朝比奈隆 ブルックナー 交響曲集 東京カテドラルライブ SACD シングルレイヤー 朝比奈隆生誕111周年記念

ブルックナー: 交響曲第4・7・8番&序曲(1980)、<特別収録>ミサ曲第3番(1983)<東京カテドラル・ライヴ><タワーレコード限定/限定盤>

朝比奈隆 、 日本フィルハーモニー交響楽団 、 東京交響楽団 、 新日本フィルハーモニー交響楽団 、 大阪フィルハーモニー交響楽団

1980年のこのシリーズは、4、5,7,8,9と、行われましたが、5と9は全集に含まれていますので、それ以外の演奏になります。

この演奏会は、1回めの8番をのぞいて全部生で聴きました。
非常の残響の長いカテドラルでの演奏会の企画、夢のような演奏会でした。
最初のロマンティック、あの響きは一生忘れることはないでしょう。
第三楽章のホルンは、あちこちから聴こえてきました。
しかし、この企画は、2サイクルだけで終了してしまいました。

録音になると、実演より各楽器の音が明瞭で、音の充実感もあります。
これは、SACDなので、あの天上からの響きは、再生機材によっては、かなり再現できるかもしれません。
LP発売時のジャケットが再現されています。

朝比奈隆 東京カテドラルライブ

朝比奈隆 生誕110年記念企画第2弾。前作未収の1980年の東京カテドラル・ライヴをすべて収録。さらに特別収録として、同会場で83年に収録された「ミサ曲第3番」をカップリング。
解説書に朝比奈隆 最新全作品ディスコグラフィ、LP初出時の解説(小石忠男、木之下晃、宇野功芳)付。ミサ曲歌詞対訳など充実の解説書全60ページ!初SACD化!シングルレイヤーならではの利点を生かした長時間収録。2枚のディスクにすべてを収録!
大好評を持って迎えられた2018年6月発売のブルックナー交響曲全集(GCAC1018)を補完する、朝比奈隆の初SACD化企画第2弾。前作と合わせて、ビクターに残された朝比奈のブルックナーがこれですべてSACDとして出揃いました。今回は前作未収録の1980年の東京カテドラル録音を核としており、3曲の交響曲は全集とは別録音。CDでは序曲とセットでただ一度発売されたのみの音源です。さらに1983年のミサ曲第3番を特別収録。最新のリマスターを施し2枚のシングルレイヤーSACDにまとめました。豊饒かつ充実、永遠に愛される朝比奈サウンドをご堪能ください。今回の初SACD化では、前作と同様にシングルレイヤーならでは長時間収録という利点を生かし、総演奏時間5時間超をSACDシングルレイヤー盤として2枚組、税抜\11,000でリリースいたします。尚、今回2枚組を実現しました可逆圧縮方式に関しましての記述は、角田郁雄氏による文末の「このSACDについて」の記述を参照ください。
朝比奈隆が1980年と83年に東京カテドラルで演奏したブルックナーの交響曲は、在京オケと1980年の5月から10月にかけて第1回目のツィクルスが行なわれ、第4番、第5番、第7番、第8番、第9番、序曲の音源がその後リリースされました。当時はシリアル・ナンバー付の限定盤としてLPが発売され、その後第5番と第9番はCDの全集の中に収められた一方で、残りの曲は暫くCD化されませんでしたが、2008年にタワー企画盤として4枚組でようやくCD化が行なわれています(NCS631:現在廃盤)。前作の全集セットでは、第7番と第8番は1983年の第2回目のツィクルス時のものが採用されており、第4番は後の大阪フィルとの大阪フェスティバルホールでのライヴが入り、全体で朝比奈の80年代のブルックナー演奏を総括する内容となっていました。
今回の第2弾では、CD時の全集から省かれた3曲の交響曲と序曲をメインに、前作のボーナス・トラックとしてカップリングされた「アダージョ第2番(交響曲第3番の第2楽章)」と同日に演奏された、「ミサ曲第3番」を特別収録しました。この時は9/13に交響曲第7番、翌日に第8番、と3日間にわたり<ブルックナー連続演奏会>として東京カテドラルで行われた演奏会の最終日にあたります。尚、その時の経緯等は今回解説書に掲載されている宇野功芳氏の文章をぜひ参照ください。この曲は現況で2種しかない朝比奈の貴重音源であると共に、当時の日本ではそれほど演奏機会がなかった曲と思われますので、演奏史的にも興味深い音源です。(1/2)

タワーレコード (2018/10/05)

音質的には、極めて残響の長い会場での音は、従来のCDでは解像度等の観点では混濁や音の重なりにより、やや不明瞭な音像と間接音であったのに対し、前作SACDでの東京カテドラルでの演奏曲(第5,7-9番&アダージョ第2番)と同様、今回もSACD化と新規マスタリングにより情報が整理されたことで倍音や余韻といった音質成分の見通しが良くなり、それが各楽器の明確な音像再現や演奏自体の一体感の向上に繋がりました。演奏自体への聴力の集中度が以前より増すことで、当時における朝比奈の演奏意図を掴むことがよりできるようになりました。これらの演奏は、日本でのブルックナー演奏史の重要な記録であることが理解できると思います。
尚、今回の復刻では、朝比奈の生誕110年記念としまして、555セット完全限定のシリアル・ナンバー付でリリースいたします。尚、LP発売時のオリジナル・ジャケット・デザインを、今回解説書の表紙にカラーで再現しました。

<平林直哉の新規序文解説より抜粋>
~ツィクルスの一番最初に演奏された交響曲第4番「ロマンティック」、特に冒頭部分は鮮明に覚えている。霧のような柔らかい音色の中に、ホルンがこだまするのだが、その響きはまさに天上から舞い降りてくるようだった。あまりの美しさに失神してしまうかと思われたが、私の人生の中でも、最も忘れ得ぬ瞬間と言える。とにかく、通常の会場では味わえない神々しいような響きに酔いまくり、まことに幸せな気分だったことは間違いない。~

<このSACDについて>
SACDシングルレイヤー盤で制作される名演奏の数々。そこには、最近、ちょっとした誤解があるように思える。それは、シングルレイヤー盤であっても、音源が圧縮されていると音質が劣化していると言われることだ。実際は、単なるデータ圧縮ではなく、CDより情報量の多いSACDのために考え出された可逆圧縮方式。ディスク・ドライブで読み取られた後、元の情報量に戻すというもので、音質劣化はまったく感じさせない。そもそも音質のコアとなる重要なポイントは、CD層が存在しないことと、本アルバムのようにエンジニアが長年培ってきたマスタリング技術が活かされていることだ。ぜひ、オリジナル音源に迫る臨場感に溢れた、この素晴らしい演奏を堪能して頂きたい。オーディオ評論家 角田郁雄(2/2)

タワーレコード (2018/10/05)

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朝比奈隆 ブルックナー 交響曲全集 ビクター盤SACD タワーレコード

朝比奈隆生誕110周年記念で、2度目のブルックナー 交響曲全集、ビクター盤が、タワーレコードから、シングルレイヤーのSACDとして発売されました。好評で売り切れでしたが、2019年1月25日200部限定で再発されます。

タワーレコード・オリジナル企画盤
Global Culture Agency x TOWER RECORDS
タワー企画盤初のSACDシングルレイヤー盤が登場。限定販売500セット
朝比奈隆 生誕110年記念企画 世界初SACD化

ブルックナー: 交響曲全集(0-9番)、アダージョ第2番、「朝比奈隆ブルックナーを語る」<タワーレコード限定/限定盤>
ブルックナー: 交響曲全集(0-9番)、アダージョ第2番、「朝比奈隆ブルックナーを語る」<タワーレコード限定/限定盤>

朝比奈隆 、 大阪フィルハーモニー管弦楽団 、 東京都交響楽団 、 東京交響楽団 ほか

発売日
2018/06/15
価格
¥16,200
VICTOR原盤 ブルックナー:交響曲全集(0-9番他)
500セット限定 シリアル・ナンバー付SACDシングルレイヤー
朝比奈隆&大阪フィル、東京都響、他/ブルックナー:交響曲全集(約10時間34分)、
アダージョ第2番(約16分)+「朝比奈 隆ブルックナーを語る」(聴き手:宇野 功芳)(約48分)

~今こそ聴かれるべき朝比奈隆の芸術。ブルックナーの交響曲全曲(第0番~9番)に宇野功芳との対話をカップリング。さらに特別収録として第3番アダージョの異稿を加え初SACD化。シングルレイヤーならではの利点を生かした長時間収録で、なんと3枚のディスクにそのすべてが収録されています!~ 総収録時間:11時間41分38秒

新規マスタリング 15,000円+税 (3枚組)
音源:Victor Entertainment
マスタリング・エンジニア:杉本一家氏
豪華デジパック仕様
2018年6月15日(金)リリース予定
販売:TOWER RECORDS
制作・発売:Global Culture Agency

朝比奈隆 生誕110年記念企画としまして、2度目の全集にあたる「ブルックナー:交響曲全集」を、タワー企画盤して初のリリース形態となるSACDシングルレイヤーで復刻いたします。ご存知の通り、このBOXは1978年から1989年にかけて5つのオーケストラを指揮し完成されたもので、全集のCDセットは2002年を最後に市販されておりませんでした(一部の曲はXRCDで発売。単売ではオンデマンドCDとしてリリースあり)。1980年と1983年の伝説的な東京カテドラルでのライヴを含む全集として、まさに記念碑的なブルックナー演奏をSACDという高音質メディアで今回堪能できます。また、今回は全集CD発売時にも収録の宇野功芳氏との48分に及ぶ対談と、セットとは別盤でリリースされていました交響曲第3番アダージョの異稿も収め、SACDシングルレイヤーならではの長時間収録のメリットを生かし、3枚組で復刻いたします。尚、今回の復刻では500セットの完全限定盤、シリアル・ナンバー付の仕様としてリリースいたします。

<このSACDについて>
SACDシングルレイヤー盤で制作される名演奏の数々。そこには、最近、ちょっとした誤解があるように思える。それは、シングルレイヤー盤であっても、音源が圧縮されていると音質が劣化していると言われることだ。実際は、単なるデータ圧縮ではなく、CDより情報量の多いSACDのために考え出された可逆圧縮方式。ディスク・ドライブで読み取られた後、元の情報量に戻すというもので、音質劣化はまったく感じさせない。そもそも音質のコアとなる重要なポイントは、CD層が存在しないことと、本アルバムのようにエンジニアが長年培ってきたマスタリング技術が活かされていることだ。ぜひ、オリジナル音源に迫る臨場感に溢れた、この素晴らしい演奏を堪能して頂きたい。
オーディオ評論家 角田郁雄

ブルックナー:交響曲全集(0-9番)、アダージョ第2番、「朝比奈隆ブルックナーを語る」(SACDシングルレイヤー)
朝比奈隆、大阪フィルハーモニー管弦楽団、東京都交響楽団、東京交響楽団、日本フィルハーモニー管弦楽団、新日本フィルハーモニー管弦楽団

※ 世界初SACD化
※ SACDシングルレイヤー *このディスクはSuper Audio CD(シングルレイヤー)です。対応プレーヤーでSuper Audio CD再生モードにしてお楽しみください。通常のCDプレーヤーでは再生できません。
※ 限定500セット。豪華デジパック仕様
※ シリアル・ナンバー付(シリアル・ナンバーは、本体箱の裏側に貼付しておりますため外から見えず、お選びいただくことはできません。ランダムでのお渡しとなります。ご了承ください)
※ 2018年最新マスタリング音源使用(マスタリング・エンジニア:杉本一家氏)、
※ 解説書:朝比奈隆とブルックナー(小石忠男)、ブルックナーの「版」について(宇野功芳)、楽曲解説(宇野功芳)、演奏者プロフィール(藤田由之)以上、VICC-60281より転載。アダージョ第2番の解説(小石忠男)、VICC-60323より転載。(「朝比奈 隆ブルックナーを語る」の印刷物はなし)

ブルックナー: 交響曲全集(0-9番)、アダージョ第2番、「朝比奈隆ブルックナーを語る」<タワーレコード限定/限定盤>
ブルックナー: 交響曲全集(0-9番)、アダージョ第2番、「朝比奈隆ブルックナーを語る」<タワーレコード限定/限定盤>

朝比奈隆 、 大阪フィルハーモニー管弦楽団 、 東京都交響楽団 、 東京交響楽団 ほか

発売日
2018/06/15
価格
¥16,200
【収録曲】【オーケストラ】【録音】
アントン・ブルックナー:

1. 交響曲第0番 ニ短調(1869年 ノヴァーク版)/大阪フィルハーモニー交響楽団/
1978年6月5日/大阪フェスティバルホール *日本初演時の記録
●Director : Naohiko Kumoshita ●Engineer : Fumio Hattori
2. 交響曲第1番 ハ短調(第1稿によるハース版)/日本フィルハーモニー交響楽団/
1983年1月29日/東京文化会館
●Director : Naohiko Kumoshita ●Engineer : Fumio Hattori
3. 交響曲第2番 ハ短調(ハース版)/東京都交響楽団/1986年9月11日/東京文化会館
●Director : Tomoo Nojima ●Engineer : Fumio Hattori
4. 交響曲第3番 ニ短調「ワーグナー」(ノヴァーク校訂 第2稿 1877年)/大阪フィルハーモニー交響楽団/
1984年7月26日/大阪フェスティバルホール ●Director : Naohiko Kumoshita ●Engineer : Fumio Hattori


5. 交響曲第4番 変ホ長調「ロマンティック」(ハース版)/大阪フィルハーモニー交響楽団/
1989年2月17日/大阪フェスティバルホール ●Director : Naohiko Kumoshita ●Engineer : Fumio Hattori
6. 交響曲第5番 変ロ長調(原典版)/東京都交響楽団/1980年9月3日/東京カテドラル聖マリア大聖堂
●Director : Naohiko Kumoshita ●Engineer : Fumio Hattori
7. 交響曲第6番 イ長調(原典版)/東京交響楽団/1984年1月28日/東京文化会館
●Director : Naohiko Kumoshita ●Engineer : Fumio Hattori
8. 「朝比奈 隆ブルックナーを語る」(聴き手:宇野 功芳)/1992年5月14日/ホテルオークラ東京にて


9. 交響曲第7番 ホ長調(ハース版)/大阪フィルハーモニー交響楽団/1983年9月13日/東京カテドラル聖マリア大聖堂
●Director : Naohiko Kumoshita ●Engineer : Fumio Hattori
10. 交響曲第8番 ハ短調(ハース版)/大阪フィルハーモニー交響楽団/1983年9月14日/東京カテドラル聖マリア大聖堂
●Director : Naohiko Kumoshita ●Engineer : Fumio Hattori
11. 交響曲第9番 ニ短調(原典版)/新日本フィルハーモニー交響楽団/1980年6月4日/東京カテドラル聖マリア大聖堂
●Director : Naohiko Kumoshita ●Engineer : Fumio Hattori
12. アダージョ第2番(交響曲第3番 第2楽章 ノヴァーク校訂 第1稿の2)/大阪フィルハーモニー交響楽団/
1983年9月16日/東京カテドラル聖マリア大聖堂 ●Director : Naohiko Kumoshita ●Engineer : Fumio Hattori
以上、朝比奈 隆(指揮) ライヴ収録

総収録時間:11時間41分38秒
【原盤】
Victor Entertainment

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ブルックナー 交響曲第1番 朝比奈隆 日本フィル 1983年 ビクター

ビクターのブルックナー交響曲全集にフィルアップされているもの。最初は単発で出ていた。

今は、復刻盤が出ている。(全集のばら売りの形なので、8番のフィナーレがついているが・・・)

朝比奈 ブルックナー 交響曲第8番②、第1番

1983年1月28日、東京文化会館でのの日本フィルの演奏会のライブ。このころの朝比奈さんの演奏は、カテドラル公演くらいしか聴いていないので、これはライブは聴いていない。

この当時から、朝比奈さんの演奏は、そのすべてが録音されるようになっている。

この演奏、ライブ感もよく出ていて、なかなかいい音である。

第1楽章

足取りは、ジャンジャン盤より軽い。日本フィルもなかなか善戦している。音が大フィルよりもずっとやわらか。オケの技術は、今のレベルからするとかなり落ちる。表情もすこしおとなしい。
後半になってけっこうのってきて、なかなかいい音を出している。

第2楽章

金管楽器の和音はおとなしい。弦もおちついた音色である。
ホールトーンがうまく生かされていて、第1楽章とくらべ、はるかに洗練されている。
かなり自由なテンポの変化があり、十分美しい。

第3楽章

朝比奈スタイルのスケルツォとしては、比較的軽めの表現。全体的な音色もおだやか。テンポは比較的ゆったり目ではある。

第4楽章

かなりきちんとしてきて音もまとまりが出てきている。音も洗練されてきた。
大阪フィルより音が明るい。展開部のところで、少し音楽がながれなくなる。最初と最後の出来がいい。

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ブルックナー 交響曲全集 朝比奈隆 大阪フィル/東京都響/東京響/新日本フィル ビクター

大手レコード会社は、ブルックナーを体系的に録音する機会を逸してしまい、ジャンジャンに先を越されてしまったのですが、日本ビクターがその後、目白の東京カテドラル教会のライブをメインにして、その後の個別の録音を行いまとめたセットです。

ブルックナー 交響曲全集 朝比奈 ビクター

この全集は、現在バラで復刻され、入手しやすくなりました。

この全集ができるその前提として、朝比奈さんのすべてのコンサートをレコーディングしよう、というプロジェクトがはじまっていたわけです。ビクターのあとは、キング、キャニオン、EXTON,フォンテック、いろいろな会社の録音がされました。その後大フィルも出すようになりました。

東京カテドラルの演奏がベースになっていて、それに単発ものをくっつけているという構成です。ある時期のブルックナーですが、一貫性がないのが難点です。ただ、全盛期の演奏だけに、基本的に水準の高い演奏です。カテドラルは、2回目を優先、1回目からは、5と9を採用されましたので、4番ははいりませんでした。この4番、ある意味記念碑的な演奏だったのですが。ただ、この第1回目のカテドラルでこの全集にはいらなかった演奏は、タワーレコーとから非常に廉価で出ました。

朝比奈さんの全集では第0番がはいっている唯一のものですが、最初に発売されたときは、世界で最初だという触れ込みでした。ハイティンクの方が先のような気もしますが。

スコアは、朝比奈さんは基本的にハース版です。9番は、ハースがないので、オレル版です。

第3番については、ハース版がないので、全集ごとに版が違います。これは、ノヴァークの第2稿です。
ジャンジャンは、エーザー版、キャニオンのは、ノヴァーク第3稿といわれていましたたが、改訂版でした。それで、ついに実現しなかった2001年の定期演奏会の版が話題になっていました。このスコア、バカ息子が棺にいれてしまったらしく、わからないのですが、第1稿だったということなのですが。息子も一応音楽家だから、わかっているはずだろうけども・・・。

全集については、最初にまとめて出て、のちに追悼盤となって再発されました。再発売でリマスターされています。

これから、全部のレビューをしますので、今の時点で聴き直します。

今回聴くのは、最初に出た全集です。

なお、私が、この録音になった実際の生演奏を聴いているのは、

第0番、第5番、第7番、第8番、第9番です。

+++++++++++

第0番 大阪フィル 1978.6,5 大阪フェスティヴァルホール

第1番 大阪フィル 1983.1.29 東京文化会館

第2番 東京都響  1986.9.11 東京文化会館

第3番(ノヴァーク第2稿)大阪フィル 1984.7.26 大阪フェスチヴァルホール
 
第4番 大阪フィル 1989.2.17 大阪フェスティヴァルホール

第5番 東京都響 1980.9.3 東京カテドラル第1回シリーズ

第6番 東京交響楽団 1984.1.28 東京文化会館

第7番 大阪フィル 1983.9.13 東京カテドラル第2回シリーズ

第8番 大阪フィル 1983.9.14 東京カテドラル第2回シリーズ

第9番 新日本フィル 1980.6.4 東京カテドラル第1回シリーズ

0.5.9がアナログ録音

そのほかがデジタル録音

****************
朝比奈隆 ブルックナー 交響曲全集 2回目 ビクター盤 ミュージックグリッド復刻

復刻専門メーカーのミュージックグリッドから、ばら売りがされています。
ただ、全集をそのまま1枚ずつバラにしていますので、曲によっては、2枚にまたがっていますので、要注意。

朝比奈 ブルックナー 交響曲第5番①

朝比奈 ブルックナー 交響曲第5番②、第0番

朝比奈 ブルックナー 交響曲第2番

朝比奈 ブルックナー 交響曲第3番

朝比奈 ブルックナー 交響曲第4番

朝比奈 ブルックナー 交響曲第6番

朝比奈 ブルックナー 交響曲第7番

朝比奈 ブルックナー 交響曲第8番①

朝比奈 ブルックナー 交響曲第8番②、第1番

朝比奈 ブルックナー 交響曲第9番

朝比奈隆 ブルックナーを語る

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ブルックナー 交響曲第4番 朝比奈隆 日本フィル 1980年 カテドラル

1980年に東京カテドラルで行われた、5つのオーケストラを使ったブルックナーのコンサート。これは梶本音楽事務所の企画だった。この演奏会は、直後にデラックスなLPのセットで発売された。その後、5番、9番はビクターの全集に収録されたが、それ以外については、今回はじめてCD化された。タワーレコードの企画で、4枚で3000円という廉価盤である。1980年というデジタル録音が出る前の、最高のアナログ録音で、びっくりするほど音がよい。これはSACDで聴いてみたいな、と思う。

ジャンジャンの全集直後の、朝比奈さんとしては初期のブルックナー演奏の記録である。まだ、東京の定期演奏会で、当日券が楽に買えた時期。まだ70歳代だ。私も大阪フィルの合唱団で直接お世話になっていて、本人とまだいろいろお話することも多かった時代だ。当時私は社会人2年目。銀行に就職が決まったときに、朝比奈さんにも報告に行った。それはよかった、と喜んでくれた。

このコンサートは、朝比奈さんが、聖フロリアン教会での演奏をやって、日本でも教会でやってみたい希望が、いろいろな方々の尽力で実現したものである。宇野功芳氏もその推進者だったが、実際の演奏に接してネガティブなコメントが多く、その後1983年にもう1回カテドラルでのコンサートシリーズがあったが、その後実現していない。そもそも、ブルックナーは教会のオルガニストだったから、その交響曲も教会の残響を考えて作曲したのだろう、という話にもとづく。交響曲には、多くのゲネラルパウゼがあることがその根拠になっている。

朝比奈さんの聖フロリアンでの演奏会は、当のフロリアンでも初めてだったらしい。この演奏のあと、マルモアザールではなくて、教会のドームの方でいろいろなブルックナーのコンサートが行われた。没後100年は、ピエール・ブーレーズがウィーンフィルと8番を演奏したし、あとヨッフムもやっている。

このカテドラル公演は、当初全然チケットが売れなかった。当時、梶本に友人がいて、彼に頼んでチケットを入手したが、まったく売れないと言っていた。しかし、その後のいろいろな努力があったのだろう、各公演は満員だった。

そして実現した第4番。それは夢のような音響空間だった。最初のホルンがきこえてきたとき、鳥肌がたった。音があっちこっちから聞こえてくるのだ。第3楽章の角笛は、天から降ってくる感じだ。東京カテドラルというのは、席によって、まったく音響が異なるそうで、いい席とそうでない席とは満足度が違うようである。この演奏も、その前のジャンジャンのものも、オケがやりたい放題鳴らしているという感じがして、音楽のエネルギー感がすばらしいのだ。音楽的な完成度としては、やはり最後の2001年のものだろうが、このころの演奏も楽しく聴ける。

これを聴いているよ、そのときの記憶がよみがえる。まだ、朝比奈さんのブルックナーがそんなに神格化される前の話である。

このカテドラルのコンサートでは、宇野さんは、残響は要らないというコメントをしていた。響きすぎて、何をやっているのかわからない、ということだそうである。

しかし、私は、この残響を好む。音が重なって聴こえないという以上に、この陶酔感は他では味わえないものだ。ギュンター・ヴァントのリューベックの第8番、第9番の録音がある。あれも残響がすごく長い。ヴァント自身それが気に入らなかったらしく、あとでこの2曲は録音しなおしている。その再録音もすばらしいが、私がよく聴くのは、リューベックの方である。朝比奈さんのブルックナーも聖フロリアンははずせないのだ。

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東京カテドラルにおけるブルックナーシリーズ 1回目 1980年

ブルックナーの演奏には、残響があったらどれだけいいだろう。

という発想で企画された演奏会のシリーズです。

このシリーズは、1980年と1983年に行われました。

最初の企画は、異なるオケによるものでした。

第4番 日本フィル 5月12日

第9番 新日本フィル 6月4日

第5番 東京都交響楽団 9月3日

第7番 東京交響楽団 9月13日

第8番 大阪フィル 10月24日

この企画は、梶本音楽事務所によるもので、当時私の友人が梶本にいたので、チケットを入手したのですが、最初のころ、売れなくて大変だったそうです。

それでも、演奏会そのものは、満員でした。

私は通しで買っていましたが、残念ながら、最後の第8番は、仕事でかけつけたときは、あの神がかり的なオヴェイションの最中でした。

この演奏は、最初、LPでカテドラルシリーズのセットで発売されました。

しかし、CDでは、バラバラになっています。このシリーズの発想は、どうしてもその音響にあるので、まとめてセットにした方が、一貫性があります。

今このシリーズは、

第5番、第9番がヴィクターの全集に入っています。

第4番、第7番、第8番は、タワーレコードからセットで発売されています。

第5番、第9番が、XRCDで出ています。

これについても、個々の演奏については、ひとつずつ書く予定にしています。

最初、第4番を聴いたとき、あの長い残響の快適さは忘れません。

とくにロマンティックの第3楽章のあのホルンの響きが天上からふってくるのです。

このカテドラル教会の響きはものすごく長く、確かに全奏部分では、何がなんだかわからなくなります。しかし、このひびきにつつまれる体験は貴重でした。

ギュンター・ヴァントの録音でもリューベックの第8と第9があり、あれもものすごい残響で、本人が気に入らなくて再録音していますが、私は、あの旧録が好きです。

このシリーズ、今聴いても圧倒されます。非常に表現意欲はつよく、面白い演奏が多いです。各曲オケが全部別ですが、朝比奈トーンになっているのがまた興味深いところです。

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