドイツの録音では、これが一番最後のもので、完成度も高い。

朝比奈さんは、若いころベルリン・フィルも振っているが、その後ヨーロッパの超一流のオケとは縁がなかった。この事情は、大フィルの事務局の人に聞いたことがあるが、それは、今触れないでおく。その結果、朝比奈さんは日本国内でじっくり演奏することができた、ということだろう。

朝比奈さんのアルプスは、このほかにシカゴ交響楽団の支配人の目にとまったオールジャパンのものと、大フィルのものがあるが、音楽的には、やはり大フィルのものがもっとも満足度が高い。やはりじっくり育てていくタイプの音楽家だったと思う。この北ドイツのも名演だが、これ聴いたあと大フィルを聴くと、腰抜かす結果となる。音楽のスケールも大きいが、なんと愛情に満ち溢れた音楽か。

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