朝比奈隆 大阪フィルハーモニー交響楽団 名演集【特別収録】ブリテン: 青少年のための管弦楽入門(1962年頃録音)<タワーレコード限定>

朝比奈さんのビクター録音のSACD化です。

第100回定期演奏会のマーラーの交響曲第8番、
第200回定期演奏会のフルトヴェングラーの交響曲第2番
を含みます。どちらもタワーでCD化されました。

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【曲目】
<DISC1>
1. マーラー:交響曲 第8番 変ホ長調 「千人の交響曲」
樋本 栄、岡田晴美、永井和子(ソプラノ)、
桂 斗伎子、羽場喜代子(アルト)、
伊藤富次郎(テノール)、
三室 堯(バリトン)、
楯 了三(バス)、
大阪音楽大学、大阪メンズコーラス(第1混声合唱)、
アサヒコーラス、
グリーンエコー、
アイヴィコーラス、
関西歌劇団、
コードリベットコール(第2混声合唱)、
大阪・神戸・奈良放送児童合唱団(児童合唱)
ゲルハルト・ヒッシュ(独唱・合唱指揮)、
朝比奈千足、桜井武雄、宇宿允人(合唱主任)
《録音:1972年6月5、6日/大阪フェスティバルホール》

2. シベリウス:交響曲 第2番 ニ長調
《録音:1978年11月22日/大阪フェスティバルホール》

3. 石井眞木:日本太鼓とオーケストラのための「モノ・プリズム」
鬼太鼓座(日本太鼓)
《録音:1978年11月22日/大阪フェスティバルホール》

4. 「オーケストラ名曲コンサート」~
ワーグナー:歌劇「ローエングリン」第3幕への前奏曲、
ワーグナー:歌劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲、
ヴェルディ/外山雄三編:歌劇「アイーダ」大行進曲、
グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲、
ブラームス:ハンガリー舞曲 第5番、
スッペ:喜歌劇「軽騎兵」序曲、
オッフェンバック:喜歌劇「天国と地獄」序曲、
マスカーニ:歌劇「カバレリア・ルスティカーナ」間奏曲、
ケテルビー:ペルシャの市場にて
外山 滋(オッフェンバック:ヴァイオリン独奏)
《録音:1980年2月4、5日/藤井市民総合会館》

<DISC2>
5. ショスタコーヴィチ:交響曲 第5番 ニ短調
《録音:1981年2月16日/大阪フェスティバルホール》

6. ベートーヴェン:交響曲 第1番 ハ長調
《録音:1982年7月7日/東京文化会館》

7. フルトヴェングラー:交響曲 第2番 ホ短調
《録音:1984年7月2日/東京文化会館》

8. 【特別収録】ブリテン:青少年のための管弦楽入門
帆足まり子(ナレーション)
ビクター・シンフォニー・オーケストラ
《録音:1962年頃》(ステレオ録音)

大阪フィルハーモニー交響楽団
朝比奈 隆(指揮)

【原盤】
Victor Entertainment

朝比奈隆 大阪フィルハーモニー交響楽団 名演集【特別収録】ブリテン: 青少年のための管弦楽入門(1962年頃録音)<タワーレコード限定>

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朝比奈隆 生誕111年記念企画。Victor原盤のSACDシングルレイヤー・プロジェクト最新第5弾。大フィルとのビクター時代の様々な名演を年代順に収録した2枚組。初DISC化となる1962年頃録音の教材用ブリテンも特別収録!555本限定のシリアル・ナンバー付。《ライナーノート全52ページ》初出LPの解説を復活掲載。宇野功芳、小石忠男、秋山邦晴ほか豪華執筆陣による充実の解説集。初出LPジャケット資料集。収録時間380分超。シングルレイヤーならではの利点を生かした長時間収録。2枚のディスクにすべてを収録!

朝比奈隆と手兵・大阪フィルがビクターに残した名演の数々を最新リマスターのもとに初SACD化。大阪フィル第100回定期演奏会で取り上げ大阪初演となったマーラー《千人》は実際に1,000人集めて演奏した記念碑的ライヴ。朝比奈がベルリンで邂逅し言葉を交わしたフルトヴェングラーの没後30年記念として演奏された《交響曲第2番》は作曲家フルトヴェングラーの真価を伝える名演。ポピュラー名曲集では往年の名指揮者然とした堂々たる指揮ぶりが実に頼もしく、シベリウスやショスタコーヴィチでの壮大な音響もまさに朝比奈。他にも珍しい音源として、鬼太鼓座と共演した石井眞木《モノ・プリズム》や、ビクターで2種発売された全集セットには未収録だったベートーヴェンの1番(82年)を収録。さらに、教材用として流通していたEP盤以来のリリースとなる1962年頃録音のブリテンを特別収録!ファン注目の超貴重音源です。

復刻に際しては杉本一家氏による最新のリマスターを施しました。豊饒かつ充実、永遠に愛される朝比奈サウンドをご堪能ください。前作と同様にシングルレイヤーならでは長時間収録という利点を生かし、総演奏時間380分超を収録。2枚のシングルレイヤーSACDにまとめました。長時間収録を実現しました可逆圧縮方式に関しましての記述は、角田郁雄氏による後述の「このSACDについて」の記述を参照ください。

今回の復刻では、朝比奈隆の生誕111年記念としまして555セット完全限定のシリアル・ナンバー付でリリースいたします。外箱のジャケット面にはマーラー:交響曲第8番の素材を使用(文字を変更)し、解説書の表紙と裏表紙には象徴的なフルトヴェングラー:交響曲第2番を、DISCを収納しているデジパックの表面にはショスタコーヴィチの各オリジナル・ジャケット・デザインを配置しています。解説書は各リリース時のオリジナル解説を収納。全52ページにわたる解説書の後ろには、LP初出時の各ジャケット資料集等のページも設けました。
(1/2)

<宇野功芳氏の解説より抜粋>
~それにしても、ショスタコーヴィッチの第1楽章は見事であった。冒頭の引き締まったリズムと響きの立派さはいかばかりであろう。激しい気迫が結晶化した音に凝縮し、厳しさを伴って余剰がまったくない。緻密にじっくりと、少しも気分に流されない音楽は微動もせずに進められ、粛然として襟を正させるものを持っており、時には崇高でさえある。~(ショスタコーヴィチの解説より抜粋)

<このSACDについて>
SACDシングルレイヤー盤で制作される名演奏の数々。そこには、最近、ちょっとした誤解があるように思える。それは、シングルレイヤー盤であっても、音源が圧縮されていると音質が劣化していると言われることだ。実際は、単なるデータ圧縮ではなく、CDより情報量の多いSACDのために考え出された可逆圧縮方式。ディスク・ドライブで読み取られた後、元の情報量に戻すというもので、音質劣化はまったく感じさせない。そもそも音質のコアとなる重要なポイントは、CD層が存在しないことと、本アルバムのようにエンジニアが長年培ってきたマスタリング技術が活かされていることだ。ぜひ、オリジナル音源に迫る臨場感に溢れた、この素晴らしい演奏を堪能して頂きたい。
オーディオ評論家 角田郁雄
(2/2)

タワーレコード (2019/07/10)
タワーレコード (2019/07/10)

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フルトヴェングラー 交響曲第2番 朝比奈隆 大阪フィル 1984 東京文化会館

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フルトヴェングラー 交響曲第2番 朝比奈

フルトヴェングラーの交響曲第2番については、朝比奈さんが、なぜか演奏することに執念をもやした曲です。やりたくてやりたくてしょうがなかった。

それで、とうとう実現したのです。

オーケストラは、この曲をやることをおそれていたそうです。

それで、やはり大変でした。

大指揮者ですが、作曲家としては、どうみても一流ではないというのが、大方の評価でしょう。

しかし、そんなことは関係ないのです。朝比奈さんがフルトヴェングラーその人に心酔しているわけです。

それもその思いがタダモノでないのは、それが、第200回定期演奏会という、キリ番の会に用意したのです。それが、大阪の演奏会。それから、東京にもっていきました。

録音が残っています。1984年7月2日、東京文化会館、ライヴ録音です。

当初ビクターで出ていて、すぐに廃盤になりました。

ネットオークションでは、相当な価格がつきました。

そうしたら、タワーレコードが復刻しました。

今は、タワーレコードで買うことができます。

曲は、やはり退屈なんですね。長いだけ、としか・・・。

【曲目】
DISC-1
フルトヴェングラー:交響曲第2番ホ短調
第1楽章:アッサイ・モデラート・アレグロ
第2楽章:アンダンテ・センプリーチェ

DISC-2
フルトヴェングラー:交響曲第2番ホ短調
第3楽章:ウン・ポーコ・モデラート
第4楽章:ラングザーム・アレグロ

【演奏】
朝比奈隆指揮 大阪フィルハーモニー交響楽団
【録音】
1984年7月2日、東京文化会館(ライヴ)

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