チャイコフスキー 後期交響曲集 朝比奈隆 大阪フィル 1990年 SACD復刻

朝比奈さんのチャイコフスキー、1990年のザ・シンフォニーホールでのライブ録音が実に久しぶりに再発されます。

それもSACDで。

私は、この時期、大阪でのライブは残念ながら聴いていませんが、この初版CDはもっていて、よく聴いていました。
いい音になって復刻されるのが楽しみです。

チャイコフスキー: 後期交響曲集(1990)~交響曲第4番、第5番、第6番「悲愴」、リャードフ: 8つのロシア民謡~エレジー

【曲目】
ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー:後期交響曲集(1990)、他
<DISC1>
1. ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー:交響曲 第4番 ヘ短調 作品36
2. アナトーリィ・コンスタンティーノヴィチ・リャードフ:8つのロシア民謡から エレジー 作品58-3
<DISC2>
3. ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー:交響曲 第5番 ホ短調 作品64
<DISC3>
4. ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー:交響曲 第6番 ロ短調 作品74「悲愴」

【演奏】
大阪フィルハーモニー交響楽団
朝比奈 隆(指揮)

【録音】
1990年10月5日(第4番)、1990年11月5日(第5番)、1990年12月5日(第6番)、1996年7月14日(リャードフ)
大阪、ザ・シンフォニーホールにてライヴ収録

【マスタリング・エンジニア】
江崎友淑(Tomoyoshi Ezaki)

【原盤】
キャニオンクラシックス

堂々たるロマン、ファン必聴必携のチャイコフスキー!
朝比奈隆没後20年企画。1990年、チャイコフスキー生誕150年を記念したライヴ録音が復活!
キャニオンクラシックス原盤、約20年ぶりの新装再発売。増田良介氏の新原稿、宇野功芳氏による初出時の解説付。
今回の復刻のために新規で江崎友淑氏がマスタリング。シリアル・ナンバー付700セット限定盤!

朝比奈隆にとってチャイコフスキーは、恩師メッテルからの衣鉢を継ぐ若い時代からの重要なレパートリー。「演奏する者の主観的感情を盛りこんでゆかざるを得ない」との視点から、朝比奈は濃厚な表情や激しい気風をみなぎらせ、熱い演奏を展開、随所に見得を切る姿などは、ファンにとってはたまらない魅力でしょう。これらの音源は1990年、チャイコフスキー生誕150年を記念したライヴで、朝比奈82歳時の重要なモニュメントです。尚、1991年の初出時は交響曲3枚のセットでリリースされ、その後第5番のみARTON盤で出た後、2011年に単独で再発がされていました。今回の復刻はセットとしては約30年振り、単独発売後では約20年振りの復刻となります。今回は、リャードフを入れた新規の3枚組としています。また、価格的にも初出時はCD3枚組で税込にすると\8,000前後でした。今回の復刻では新規でマスタリングも行っていますので、ファンならずとも注目です。増田良介氏の書下ろし新原稿、1991年発売時の宇野功芳氏の原稿を再録、2021年江崎友淑による新マスタリング、緑色レーベルを使用しました。原盤はキャニオンクラシックスです。

これらの録音は1990年のチャイコフスキー生誕150年を記念して、大阪のザ・シンフォニーホールにおいて「朝比奈隆の軌跡IV」としてコンサートが行われた際のライヴ録音で、10月5日に「第4番」、翌月に「第5番」、12月に「悲愴」と、ひと月毎に演奏会が開催されました。元々朝比奈はロシア人のメッテルに指揮を師事しており、1939年、31歳に指揮デビューをした際のメインもチャイコフスキーの「第5番」でした。若い時はロシアと東欧の作品を多く振っており、元々チャイコフスキーに対する親近感や作品に対する聴衆の人気等から、朝比奈にとっては独墺系と並ぶレパートリーになっていたようです。ただ、晩年はドイツ作品中心に絞られてきており、指揮をする機会は減っていきました。しかしチャイコフスキーに関しては比較的多く指揮を行っており、残された録音では今回の1990年以降でも多くの音源が残されています。各曲の市販盤の録音数は、「第4番」はこの1990年盤が唯一(演奏自体は複数回行われていました)、「第5番」は4回(今回の1990年盤は第3回目)、「悲愴」は6回(今回の1990年盤は第2回目)も残されています。朝比奈のチャイコフスキー演奏の特徴は、楽譜に忠実に再現しようと試みる独墺系と異なり、かなり自由度が高いと言えるでしょう。テンポの動かし方や表情など、毎回異なると言ってよいほどであり、作品の魅力を様々な角度から紹介する、エンタメ的要素が高いのではと思わせます。もちろん、真に作品に共感しているからこそ成し得た技であり、親しみを広く共有しているかのようにも映ります。そこに朝比奈の魅力が詰まっており、晩年までチャイコフスキーを好んでいた理由もあるのではないでしょうか。

今回の解説書は、序文に新規で増田良介氏による序文解説を掲載し、91年の初出時解説を執筆した宇野功芳氏の文章も収録。音質にも留意し、オクタヴィア・レコードの代表である江崎友淑氏の手で今回の発売のために新規でマスタリングを行いました。シリアル・ナンバー・シール付の700セット限定でリリースいたします。
(2/2)

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朝比奈隆 新日本フィル1970年代ライヴ集成 (ブルックナー:交響曲第4番&第8番、ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」、他 全5曲)

朝比奈隆 新日本フィル1970年代ライヴ集成 (ブルックナー:交響曲第4番&第8番、ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」、他 全5曲)<タワーレコード限定>

朝比奈さんの没後20年記念で出された新日本フィル名演集のシングルレイヤーSACDです。
ハイドンが珍しいですね。
1977年ころは、朝比奈さんのブルックナーが注目され始めた頃ですね。
私は、当時関西在住でしたので、大阪での公演はいろいろ聴いていますが、当時の東京の生は聴いていないのです。
CDはすべて持っていますが、SACD化で非常にい音になっています。

【曲目】
1. ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:交響曲 第3番 変ホ長調 「英雄」 Op.55
2. フランツ・ヨゼフ・ハイドン:交響曲 第10番 ニ長調 Hob.I-10
3. アントン・ブルックナー:交響曲 第4番 変ホ長調 「ロマンティック」(ハース版)
4. フランツ・ヨゼフ・ハイドン:序曲 ニ長調 Hob.Ia-7
5. アントン・ブルックナー:交響曲 第8番 ハ短調(ハース版)

【演奏】
新日本フィルハーモニー交響楽団
朝比奈 隆(指揮)

【録音】
1977年4月2日
東京文化会館 新日本フィルハーモニー交響楽団 特別演奏会 東京文化会館 (1)
1979年3月8日
東京文化会館 新日本フィルハーモニー交響楽団 第67回東京定期演奏会 東京文化会館 (2,3)
1977年4月15日
東京文化会館 新日本フィルハーモニー交響楽団 第48回定期演奏会 東京文化会館 (4,5)

【原盤】
TOKYO FM

※世界初SACD化。SACDシングルレイヤー(SACD対応プレーヤーでのみ再生可)。2ch可逆圧縮方式
※TOKYO FM所蔵のオリジナル・アナログマスターテープから96kHz/24bit化を行ったマスターを基に、2020年にALTUSレーベルの斎藤啓介氏により、最新デジタル・マスタリング
※所々、マスターに起因するノイズや一部ドロップアウト、編集が存在します。予めご了承ください。
※通常ジュエルパッケージ仕様
※盤印刷面:緑色仕様
※解説:実相寺昭雄氏「朝比奈先生とわたし」(13P)、東条碩夫氏「朝比奈隆と新日本フィルの記念すべきアルバム集成」(6P)他、解説書合計28ページ(TFMC-0017/20 に掲載されたものを再編集)

「朝比奈伝説」の核心!今に語り継がれる白熱のライヴが世界初SACD化。
朝比奈隆/新日本フィル1970年代の5曲のライヴを集成。ALTUS斎藤氏による最新マスタリング。
シングルレイヤーの利点を生かし228分もの演奏を1枚のディスクに収録

2021年、朝比奈隆没後20周年記念盤。「TOKYO FM アーカイヴ・セレクション」の名演がタワーレコード限定で初SACD化!ファンの間で熱く今に語り継がれる1970年代の朝比奈と新日本フィルによる白熱のライヴ。ハイドン、ベートーヴェン、ブルックナー、3人のシンフォニストに真っ向から挑んだ一期一会の大演奏です。シングルレイヤーの利点を生かし228分もの演奏を1枚のディスクに収録、また今回のために、96kHz/24bitのマスター音源から新たにAltusレーベルの斎藤啓介氏による新規リマスタリングを施し音質も大幅にパワーアップ。まとめて聴くとまさに壮観、偉大な演奏に脱帽します。ブックレットには朝比奈と親交があり、彼の良き理解者である映画監督実相寺昭雄氏の貴重なエッセイも収録!
朝比奈隆は新日本フィルの定期に1975年に初めて登場して以来、1980年代から90年台にかけて更に親密な関係を築きましたが、創立してから5年目に当たる1977年4月の「英雄」と、ブルックナーの交響曲第8番が重要な契機になったと言われています。今回復刻する音源がまさにこの時のライヴで、特に特別演奏会での「英雄」、当日の熱狂的な雰囲気が伝わってくる名演です。当時、小澤征爾や小泉和裕の音楽作りとは恐らくかなり離れていた作風であった朝比奈との演奏に、当初は新日フィルが戸惑いや迷いがあった可能性がありますが、共演を重ねるにつれ、両者が融合されていった初期の過程を、高音質であるからこそ、今回のSACDにおいてはとりわけ良く捉えていると言えるでしょう。同じく同年同月のブルックナー:交響曲第8番は氏にとって6回目のライヴにあたり、演奏回数も「第7番」に次ぐ回数を誇っているだけあって既に安定した解釈で聴く者を納得させます。尚、この「第8番」ではライヴ中にネコの鳴き声が混入しており、その意味でも良く知られた演奏かも知れません(内容に関しては解説書にある東条氏の文を参照ください)。また、1979年3月の「第4番」は氏のブルックナー演奏の中でも一番機会が多かった作品であり、大阪フィル以外でも多く客演で指揮をしています。ちょうどこの年の前年には日本人初となるブルックナーの交響曲全集を完成させ(ジァンジァン原盤)、東京交響楽団や札幌交響楽団とも演奏を行っている時期に当たります(1978年12月14日。札響とのこの音源はタワー企画盤で2015年にリリース(TWFS-90006))。さすがに堂に入った演奏で、あらためて氏のブルックナー愛を感じる瞬間が至る所にあり、高音質での復刻に相応しい録音と言えるでしょう。尚、今回の解説書は、前回の市販CD発売時の解説他を一部編集した上でそのまま掲載しています。

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朝比奈隆 大阪フィル キャニオン2回目 SACDで再発売

朝比奈さんのベートーヴェン交響曲全集、キャニオンの2回目の全集が、SACDで再発売されます。

キャニオンのこの全集はセットの他、HDCD、SACDでバラ売りで出ていました。

1996年から1997年にかけてライブ録音されています。

今回、ハイブリッドSACDですが、キャニオン時代のSACDのはマルチチャンネルだったのですが、今回は、ステレオだそうです。タワーレコードに照会しました。
朝比奈さんの最後のブルックナーは、EXTONで録音しましたが、9番のSACDはマルチでしたが、あとは全部ステレオで出ました。今回は、キャニオンの録音ですが、EXTONで制作していつので、やはりマルチではなく、ステレオのようです。

ベートーヴェン 交響曲全集 キャニオン2回目

※タワーレコード限定販売
※SACDハイブリッド盤
※歌詞対訳付(10)
※限定700セット。通常ジュエルケース仕様(マルチケースにCD6枚入)
※シリアル・ナンバー・シール付(シリアル・ナンバーは、外箱の裏側に貼付しておりますため外から見えず、お選びいただくことはできません。ランダムでのお渡しとなります。ご了承ください)
※24bitマスターからの2020年最新マスタリング音源使用。(マスタリング・エンジニア:江崎友淑氏)
※盤印刷面:緑色仕様
※オリジナルマスターから起因するノイズ等がございますが、ご了承ください。
※解説書:西濱秀樹氏(新規序文解説)、宇野功芳氏(初出時:解説解説)他、解説書合計22ページ

ベートーヴェン生誕250年記念企画。ザ・シンフォニーホールで1996-97年に収録された、風格と貫禄、一球入魂のごとき感動のライヴ!第6回目の全集が約10年ぶりに再発売!今回の復刻のために新規で江崎友淑氏がマスタリング。宇野功芳氏による初出時の演奏解説付。シリアル・ナンバー付700セット限定盤!

朝比奈隆が、90歳を迎える前の96年から97年にかけて完成させた、大阪フィルとの第6回目のベートーヴェン全集を最新のマスタリングで復刻します(第5回目の全集は2020年4月25日にこの企画第1弾として発売済[OVEP00007])。5回目完成時、「もうこれで全集は打ち止めです」(インタビューより)と語った巨匠は、その4年後再び機会を得、新たに内なる炎を燃焼し挑んだ、入魂のライヴです。「英雄」の雄大なスケール、「田園」の懐深い滋味、「第7番」の巨木の鳴動など、すべてが剛毅な風貌に包まれた正道の音楽。宇野功芳氏による演奏解説全文、2020年江崎友淑による新マスタリング、西濱秀樹氏(山形交響楽団専務理事)による書下ろし新原稿、SACDハイブリット仕様とセールスポイントも満載。初出はキャニオンクラシックスで、今回約10年ぶりの再発売となります。今回の復刻では、初出時(通常CD)の特典盤、宇野功芳氏監修・選曲の<朝比奈・ベートーヴェン・ベスト>1CDを含んだ8枚組でのセットを、<ベスト>CDを除いて6枚組に組み直しています。また、SACDハイブリッド盤としては、2008年にキャニオンクラシックスから各\2,857で7枚分が単売されていましたのでそれ以来の復刻となりますが、この2008年再発の際にマスタリングを担当したのが、江崎氏でした。今回、12年振りに同じく江崎氏により再度前回を踏まえた上での最新マスタリングが行われています。
(1/2)
タワーレコード (2020/06/29)
この録音は、最晩年では1988-89年にかけて収録された第4回目のfontec盤、第5回目の1991-92年にかけてのキャニオンクラシックス盤の全集の後、1996年11月から97年7月にかけてライヴ収録された同じくキャニオンクラシックスの通算6回目に当たります。第5回目はライヴの一環での収録(聴衆を入れて「レコーディング・コンサート」という形での公開収録)を中心として、大阪フィルハーモニー会館でのスタジオ収録も行われた、朝比奈の晩年としては珍しいセッション的要素も入っていたのに対し、この第6回目ではザ・シンフォニーホールで開催された「朝比奈隆ベートーヴェンチクルス」のライヴが収録されました。ホールの響きの美しさは格別で、当時のキャニオンクラシックスによる録音も見事です。この録音には朝比奈のベートーヴェンの神髄が残されていると言っても過言ではありません。。朝比奈88歳時の記録であり、この後も1998年の新日本フィルとのものや、2000年の3月から12月にかけての最晩年の全集もありますが、長年連れ添った大阪フィルであることと、同じロケーションで行われたこの第6回目の全集は、バランス的にも完成度が高い録音と言えます。

今回の復刻は高音質としては12年振りですが、その間の復刻技術の進歩は目を見張るものがあります。特にマスタリング技術により、ハイレゾではない当時のデジタル録音であってもより良い音質で再現することができるようになりました。この音源はオリジナルの24ビットレコーディングのスペックを鑑み、SACDハイブリッド盤として再発することにいたしました。尚、曲によって拍手の有無がありますが、これは初出時の形態のままとなっています。

今回の解説書では、序文に新規で西濱秀樹氏による序文解説を掲載し、初出時の演奏解説を執筆した宇野功芳氏の文章全文も収録、音質にも留意し、オクタヴィア・レコードの代表である江崎友淑氏の手で、今回の発売のために新規でマスタリングを行いました。朝比奈のベートーヴェン生誕250年記念復刻企画の第2弾としまして、シリアル・ナンバー・シール付の700セット限定でリリースいたします。
(2/2)
タワーレコード (2020/06/29)

構成数 | 6枚

エディション | Remaster
【曲目】
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:交響曲全集
<DISC1>
1. 交響曲 第1番 ハ長調 作品21
2. 交響曲 第4番 変ロ長調 作品60
<DISC2>
3. 交響曲 第2番 二長調 作品36
4. 交響曲 第5番 ハ短調 作品67「運命」
<DISC3>
5. 交響曲 第3番 変ホ長調 作品55「英雄」
<DISC4>
6 交響曲 第6番 ヘ長調 作品68「田園」
7. 交響曲 第8番 ヘ長調 作品93
<DISC5>
8 交響曲 第7番 イ長調 作品92
9. リハーサル風景 ― 交響曲 第5番 第1楽章より
<DISC6>
10. 交響曲 第9番 ニ短調 作品125「合唱」

【演奏】
岡坊久美子(ソプラノ)、
竹本節子(アルト)、
林誠(テノール)、
田中勉(バリトン)、
大阪フィルハーモニー合唱団(合唱指揮:岩城拓也)
大阪フィルハーモニー交響楽団
朝比奈 隆(指揮)

【録音】
29 Nov.1996 (Sym.1&3), 20 Mar.1997 (Sym.2&6), 19 Jan.1997 (Sym.4&5), 25 May 1997 (Sym.7&8), 6 Jul.1997 (Sym.9)
Recording Location :The Symphony Hall, Osaka

【マスタリング・エンジニア】
江崎友淑(Tomoyoshi Ezaki)

【原盤】
キャニオンクラシックス

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朝比奈隆&新日本フィル・ライヴをSACD化!ブルックナー:交響曲選集(第3-5,7,8番)

朝比奈隆&新日本フィル・ライヴをSACD化!ブルックナー:交響曲選集(第3-5,7,8番) です。

新日本フィルのFONTECのブルックナーがSACDシングルレイヤーで発売されます。

朝比奈 新日本フィル ブルックナー SACD

以下タワーレコードの紹介文です。

タワーレコード・オリジナル企画盤
fontec x TOWER RECORDS
タワー企画盤 SACDシングルレイヤー 最新作!
朝比奈隆 復刻最新企画 世界初SACD化
500本限定 シリアル・ナンバー付SACDシングルレイヤー

ブルックナー: 交響曲選集(第3-5,7,8番) 1992-96<タワーレコード限定>

朝比奈隆 、 新日本フィルハーモニー交響楽団

発売日:2020年05月23日

価格:¥9,000

朝比奈隆&新日本フィルの最晩年ライヴ
昨年発売の都響とのライヴに続く第2弾!
新規でDSDマスタリングを施しSACDシングルレイヤー2枚に収録

ブルックナー:交響曲選集(第3-5,7,8番) 2枚組
(1992年5月-96年12月 ライヴ録音)

新規マスタリング 収録時間350分超 特別価格 8,192円+税
音源:fontec
デジパック仕様
2020年5月23日(土)リリース予定

販売:TOWER RECORDS
制作・発売:株式会社フォンテック

当社ではこれまで、朝比奈音源の再発売に力を入れてきました。これまで、生誕記念企画としてSACD化含め多くの録音を復刻しており、継続して今後も企画盤として取り上げていきたいと考えています。今回は2019年に続き、fotec原盤のブルックナー音源のなかから、新日本フィルとの1992年から96年にかけてのライヴ音源を最新で復刻いたします。前回の東京都交響楽団とのライヴ音源と重なる曲はありますが、今回の再発で特筆すべきは、演奏会で取り上げるにあたって朝比奈自らが曲をセレクトしたという点と、加えて1996年の「第3番」を収録している事です。この「第3番」は演奏会では生涯で9回のみ取り上げた曲であり、今回収録のものはその最後の演奏会での貴重な記録です(8,9回目の演奏)。全5曲に新規DSDマスタリングを施し、SACDシングルレイヤー盤として復刻いたします。収録時の会場の雰囲気や豊かな間接音、そして何より解釈とオケの反応がつぶさにわかる高音質音源は、朝比奈の魅力を十全に今の我々に伝えてくれます。今回、SACDシングルレイヤーならではの長時間収録のメリットを生かし、350分超の収録時間分を、2枚組で復刻いたします。尚、今回の発売では500本の完全限定盤、シリアル・ナンバー付の仕様としています。

*尚、下記商品の仕様、発売日等は予告なく変更する場合がございます。

ブルックナー:交響曲選集(第3-5,7,8番) 1992-96
朝比奈隆、新日本フィル
[TWFS90016/7 (2SACD) 8,182円+税]

※ 世界初SACD化。デジパック仕様。スリップケース付
※ SACDシングルレイヤー *このディスクはSuper Audio CD(シングルレイヤー)です。対応プレーヤーでSuper Audio CD再生モードにしてお楽しみください。通常のCDプレーヤーでは再生できません。
※ 500本完全限定盤。シリアル・ナンバー付(シリアル・ナンバーは、本体の裏側にシール貼付しておりますため外から見えず、お選びいただくことはできません。ランダムでのお渡しとなります。ご了承ください)
※ 初発売時のジャケット・デザインを使用。解説書にも一部採用
※ 2020年最新DSDマスタリング音源使用(2.8MHz)。マスタリング・エンジニア:佐藤 典雄氏。編集機:Merqing Technology Pyramix(masscore)ver.9 データレート:DSD5.6MHz
※ 解説:岩野裕一氏、金子建志氏。解説書合計48ページ。解説書は初出時の各解説を掲載

朝比奈のSACD化企画第2弾。1992年から翌年にかけて行われた新日本フィルへの客演時の朝比奈自身が選んだ「ブルックナー後期交響曲チクルス」の4曲と、稀少な「第3番」を新規でDSDマスタリングを施しSACDシングルレイヤー2枚に集成!最期に到達した朝比奈の至高の芸術が世界初SACD化。従来解説を網羅した解説書合計48ページ

ブルックナー: 交響曲選集(第3-5,7,8番) 1992-96<タワーレコード限定>

ブルックナー: 交響曲選集(第3-5,7,8番) 1992-96<タワーレコード限定>

朝比奈隆 、 新日本フィルハーモニー交響楽団

発売日
2020年05月23日

価格
¥9,000

予約する

【収録曲】
アントン・ブルックナー:交響曲選集

1. 交響曲 第3番 ニ短調(第3稿 改訂版)
2. 交響曲 第4番 変ホ長調「 ロマンティック」(ハース版)
3. 交響曲 第5番 変ロ長調(ハース版)

4. 交響曲 第7番 ホ長調(ハース版)
5. 交響曲 第8番 ハ短調(ハース版)

【演奏】
新日本フィルハーモニー交響楽団
朝比奈隆(指揮)

【録音】
1996年12月12日 東京文化会館 16日 オーチャードホール(1)、
1992年5月13日 東京文化会館 15日 オーチャードホール(2)、
1992年9月2日 サントリーホール(3)、 1992年9月8日 サントリーホール(4)、
1993年2月16日 サントリーホール(5) 以上ライヴ録音

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朝比奈隆 最後のブルックナー (交響曲第4,5,7-9番) EXTON リマスター

朝比奈さん、最後の年のブルックナーがまとめて出ます。
エクストンですべて発売されているものですが、リマスターされているようで、音質は期待できますね。
ただ、シングルレイヤーで聴いてみたかったというのが本音です。

朝比奈さんの2001年は、精力的にブルックナーを取り上げていました。

その中で、出来のよい演奏を選んだものです。
第4番が特別演奏会、第5番、第9番が朝比奈隆の軌跡、第7番が大阪定期、第8番は東京定期2回の編集、です。

毎年、ザ・シンフォニーホールで、朝比奈隆の軌跡というシリーズを行っていましたが、この年はブルックナーで、最晩年の演奏は、すべて録音されたので、これをベースに当初から連続演奏を予定していました。
このシリーズでは、第5番、第8番、第9番の3曲を取り上げました。これは全部生演奏を聴きました。
そのほかに、定期演奏会で第7番と第8番,東京定期演奏会で第8番を2回。特別演奏会で第4番を、名古屋で題8番が演奏されました。東京のは聴けませんでしたが、あとは全部生演奏を聴きました。

第8番は、4回演奏していますが、東京定期演奏会での2回分を編集しています。
このシリーズでは、第8番と第9番は、DVDも出ています。
第8番は、名古屋公演が非常にすばらしく、私もレコード会社に発売要望をしていました。それが受け入れられたかどうかわかりませんが、DVD-Audioとの抱合せという変な形で出ました。

朝比奈隆の軌跡での第8番は、朝日放送で放送されました。DVDの企画が発表されていましたが、実現しませんでした。
大阪定期での第8番は、あまり出来がよくないと思いました。

このほかに、10月に第3番の予定がありましたが、朝比奈さんが入院してしまったので、実現しませんでした。

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個々の演奏のコメント

第4番 
第5番
第7番
第8番
第9番

同時期の演奏
第8番 名古屋

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朝比奈隆 最後のブルックナー (交響曲第4,5,7-9番)

※タワーレコード限定販売
※SACDハイブリッド盤
※2002年度レコード・アカデミー賞(交響曲部門)受賞(銅賞) (第8番)
※初セット化
※限定700セット。通常ジュエルケース仕様(2枚組×2+1枚ケースを箱に収納)
※シリアル・ナンバー付(シリアル・ナンバーは、外箱の裏側に貼付しておりますため外から見えず、お選びいただくことはできません。ランダムでのお渡しとなります。ご了承ください)
※DSDマスターからの2019年最新マスタリング音源使用。(マスタリング・エンジニア:江崎友淑氏)
※盤印刷面:緑色仕様
※オリジナルマスターから起因するノイズ等がございますが、ご了承ください。
※解説書:山崎浩太郎氏「朝比奈のブルックナー・オデッセイ、その終着点」(新規序文解説)、岩野裕一氏、鈴木貞治氏、小野寺昭爾氏、木之下晃氏、宇野功芳氏(解説&曲目解説)、朝比奈隆「略年譜」、「ブルックナー作品指揮記録」(初出時掲載)付、解説書合計52ページ

生誕111年記念企画。この世への告別となった、記念碑的ブルックナー!2000年秋からスタートし、2001年の9月までの朝比奈隆最後のブルックナー・チクルス、全5曲を7枚組に集成。
今回のセット化のためにDSDマスターから新規でマスタリング。宇野功芳氏による初出時の各解説付。シリアル・ナンバー付700セット限定盤!

これらの収録は2000年秋からスタートし、2001年の9月までの朝比奈隆最後のブルックナー・チクルスの記録です。収録の5曲が、すべてこの指揮者のたどり着いた至高の名演で、特に掉尾を飾った「第9番」は、亡くなる3か月前のまさしく遺品。ブルックナーは朝比奈にとって終生を懸けたレパートリーであり、このセットにはその最終章が刻印されています。ブルックナーを愛するすべての人に捧げる、巨匠最大の遺産。山崎浩太郎氏による新規序文解説、初出盤からの宇野功芳氏による演奏についてと曲目の全解説を掲載し、オリジナル録音時のプロデューサー、オクタヴィア・レコードの江崎友淑氏による2019年新マスタリングを採用。音質的にも最新でリメイクを行いました。朝比奈の”ブルックナー演奏記録”などデータも掲載。ぜひ座右に置いていただきたいメモリアル盤です。今回、朝比奈生誕110年&111年記念企画の最終章としまして、シリアル・ナンバー付、700セット限定盤として復刻いたします。

このラスト・ブルックナー・シリーズはオクタヴィア・レコードによって朝比奈の最晩年にライヴ収録された音源で、初出以来、大きな反響&評価を得ました。第8番は2002年のレコード・アカデミー賞(銅賞)を受賞し、膨大にある朝比奈のブルックナー芸術の終着点であることも含め、まさにこれらの音源は記念碑的な録音として日本のレコード史に名を残す名演です。最終的に収録は5曲となってしまったことは残念ですが(最晩年、初期の交響曲の演奏は行わなかったにせよ)、特に亡くなる約3か月前である2001年9月24日の「第9番」は遺品とも言って良い演奏で、総決算的な意味合いと、最初に指揮をしたブルックナー作品が「第9番」であった事実(1954年2月26日。関響と)を含め、朝比奈隆という日本が誇るブルックナー指揮者の軌跡を辿る面でも、非常に感慨深い録音です。壮大なスケールで描かれる他の4曲もこの時期ならではのものであり、朝比奈ファンならずともブルックナーが本来持つ音楽性が存分に表出された稀にみる演奏で、特にSACD層ではより精度高く、朝比奈のニュアンスが伝わります。

今回の解説書では、序文に新規で山崎浩太郎氏による解説を掲載し、初出時に各盤で解説&曲目解説を執筆した宇野功芳氏の文章も全て収めています。さらに、音質にも留意し、オクタヴィア・レコードの代表である江崎友淑氏の手で、今回の発売のためにDSDマスターから新規でマスタリングを行いました。シリアル・ナンバー付の700セット限定でリリースいたします。

タワーレコード (2019/11/20)

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朝比奈隆 大阪フィルハーモニー交響楽団 名演集【特別収録】ブリテン: 青少年のための管弦楽入門(1962年頃録音)<タワーレコード限定>

朝比奈さんのビクター録音のSACD化です。

第100回定期演奏会のマーラーの交響曲第8番、
第200回定期演奏会のフルトヴェングラーの交響曲第2番
を含みます。どちらもタワーでCD化されました。

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【曲目】
<DISC1>
1. マーラー:交響曲 第8番 変ホ長調 「千人の交響曲」
樋本 栄、岡田晴美、永井和子(ソプラノ)、
桂 斗伎子、羽場喜代子(アルト)、
伊藤富次郎(テノール)、
三室 堯(バリトン)、
楯 了三(バス)、
大阪音楽大学、大阪メンズコーラス(第1混声合唱)、
アサヒコーラス、
グリーンエコー、
アイヴィコーラス、
関西歌劇団、
コードリベットコール(第2混声合唱)、
大阪・神戸・奈良放送児童合唱団(児童合唱)
ゲルハルト・ヒッシュ(独唱・合唱指揮)、
朝比奈千足、桜井武雄、宇宿允人(合唱主任)
《録音:1972年6月5、6日/大阪フェスティバルホール》

2. シベリウス:交響曲 第2番 ニ長調
《録音:1978年11月22日/大阪フェスティバルホール》

3. 石井眞木:日本太鼓とオーケストラのための「モノ・プリズム」
鬼太鼓座(日本太鼓)
《録音:1978年11月22日/大阪フェスティバルホール》

4. 「オーケストラ名曲コンサート」~
ワーグナー:歌劇「ローエングリン」第3幕への前奏曲、
ワーグナー:歌劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲、
ヴェルディ/外山雄三編:歌劇「アイーダ」大行進曲、
グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲、
ブラームス:ハンガリー舞曲 第5番、
スッペ:喜歌劇「軽騎兵」序曲、
オッフェンバック:喜歌劇「天国と地獄」序曲、
マスカーニ:歌劇「カバレリア・ルスティカーナ」間奏曲、
ケテルビー:ペルシャの市場にて
外山 滋(オッフェンバック:ヴァイオリン独奏)
《録音:1980年2月4、5日/藤井市民総合会館》

<DISC2>
5. ショスタコーヴィチ:交響曲 第5番 ニ短調
《録音:1981年2月16日/大阪フェスティバルホール》

6. ベートーヴェン:交響曲 第1番 ハ長調
《録音:1982年7月7日/東京文化会館》

7. フルトヴェングラー:交響曲 第2番 ホ短調
《録音:1984年7月2日/東京文化会館》

8. 【特別収録】ブリテン:青少年のための管弦楽入門
帆足まり子(ナレーション)
ビクター・シンフォニー・オーケストラ
《録音:1962年頃》(ステレオ録音)

大阪フィルハーモニー交響楽団
朝比奈 隆(指揮)

【原盤】
Victor Entertainment

朝比奈隆 大阪フィルハーモニー交響楽団 名演集【特別収録】ブリテン: 青少年のための管弦楽入門(1962年頃録音)<タワーレコード限定>

  ↓  ↓  ↓

朝比奈隆 生誕111年記念企画。Victor原盤のSACDシングルレイヤー・プロジェクト最新第5弾。大フィルとのビクター時代の様々な名演を年代順に収録した2枚組。初DISC化となる1962年頃録音の教材用ブリテンも特別収録!555本限定のシリアル・ナンバー付。《ライナーノート全52ページ》初出LPの解説を復活掲載。宇野功芳、小石忠男、秋山邦晴ほか豪華執筆陣による充実の解説集。初出LPジャケット資料集。収録時間380分超。シングルレイヤーならではの利点を生かした長時間収録。2枚のディスクにすべてを収録!

朝比奈隆と手兵・大阪フィルがビクターに残した名演の数々を最新リマスターのもとに初SACD化。大阪フィル第100回定期演奏会で取り上げ大阪初演となったマーラー《千人》は実際に1,000人集めて演奏した記念碑的ライヴ。朝比奈がベルリンで邂逅し言葉を交わしたフルトヴェングラーの没後30年記念として演奏された《交響曲第2番》は作曲家フルトヴェングラーの真価を伝える名演。ポピュラー名曲集では往年の名指揮者然とした堂々たる指揮ぶりが実に頼もしく、シベリウスやショスタコーヴィチでの壮大な音響もまさに朝比奈。他にも珍しい音源として、鬼太鼓座と共演した石井眞木《モノ・プリズム》や、ビクターで2種発売された全集セットには未収録だったベートーヴェンの1番(82年)を収録。さらに、教材用として流通していたEP盤以来のリリースとなる1962年頃録音のブリテンを特別収録!ファン注目の超貴重音源です。

復刻に際しては杉本一家氏による最新のリマスターを施しました。豊饒かつ充実、永遠に愛される朝比奈サウンドをご堪能ください。前作と同様にシングルレイヤーならでは長時間収録という利点を生かし、総演奏時間380分超を収録。2枚のシングルレイヤーSACDにまとめました。長時間収録を実現しました可逆圧縮方式に関しましての記述は、角田郁雄氏による後述の「このSACDについて」の記述を参照ください。

今回の復刻では、朝比奈隆の生誕111年記念としまして555セット完全限定のシリアル・ナンバー付でリリースいたします。外箱のジャケット面にはマーラー:交響曲第8番の素材を使用(文字を変更)し、解説書の表紙と裏表紙には象徴的なフルトヴェングラー:交響曲第2番を、DISCを収納しているデジパックの表面にはショスタコーヴィチの各オリジナル・ジャケット・デザインを配置しています。解説書は各リリース時のオリジナル解説を収納。全52ページにわたる解説書の後ろには、LP初出時の各ジャケット資料集等のページも設けました。
(1/2)

<宇野功芳氏の解説より抜粋>
~それにしても、ショスタコーヴィッチの第1楽章は見事であった。冒頭の引き締まったリズムと響きの立派さはいかばかりであろう。激しい気迫が結晶化した音に凝縮し、厳しさを伴って余剰がまったくない。緻密にじっくりと、少しも気分に流されない音楽は微動もせずに進められ、粛然として襟を正させるものを持っており、時には崇高でさえある。~(ショスタコーヴィチの解説より抜粋)

<このSACDについて>
SACDシングルレイヤー盤で制作される名演奏の数々。そこには、最近、ちょっとした誤解があるように思える。それは、シングルレイヤー盤であっても、音源が圧縮されていると音質が劣化していると言われることだ。実際は、単なるデータ圧縮ではなく、CDより情報量の多いSACDのために考え出された可逆圧縮方式。ディスク・ドライブで読み取られた後、元の情報量に戻すというもので、音質劣化はまったく感じさせない。そもそも音質のコアとなる重要なポイントは、CD層が存在しないことと、本アルバムのようにエンジニアが長年培ってきたマスタリング技術が活かされていることだ。ぜひ、オリジナル音源に迫る臨場感に溢れた、この素晴らしい演奏を堪能して頂きたい。
オーディオ評論家 角田郁雄
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タワーレコード (2019/07/10)
タワーレコード (2019/07/10)

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朝比奈隆 大阪フィル ブラームス交響曲全集1回目ビクター録音 SACDシングルレイヤー タワーレコード

朝比奈隆 大阪フィルの最初のブラームス交響曲全集がSACDで発表されます。

神戸文化ホールで、すこしだけ聴衆を入れてでの録音です。
私は、残念ながら、就職して東京勤務になったため、この録音には立ち会っていません。
この録音プロジェクトの最中に、コンサートマスターの安田さんが、交通事故で亡くなるという大フィルにとっての危機的な状況になった時期でもあります。

※世界初SACD化
※SACDシングルレイヤー *このディスクはSuper Audio CD(シングルレイヤー)です。対応プレーヤーでSuper Audio CD再生モードにしてお楽しみください。通常のCDプレーヤーでは再生できません。
※単体デジパック仕様
※600本完全限定盤。シリアル・ナンバー付(シリアル・ナンバーは、本体箱の裏側に貼付しておりますため外から見えず、お選びいただくことはできません。ランダムでのお渡しとなります。ご了承ください)
※CDセット発売時のジャケット・デザインを使用。解説書は初出LP発売時のジャケット・デザインを一部使用
※2019年最新マスタリング音源使用(マスタリング・エンジニア:杉本 一家氏)
※解説書合計28ページ
※解説書:「朝比奈隆、唯一のブラームス全集~多情多感な音楽(宇野功芳)」(3ページ)*。「曲について(宇野功芳)」(3ページ)*。「交響曲第1番 解説(小石忠男)」、「交響曲第2番 解説(宇野功芳)」、「交響曲第3番 解説(門馬直美)」、「交響曲第4番 解説(村田武雄)」。「演奏者プロフィール(藤田由之)」。LP資料集、CD資料集。*1993年5月1日発売の交響曲全集CD(VICC40162-65)より再使用しております*。*演奏について、及び楽曲解説他は1979,80年発売の初出LPのものを再使用しております。

朝比奈隆 生誕111年記念企画。Victor原盤のSACDシングルレイヤー・プロジェクト最新第4弾。朝比奈初のブラームス:交響曲全集を世界初SACD化!600本限定のシリアル・ナンバー付。《ライナーノート全28ページ》宇野功芳氏&小石忠男氏他によるLP初出時の曲目解説に加え、セットCD発売時の宇野氏「朝比奈隆、唯一のブラームス全集~多情多感な音楽」と「曲について」を掲載。初出LPジャケット資料集。収録時間180分超。シングルレイヤーならではの利点を生かした長時間収録。1枚のディスクにすべてを収録!

1979年から1980年にかけて神戸文化ホールで行われた、大阪フィルとのブラームス全交響曲の公開録音。1曲ずつLPで発売された当録音は、朝比奈隆にとって初のブラームスの交響曲全集録音となりました。既に御年70歳を超えた巨匠による風格にみちた重厚な音楽は、まさに満を持してのブラームスと思わせる演奏内容です。CD時代になり1993年に全集セットが発売されるも、以来再発売の無い希少盤となっていました。このたび杉本一家氏による最新のリマスタリングで初SACD化。シングルレイヤー盤の容量を活かし、各曲40分越えの大演奏をなんと1枚のディスクに収めました。好評を博しました2018年復刻のビクター原盤のブルックナー交響曲全集、そして全集に収録されなかった東京カテドラルの1980年と83年のライヴを収めた2種のSACDシングルレイヤー盤、そして2018年末にリリースした第3弾の1977・78年に行われたベートーヴェンの交響曲全曲とミサ曲2曲のライヴ録音を集成した3枚組のSACDシングルレイヤー盤に続く、待望の第4弾です。

この録音は全集としては4種存在する朝比奈のブラームスのなかでも、1番最初に録音された音源として価値が高い音源と言えます。しかしながらCD時代においては1988年の第1番と第2番のみ単売で復刻されたあと、1993年に1度だけ全集としてまとまって以降は一度も再発売されていませんでした。録音時の朝比奈は70歳という指揮者としては最盛期にあり、この時の収録ではセッション録音というより、むしろ聴衆を入れてのライヴに近い公開録音を選び、尚且つほぼ1回録りという方法を選択しています。録音は4/13の第2番から始まり、翌日に第3番、3日置いて第1番で進行しましたが、第4番だけは翌年の2/10&11の収録となっています。同じ会場でほぼ同じ編成ということもあり、当時のビクターの録音陣はこれら4曲を近い条件で収録できたようで、このコンビの録音の中では安定感のある、極めて高水準の録音に仕上っているのが特徴です。弦楽器の柔らかな音色は非常に魅力的で、今回のSACDではその長所が十全に活かされています。また、聴衆がいることでライヴに近い臨場感や会場の雰囲気、朝比奈と大阪フィルの高揚感をも録音が良く捉えているため、SACDの特筆である倍音の伸びやホールの間接音もこれまで以上に実感として感じることができます。
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タワーレコード (2019/03/27)

復刻に際しては最新のリマスターを施し、1枚のシングルレイヤーSACDにまとめました。豊饒かつ充実、永遠に愛される朝比奈サウンドをご堪能ください。前作と同様にシングルレイヤーならでは長時間収録という利点を生かし、総演奏時間180分超をSACDシングルレイヤー盤として1枚で、CDセット時の価格\8,000に対し、今回\5,555+税の特別価格でリリースいたします。尚、今回1枚収録を実現しました可逆圧縮方式に関しましての記述は、角田郁雄氏による文末の「このSACDについて」の記述を参照ください。
今回の復刻では、朝比奈隆の生誕111年記念としまして600セット完全限定のシリアル・ナンバー付でリリースいたします。デジパックのジャケットには唯一セットとして発売された1993年の時のオリジナルCDジャケット・デザインを採用しました。また、解説書の表紙はLP初出時の第1番と第4番のオリジナル・ジャケット・デザインを使用しています。解説書は28ページにおよび、1979-80年のLP初出時の各ジャケットと、CD単売時(1,2番のみ)のジャケットも掲載してあります(モノクロ)。それぞれLP初出時の解説に加え、CD発売時の全集BOXリリース時に掲載された宇野功芳氏による「朝比奈隆、唯一のブラームス全集~多情多感な音楽」と、「曲について」の文章も収録した、まさに完全版です。
<宇野功芳氏の解説より抜粋>
「第2」がとりわけ自由なのは、そのときの朝比奈の心境がそうであり、その心境に正直に従い、裸になって自分の心を吐露したからであろう。録音終了後、指揮者から「今度は少し自分を出させてもらいました」という手紙をもらったが、彼がこういうことを口にすること自体、稀有なことといわねばならない
<このSACDについて>
SACDシングルレイヤー盤で制作される名演奏の数々。そこには、最近、ちょっとした誤解があるように思える。それは、シングルレイヤー盤であっても、音源が圧縮されていると音質が劣化していると言われることだ。実際は、単なるデータ圧縮ではなく、CDより情報量の多いSACDのために考え出された可逆圧縮方式。ディスク・ドライブで読み取られた後、元の情報量に戻すというもので、音質劣化はまったく感じさせない。そもそも音質のコアとなる重要なポイントは、CD層が存在しないことと、本アルバムのようにエンジニアが長年培ってきたマスタリング技術が活かされていることだ。ぜひ、オリジナル音源に迫る臨場感に溢れた、この素晴らしい演奏を堪能して頂きたい。 オーディオ評論家 角田郁雄
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タワーレコード (2019/03/27)

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朝比奈隆 東京都交響楽団 ブルックナー: 交響曲選集(第5,7(2種),8,9番) 1993-2001<タワーレコード限定>SACDシングルレイヤー

ブルックナー: 交響曲選集(第5,7(2種),8,9番) 1993-2001<タワーレコード限定>

朝比奈さんの東京都交響楽団とのブルックナーがSACDになってまとめて出ます。
シングルレイヤーなので、専用のプレーヤーが必要になります。

もともとフォンテックの録音ですから、カテドラルの第5番は入っていません。
FONTECの録音ですが、ちょっと古い1982年の第0番も入っていません。

東京都交響楽団とは非常に相性がよく、どれもすばらしい演奏です。
とくに、最後の第7番が出色です。非常にテンポがはやいですが、充実した響きが聴けます。
第8番は、連続で2日間行ったライブですが、1日目は、リハーサルで張り切りすぎて、音が濁ってしまい、2日目が会心の出来でした。私は両方聴きましたが、このライブは2日目がメインです。

【曲目】
アントン・ブルックナー:
<DISC1>
1. 交響曲 第5番 変ロ長調 (ハース版)
2. 交響曲 第7番 ホ長調 (ハース版)
3. 交響曲 第7番 ホ長調 (ハース版)
<DISC2>
4. 交響曲 第8番 ハ短調 (ハース版)
5. 交響曲 第9番 二短調 (原典版)

【演奏】
東京都交響楽団
朝比奈隆(指揮)

【録音】
2000年3月29日 サントリーホール(1)、 1997年10月24日 サントリーホール(2)、 2001年5月25日 サントリーホール(3)、
1998年9月28日、10月1日 東京芸術劇場(4)、 1993年9月10日 東京文化会館(5)、 以上ライヴ録音

※世界初SACD化
※SACDシングルレイヤー *このディスクはSuper Audio CD(シングルレイヤー)です。対応プレーヤーでSuper Audio CD再生モードにしてお楽しみください。通常のCDプレーヤーでは再生できません。
※デジパック仕様
※500本完全限定盤。シリアル・ナンバー付(シリアル・ナンバーは、本体の裏側にシール貼付しておりますため外から見えず、お選びいただくことはできません。ランダムでのお渡しとなります。ご了承ください)
※初発売時のジャケット・デザインを使用。解説書にも一部採用
※2019年最新DSDマスタリング音源使用(2.8MHz)。マスタリング・エンジニア:佐藤 典雄氏。編集機:Merqing Technology Pyramix(masscore)ver.9 データレート:DSD5.6MHz
※解説書合計20ページ。解説書は初出時の各解説を掲載

2019年5月25日発売です。

最晩年に東京都交響楽団と行なったブルックナーのライヴ録音5曲(5,7(2種),8,9番)を、以前のCDでは計7枚に収録のところ、新規でDSDマスタリングを施しSACDシングルレイヤー2枚に収録。最期に到達した朝比奈の至高の芸術が世界初SACD化。亡くなる約7か月前の、生命力溢れる疾風の如き第7番は必聴!

朝比奈が85歳から92歳にかけて東京都交響楽団に客演した際のブルックナーのライヴ音源5曲を、SACDシングルレイヤー2枚に集成。それぞれ複数あるブルックナー録音のなかでも比較的最晩年に位置するこれらの音源は、単独のCDでリリースされた時は合計7枚分でしたが、SACDシングルレイヤーでは全360分超の演奏時間を2枚に収録することができました。朴訥として重厚感ある朝比奈の至芸が、高音質フォーマットで見事に蘇ります。特に亡くなる約7か月前のこの曲の最後の録音となった第7番は必聴。今回第7番は2種収録されていますが、1997年の演奏より7分弱早い演奏時間の2001年の演奏は、まるで疾風の如き演奏でありながらも、生命力溢れるブルックナーで、朝比奈がこの曲で到達したひとつの結論とも言える出来映えです。他も含め、SACD化によりライヴ録音にある熱気や間接音、会場の雰囲気がしっかり伝わってきます。今回、新規でDSDマスタリングを行いました。

第5番は81分以上の演奏時間で、現況では全9種の録音のうちの8回目にあたります。都響とは1980年の東京カテドラルでのライヴ以来2種目となります。2曲目の第7番の1997年録音盤は全13種中の11番目で、都響とは最後の13回目の3曲目との2種のみ。2001年録音盤はわずか3年半後の録音ですが、相当な差があります。そして4曲目の第8番は全13種のうち11番目のあたり、都響とはこの盤のみです。演奏時間は約82分で、朝比奈らしい重厚な響きが堪能できます。最後の5曲目である第9番はこのセットの中では一番早く1993年の収録。全8種のうちの4回目です。64分を超える至高の演奏で、朝比奈のブルックナー芸術の真髄と言えるでしょう。

今回の復刻では、朝比奈隆の生誕111年記念盤としまして500セット完全限定のシリアル・ナンバー付でリリースいたします。ジャケットは第9番のデザインを使用し、解説書に他の一部のジャケット・デザインをカラーで配置しました。解説書は20ページあり、それぞれ初出時に掲載されたアルバムについての解説と、各曲の解説が掲載されています。

タワーレコード (2019/04/25)

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朝比奈隆 ブルックナー 交響曲集 東京カテドラルライブ SACD シングルレイヤー 朝比奈隆生誕111周年記念

ブルックナー: 交響曲第4・7・8番&序曲(1980)、<特別収録>ミサ曲第3番(1983)<東京カテドラル・ライヴ><タワーレコード限定/限定盤>

朝比奈隆 、 日本フィルハーモニー交響楽団 、 東京交響楽団 、 新日本フィルハーモニー交響楽団 、 大阪フィルハーモニー交響楽団

1980年のこのシリーズは、4、5,7,8,9と、行われましたが、5と9は全集に含まれていますので、それ以外の演奏になります。

この演奏会は、1回めの8番をのぞいて全部生で聴きました。
非常の残響の長いカテドラルでの演奏会の企画、夢のような演奏会でした。
最初のロマンティック、あの響きは一生忘れることはないでしょう。
第三楽章のホルンは、あちこちから聴こえてきました。
しかし、この企画は、2サイクルだけで終了してしまいました。

録音になると、実演より各楽器の音が明瞭で、音の充実感もあります。
これは、SACDなので、あの天上からの響きは、再生機材によっては、かなり再現できるかもしれません。
LP発売時のジャケットが再現されています。

朝比奈隆 東京カテドラルライブ

****************
個々の演奏のコメント

第4番
第7番
序曲ト短調
第8番
ミサ曲第3番

****************

朝比奈隆 生誕110年記念企画第2弾。前作未収の1980年の東京カテドラル・ライヴをすべて収録。さらに特別収録として、同会場で83年に収録された「ミサ曲第3番」をカップリング。
解説書に朝比奈隆 最新全作品ディスコグラフィ、LP初出時の解説(小石忠男、木之下晃、宇野功芳)付。ミサ曲歌詞対訳など充実の解説書全60ページ!初SACD化!シングルレイヤーならではの利点を生かした長時間収録。2枚のディスクにすべてを収録!
大好評を持って迎えられた2018年6月発売のブルックナー交響曲全集(GCAC1018)を補完する、朝比奈隆の初SACD化企画第2弾。前作と合わせて、ビクターに残された朝比奈のブルックナーがこれですべてSACDとして出揃いました。今回は前作未収録の1980年の東京カテドラル録音を核としており、3曲の交響曲は全集とは別録音。CDでは序曲とセットでただ一度発売されたのみの音源です。さらに1983年のミサ曲第3番を特別収録。最新のリマスターを施し2枚のシングルレイヤーSACDにまとめました。豊饒かつ充実、永遠に愛される朝比奈サウンドをご堪能ください。今回の初SACD化では、前作と同様にシングルレイヤーならでは長時間収録という利点を生かし、総演奏時間5時間超をSACDシングルレイヤー盤として2枚組、税抜\11,000でリリースいたします。尚、今回2枚組を実現しました可逆圧縮方式に関しましての記述は、角田郁雄氏による文末の「このSACDについて」の記述を参照ください。
朝比奈隆が1980年と83年に東京カテドラルで演奏したブルックナーの交響曲は、在京オケと1980年の5月から10月にかけて第1回目のツィクルスが行なわれ、第4番、第5番、第7番、第8番、第9番、序曲の音源がその後リリースされました。当時はシリアル・ナンバー付の限定盤としてLPが発売され、その後第5番と第9番はCDの全集の中に収められた一方で、残りの曲は暫くCD化されませんでしたが、2008年にタワー企画盤として4枚組でようやくCD化が行なわれています(NCS631:現在廃盤)。前作の全集セットでは、第7番と第8番は1983年の第2回目のツィクルス時のものが採用されており、第4番は後の大阪フィルとの大阪フェスティバルホールでのライヴが入り、全体で朝比奈の80年代のブルックナー演奏を総括する内容となっていました。
今回の第2弾では、CD時の全集から省かれた3曲の交響曲と序曲をメインに、前作のボーナス・トラックとしてカップリングされた「アダージョ第2番(交響曲第3番の第2楽章)」と同日に演奏された、「ミサ曲第3番」を特別収録しました。この時は9/13に交響曲第7番、翌日に第8番、と3日間にわたり<ブルックナー連続演奏会>として東京カテドラルで行われた演奏会の最終日にあたります。尚、その時の経緯等は今回解説書に掲載されている宇野功芳氏の文章をぜひ参照ください。この曲は現況で2種しかない朝比奈の貴重音源であると共に、当時の日本ではそれほど演奏機会がなかった曲と思われますので、演奏史的にも興味深い音源です。(1/2)

タワーレコード (2018/10/05)

音質的には、極めて残響の長い会場での音は、従来のCDでは解像度等の観点では混濁や音の重なりにより、やや不明瞭な音像と間接音であったのに対し、前作SACDでの東京カテドラルでの演奏曲(第5,7-9番&アダージョ第2番)と同様、今回もSACD化と新規マスタリングにより情報が整理されたことで倍音や余韻といった音質成分の見通しが良くなり、それが各楽器の明確な音像再現や演奏自体の一体感の向上に繋がりました。演奏自体への聴力の集中度が以前より増すことで、当時における朝比奈の演奏意図を掴むことがよりできるようになりました。これらの演奏は、日本でのブルックナー演奏史の重要な記録であることが理解できると思います。
尚、今回の復刻では、朝比奈の生誕110年記念としまして、555セット完全限定のシリアル・ナンバー付でリリースいたします。尚、LP発売時のオリジナル・ジャケット・デザインを、今回解説書の表紙にカラーで再現しました。

<平林直哉の新規序文解説より抜粋>
~ツィクルスの一番最初に演奏された交響曲第4番「ロマンティック」、特に冒頭部分は鮮明に覚えている。霧のような柔らかい音色の中に、ホルンがこだまするのだが、その響きはまさに天上から舞い降りてくるようだった。あまりの美しさに失神してしまうかと思われたが、私の人生の中でも、最も忘れ得ぬ瞬間と言える。とにかく、通常の会場では味わえない神々しいような響きに酔いまくり、まことに幸せな気分だったことは間違いない。~

<このSACDについて>
SACDシングルレイヤー盤で制作される名演奏の数々。そこには、最近、ちょっとした誤解があるように思える。それは、シングルレイヤー盤であっても、音源が圧縮されていると音質が劣化していると言われることだ。実際は、単なるデータ圧縮ではなく、CDより情報量の多いSACDのために考え出された可逆圧縮方式。ディスク・ドライブで読み取られた後、元の情報量に戻すというもので、音質劣化はまったく感じさせない。そもそも音質のコアとなる重要なポイントは、CD層が存在しないことと、本アルバムのようにエンジニアが長年培ってきたマスタリング技術が活かされていることだ。ぜひ、オリジナル音源に迫る臨場感に溢れた、この素晴らしい演奏を堪能して頂きたい。オーディオ評論家 角田郁雄(2/2)

タワーレコード (2018/10/05)

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朝比奈隆 ベートーヴェン 交響曲・ミサ曲全集 2回め SACDシングルレイヤー 朝比奈隆生誕111周年記念

朝比奈さんの2回めのベートーヴェン交響曲全集です。同時期に録音された荘厳ミサ、ハ長調ミサもセットにはいっています。
最初CD全集で出たときに第5番は別ソースでしたが、そのソースのほかにオリジナルソースも含まれています。

ベートーヴェン: 交響曲全集、ミサ曲集(1977-78年ライヴ)、<特別収録>交響曲第5番(1982年ライヴ)<タワーレコード限定>

朝比奈隆 ベートーヴェン 交響曲全集 SACD

※世界初SACD化
※SACDシングルレイヤー *このディスクはSuper Audio CD(シングルレイヤー)です。対応プレーヤーでSuper Audio CD再生モードにしてお楽しみください。通常のCDプレーヤーでは再生できません。
※豪華デジパック仕様
※700セット完全限定盤。シリアル・ナンバー付(シリアル・ナンバーは、本体箱の裏側に貼付しておりますため外から見えず、お選びいただくことはできません。ランダムでのお渡しとなります。ご了承ください)
※LP初出時のジャケットデザイン他を使用:外箱はLP特典カートンボックス(全9タイトル11枚のLPのうち8枚以上購入し、帯に添付された特典券を送ると入手できた非売品カートンボックス。全9タイトルがちょうど収納できるサイズ)。中のDISCはLP初出時のものを2点セレクト。解説書はCD発売時の全集BOXのものを使用
※2018年最新マスタリング音源使用(マスタリング・エンジニア:今泉 徳人氏)
※解説書合計56ページ
※解説書:「最も脂の乗り切った《1970年代の朝比奈》の貴重な記録(宇野功芳)」(1P)*。「演奏について(宇野功芳)」(14P)。「楽曲解説(宇野功芳)」(6P)。「朝比奈隆の”ミサ・ソレムニス”によせて(宇野功芳)」(2P)。「曲目解説:荘厳ミサ曲、ミサ曲 ハ長調(小石忠男)」(9P)。「演奏者プロフィール(藤田由之)」(5P)。初出LP資料集(3P)。*1993年発売の交響曲全集CDより再使用しております*。*演奏について、及び楽曲解説他は1977-78年LP発売時のものを再使用しております。

朝比奈隆 生誕111年記念企画。ブルックナーに続くVictor原盤のSACDシングルレイヤー・プロジェクト2018年最新作。朝比奈2回目のベートーヴェン全集を世界初SACD化!ミサ曲を含む77,78年ライヴ。
82年の「運命」を特別収録!700セット限定のシリアル・ナンバー付。
《ライナーノート全56ページ》宇野功芳&小石忠男によるLP初出時の解説付。宇野功芳「演奏について」(14p)はLP以来の掲載。歌詞対訳、初出LPジャケット資料集ほか。収録時間9時間超シングルレイヤーならではの利点を生かした長時間収録。3枚のディスクにすべてを収録!

好評を博しましたビクター原盤のブルックナー交響曲全集、そして全集に収録されなかった東京カテドラルの1980年と83年のライヴを収めた2種のSACDシングルレイヤーに続き、第3弾としまして、1977・78年に行われたベートーヴェンの交響曲全曲とミサ曲2曲のライヴ録音を集成した3枚組のSACDシングルレイヤー盤をいよいよリリースいたします。この盤は朝比奈にとって2回目のベートーヴェン全集録音であり、脂の乗り切った70年代の名演として語り継がれている演奏ですが、初出時はビクターからLPで9種11枚に分かれて単売され、購入特典として特製ケースが作られました。93年にCDで交響曲全集として発売された際には「運命」が82年の録音と差し替えられての発売となり、その後2004年に77年の「運命」に戻したCDボックスが発売されましたが、これらは限定生産のため2018年現在では入手困難となっているレア盤となっています。初SACD化である今作には交響曲全曲に2つのミサ曲、そして82年の「運命」をすべて収録。LP特典の特製ケースのデザインをBOXのジャケットに復活し、重厚な3枚組にまとめました。尚、初出時はビクターからLPで単売され、購入特典として特製ケースが作られました。
朝比奈はベートーヴェンの交響曲全集を7回完成させており(うち6回が大阪フィル)、1972-73年にかけての記念すべき第1回目の録音(唯一のセッション録音となった全集。大阪フィル)は、楽壇生活40周年を記念して学研が制作し、その後、2013年にタワー企画盤として初めて第7番第1楽章終結部付近の欠落部分を基のマスターより修復した8枚組CDとして再発され、こちらも大きな反響をいただきました。今回の77-78年の全集はこれに続く第2回目の録音です(尚、1985年の3回目の全集もVictor原盤)。この時期の朝比奈は68歳から69歳にかけての、まさに心技ともに充実していた時期にあたり、テンポ感は終生変わらなかったものの、宇野氏曰く、”朝比奈芸術の第1期のピーク”の頂点にあった演奏として、貴重な記録であることは疑いの余地がありません。特に”英雄”は、1991年の宇野氏の著書では旧EMIのフルトヴェングラー&VPOに次ぐ演奏として、この77年盤が取り上げられているほどの名演です。
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タワーレコード (2018/12/19)

復刻に際しては2018年最新のリマスターを施し、3枚のシングルレイヤーSACDにまとめました。豊饒かつ充実、永遠に愛される朝比奈サウンドをご堪能ください。前作と同様にシングルレイヤーならでは長時間収録という利点を生かし、総演奏時間9時間超をSACDシングルレイヤー盤として3枚組、税抜\15,000でリリースいたします。尚、今回3枚組を実現しました可逆圧縮方式に関しましての記述は、角田郁雄氏による文末の「このSACDについて」の記述を参照ください。
今回の復刻では、朝比奈隆の生誕111年記念としまして700セット完全限定のシリアル・ナンバー付でリリースいたします。また、LP発売時のオリジナル・ジャケット・デザイン他を使用しました。外箱はLP特典カートンボックス(全9タイトル11枚のLPのうち8枚以上購入し、帯に添付された特典券を送ると入手できた非売品カートンボックス。全9タイトルがちょうど収納できるサイズ)のデザインを、収納されているDISCのジャケット面にはLP初出時のものを2点セレクトし、解説書の表紙はCD発売時の全集BOXのものを採用してあります。解説書は56ページにおよび、1977-78年のLP初出時のジャケット(モノクロ)をそれぞれ掲載。CD発売時の全集BOXリリース時に掲載された宇野功芳氏による「最も脂の乗り切った《1970年代の朝比奈》の貴重な記録」の文章も収録した、まさに完全版です。

<宇野功芳氏の解説より抜粋>
~1970年代に入り、ブルックナーの演奏スタイルを確立し始めると、その影響がベートーヴェンに及び、ここに朝比奈芸術の第1期のピークがやって来たのである。彼のファンはこの時期を《70年代の朝比奈》と呼ぶが、年齢でいえばちょうど60代、まさに脂の乗り切った朝比奈の姿があり、その爆発するような情熱は最高だった。~

<このSACDについて>
SACDシングルレイヤー盤で制作される名演奏の数々。そこには、最近、ちょっとした誤解があるように思える。それは、シングルレイヤー盤であっても、音源が圧縮されていると音質が劣化していると言われることだ。実際は、単なるデータ圧縮ではなく、CDより情報量の多いSACDのために考え出された可逆圧縮方式。ディスク・ドライブで読み取られた後、元の情報量に戻すというもので、音質劣化はまったく感じさせない。そもそも音質のコアとなる重要なポイントは、CD層が存在しないことと、本アルバムのようにエンジニアが長年培ってきたマスタリング技術が活かされていることだ。ぜひ、オリジナル音源に迫る臨場感に溢れた、この素晴らしい演奏を堪能して頂きたい。
オーディオ評論家 角田郁雄
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タワーレコード (2018/12/19)

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