フルトヴェングラー正規レコード用録音集大成

このサイトは、朝比奈さんの音源を紹介するところなのですが、朝比奈さんが尊敬していたフルトヴェングラーの正規レコード用録音が集大成されて発売されますので、ご紹介します。

かなり前から発売されるとの話はきいていまして、ベートーヴェンの1番、3番は先にLPで出ました。

EMIの録音が主体ですが、ワーナー傘下になったテレフンケン、ライセンスでグラモフォンとデッカのものも採用されているのが特徴です。

商用録音なので、録音状態がけっこういいものが多く、かつリマスターされています。

ここに収められるのは、あくまで、レコード用に録音されたものだけで、EMIから発売されたものでも、商用録音ではないものは含まれていません。
たとえば、ベートーヴェン交響曲全集のなかに含まれている第2番、第8番、ウラニアのエロイカ、ワーグナーのニーベルングの指環全曲など。
グラモフォンのはたくさんあると思ったのですが、シューマンの第4番、シューベルトのグレイト、フルトヴェングラーの交響曲第2番くらいのもので、ティタニアパラストの運命は入っていないようです。
デッカのは、フランクの交響曲、ブラームスの交響曲第2番です。

曲目リストは、以下のアイコンをクリックするとみることができます。

フルトヴェングラー正規レコード用録音集大成<限定盤>

フォーマット CD

構成数 55

国内/輸入 輸入

パッケージ仕様 ボックス

発売日 2021年09月24日

規格品番 9029523240

レーベル Warner Classics

SKU 190295232405

フルトヴェングラー生誕135年記念! フランス・フルトヴェングラー協会協力
商用リリース用として録音された音源すべてを、2021年新リマスター音源で収録した完全セット

ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(1886-1954)は、20世紀で最も偉大な指揮者の1人で、音楽界の巨人ともいわれています。彼は音楽家の中で最も偉大だと言う人もいます。オーストリアとドイツの交響曲のレパートリー、およびワーグナーの音楽に最高のドラマ性を持たせた、比類のない解釈者であり、彼は演奏者と聴衆のための最も高い基点であり続けています。
この55CDボックスの数多くの演奏は、音楽愛好家にとって不可欠なものです。フルトヴェングラーのスタジオ録音の音源すべてを統合した初めてのコレクションであるだけでなく、商用リリースを目的としたライブ録音も含まれています。このコレクションには多くの研究により、ウィーンとコペンハーゲンで録音された、これまで未発表の大きな資料的をもつ音源も発掘されました。各録音は最新デジタル機器とさらなる高ビットによる入念なる新しいリマスターにより、これまで以上にマスターテープに残された記録が再現されています。付属ブックレットとドキュメンタリーCDは、信頼できるものと網羅的なものの両方で、フルトヴェングラーの哲学と、スコアに命を吹き込む自発性を明らかにする天才性をさらに明らかにしています。

《ボーナス・オーディオ・ディスク》
ジョン・トランスキーによるドキュメンタリー・インタビュー
[フルトヴェングラーの思い出]
このオーディオ・ドキュメンタリー・インタビューは、クラシック演奏家のドキュメンタリーを専門としているプロデューサー・執筆家でもあるジョン・トランスキーによって記録され、1993年にロンドンで(エドワード・ダウンズ、レモ・ラウリチェラ)、1994年にロンドンで(ヒュー・ビーン、ヒュー・マグワイア、ジェルヴァース・ドゥ・ペイエ、ハロルド・ナッシュ)、1995年にロンドンで(ユーディ・メニューイン、ベルトルト・ゴルトシュミット)、1995年にウェーブリッジで(ベルナルド・デニス=ブラウン、ジョン・ミーク)、1995年にルツェルンで(エリーザベト・フルトヴェングラー)、2000年にベルリンで(ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ)、2002年にロンドンで(ペーター・ゲルホルン)、2003年にロンドンで(クリストファー・レイバーン)らのインタビュー音声を収録。これらのインタビューのいくつかは、ここで初めての公開となります。(1/3)
ワーナーミュージック・ジャパン
発売・販売元 提供資料 (2021/07/02)
20世紀で最も偉大な指揮者のひとり、ヴィルヘルム・フルトヴェングラーは、オーストリアとドイツのレパートリー(特にベートーヴェン、ブラームス、ワーグナー、ブルックナー)において最高の指揮者と見なされており、演奏家や音楽愛好家にとって重要な基準となっています。フルトヴェングラーは、ベルリン・フィル、ウィーン・フィル、バイロイト音楽祭と密接な関係がありました。
フルトヴェングラーは、国の歴史の激動の時代を通じて、彼自身を偉大なドイツの音楽の伝統の忠実な守護者と見なしていました。スコアへの彼のアプローチは独裁的ではありませんでした。彼はそれを自発的に見える有機的な方法で生き返らせることでした。彼の信念は、音楽の細部は「聞こえるとおりに」(「…wie es klingt」)伝えられ、理解され、評価される必要があるというものでした。

このコレクションには、フルトヴェングラーのスタジオ録音すべてと、商用リリースを視野に入れて作成したライブ録音を初めて統合したものです。完全を期すために、コレクションはWarner Classicsカタログ(旧HMV-EMIとTelefunken)とUniversalカタログ(Polydor、Decca、Deutsche Grammophon)の両社の音源が収録されています。Universalとの特別なライセンス契約により、オリジナルマスターの使用が許可されました。フランス・フルトヴェングラー協会副会長Stephane Topakian氏協力のもと多くの音源の照会・調達がおこなわれ、一部、日本の《フルトヴェングラー・センター》による音源も収録されています。

1950年にウィーン・フィルを指揮した初出音源が含まれています。
J.シュトラウス:皇帝円舞曲
ワーグナー:「神々の黄昏」からのジークフリートの葬送行進曲
シューベルト:「ロザムンデ」から間奏曲第3番
チャイコフスキー:「弦楽セレナード」からエレジー。

1950年10月1日にコペンハーゲンでデンマーク放送が収録した放送音源の「シューベルト:未完成交響曲」が、最適な音質で提供される初出音源が含まれています。これは、もともと商用リリース用ではない唯一のライブ録音ですが、特別に収録されています。(2/3)
ワーナーミュージック・ジャパン
発売・販売元 提供資料 (2021/07/02)
ここに収録されたほとんどの音源は、オリジナルマスターよりフランスのアヌシーにあるArt & Son Studioにて、2021年に192kHz /24bitリマスターされています(以下の音源を除き)。リマスタリングは、可能な場合はオリジナル・マスターテープから、オリジナルの78回転SPおよびLPマトリックスなども使用され、入手可能な最良のソースから作成されています。
CD31(ワーグナーとマーラー)、CD37(バルトーク)、およびCD27の前半(ベートーヴェンの「皇帝」)は、フィルハーモニア管弦楽団75周年記念BOXのための2020年、192kHz / 24bitリマスター音源を使用。
CD35(ベートーヴェン)は、メニューイン全集のための2016年に96kHz / 24bitリマスター音源を使用。
CD55のドキュメンタリーは44kHz / 16bitでリマスター。

リマスターを行った、Art&Son Studioでは、これまでバルビローリ全集、クリュイタンス全集、ロストロポーヴィチ全集、ジネット・ヌヴー全集、メニューイン全集など、ワーナークラシックスだけでなく他のレーベルも含め、多くの作品のリマスターを行っています。

各ディスクはオリジナル・ジャケットのデザインによる紙ジャケットに封入。

160ページのブックレット(英語、仏語、独語)には、以下のものを掲載
フルトヴェングラーに関するエッセイと多くの写真。
フランス・フルトヴェングラー協会副会長Stephane Topakian氏と、Art&Son StudioエンジニアChristophe Henault氏による、音源の調達やその問題等についての説明。
フルトヴェングラーの経歴タイムライン
このBOXの、完全なトラックリスト
(録音日/会場/録音スタッフ/マトリックス番号/元のカタログ番号)(3/3)
ワーナーミュージック・ジャパン
発売・販売元 提供資料 (2021/07/02)

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シベリウス 交響曲第2番 朝比奈隆 大阪フィル 1999

朝比奈さんの未発表の音源が登場しました。没後20周年の企画です。

シベリウスの交響曲第2番
1999年7月30日、大阪フェスティバルホールでの定期演奏会のライブ録音です。

私は、この時期大阪勤務だったのですが、残念ながら、この演奏は聴いていません。
テンポはゆっくり目、けっこうゴツゴツした感じで、朝比奈さんとしては、かなり以前のスタイルのような感じがします。
最晩年は、すっきりと流れる演奏が多かったものですから。
最終楽章、さりげないようで、味わい深く、なかなか聞かせます。

1978年11月のライブ録音も聴いてみました。
旧録音の方がよりロマン的なのが面白いです。

ハイブリッドSACDで発売。
ワンポイント録音です。ステレオです。サラウンドではありません。
解説は、宇野功芳氏のものを流用しています。

朝比奈 シベリウス 交響曲第2番

1978年にも録音しています。
シベリウス 交響曲第2番

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ワーグナー ニーベルングの指環 朝比奈隆指揮 新日本フィル 1984/7 (再発売)

ワーグナー ニーベルングの指環 全曲

zaP2_G5436655W

新日本フィルで毎年1曲ずつ、演奏会形式で演奏されたもののライブ録音。
当初、山野楽器から非常に立派なセットで限定発売されていたが、いまは、安価で入手できる。
一時入手が難しかったが、再発された。

サヴァリッシュが、フル編成でステージにのったことを何度もうらやましいと言ったということで有名な話。
オペラハウスでは、スコア通りの編成でのることはめずらしいらしい。

以下、発売元の資料から

『ニーベルングの指環』全曲(12CD)
朝比奈&新日本フィル

ワーグナー演奏史に輝ける金字塔
オール日本人キャストによる初の『指環』、DSDリマスタリングで甦る

1984-87年に朝比奈隆と新日本フィルを中心に演奏されたワーグナーの『ニーベルングの指環』。数ある朝比奈の録音のなかでも伝説となっていたこの名演が、最新DSDリマスタリングにより12枚組のCDとして甦ります。
 この演奏はフォンテックがライヴ収録し、1988年のリテイクを経て、同年山野楽器創立100周年の記念CDとして同社より発売されました。そして朝比奈生誕100年を記念して、フォンテックからリマスタリング盤の再登場です。
 朝比奈は生前<『指環』は生涯の思い出です>と語っていました。しかし、巨匠の追憶のみならず、日本人演奏家による初の「指環ツィクルス」であり、しかも『神々の黄昏』は、演奏会形式ながら日本初演だったのです。
 それから20年。ベルリン・ドイツ・オペラ、新国立劇場による<トーキョー・リング>、ベルリン国立歌劇場、飯守/シティ・フィルによるセミ・ステージ公演が続き、日本の聴衆にとって『指環』をとりまく環境は変化してきました。
 この現在の視点で朝比奈の『指環』をもう一度聴いてみる・・・書かれたすべての音符を忠実に演奏し、ひたすら音楽の力を信じるという朝比奈の流儀は、『指環』という栄華盛衰から崩壊への物語を大河小説の如き雄渾な筆致で描き、『音』のみによるワーグナーの存在意義を明らかにします。
 朝比奈芸術の頂点をこの価格でお届けする、生誕100年記念のピークです。
 この商品には歌詞対訳を掲載していません。紙ジャケット、紙ケース仕様のパッケージ。(フォンテック)

ワーグナー:序夜と3日間の舞台祭典劇『ニーベルングの指環』全曲
・楽劇『ラインの黄金』(1984年6月11日)
・楽劇『ワルキューレ』(1985年10月12日)
・楽劇『ジークフリート』(1986年4月19日)
・楽劇『神々の黄昏』(1987年10月3日)
 西明美
 辻宥子
 豊田喜代美
 大野徹也
 池田直樹
 多田羅迪夫
 高橋啓三
 勝部太、他
 晋友会合唱団
 新日本フィルハーモニー交響楽団
 朝比奈隆(指揮)

 録音場所:東京文化会館(ライヴ)
 DSDリマスタリング

朝比奈隆 二ーベルングの指環 全曲

各曲ごとは以下

 楽劇「ラインの黄金」 
 楽劇「ワルキューレ」 
 楽劇「ジークフリート」 
 楽劇「神々の黄昏」 

ハイライト盤

ワーグナー ニーベルングの指環 ハイライト

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ブルックナー 交響曲選集 朝比奈隆 東京交響楽団 (SACD化して再発売)

朝比奈さんの東京交響楽団のブルックナーのキャニオン録音が、まとまってSACD化されます。

2021年07月23日発売です。

朝比奈 東京交響楽団 ブルックナー

※タワーレコード限定販売
※初SACD化、初セット化
※歌詞対訳付(5)
※SACDハイブリッド盤
※限定700セット。通常ジュエルケース仕様(マルチケースにCD6枚入)
※シリアル・ナンバー・シール付(シリアル・ナンバーは、ケースの裏側に貼付しておりますため外から見えず、お選びいただくことはできません。ランダムでのお渡しとなります。ご了承ください)
※2021年最新マスタリング音源使用。(マスタリング・エンジニア:江崎友淑氏)
※盤印刷面:緑色仕様
※オリジナルマスターから起因するノイズ等がございますが、ご了承ください。
※解説書:東条碩夫氏(新規序文解説)、宇野功芳氏(91年盤初出時解説)他、解説書合計20ページ

朝比奈隆&東京交響楽団による重厚壮大な90年代の名盤が復活!
キャニオンクラシックス原盤、約10年ぶりの新装再発売。東条碩夫氏の新原稿、宇野功芳氏による91年盤演奏解説付。
今回の復刻のために新規で江崎友淑氏がマスタリング。シリアル・ナンバー付700セット限定盤!

朝比奈隆が90年代東京交響楽団に来演したライヴの記録。91年の「テ・デウム」「第9番」の名演が、その後の93年から4年間のチクルスの大きな成果として結実したことが、ここに刻印されています。朝比奈と気脈の通じ合った東京交響楽団との相乗作用は、燃焼度の高い「第5番」、高揚感が見事な「第7番」、雄渾で共感深い「第8番」、そして覇気溢れる「第9番」と、まさに男性的風貌のブルックナー像を生みだしています。宇野功芳氏絶賛の91年盤を加えた6枚組セットは今回が初登場。東条碩夫氏の新原稿、宇野功芳氏による91年盤演奏解説、江崎友淑による2021年新マスタリングや緑色レーベル仕様等、魅力的な構成となっています。キャニオンクラシックス原盤、約10年ぶりの新装再発売です。尚、同じオクタヴィア・レーベルでの復刻は、2021年4月23日発売の「ブラームス:交響曲全集(1994-1995)」(OVEP00011)に続くリリースとなります。また、今回の復刻では以前市販の単売時に2枚組で発売されていた「第5番」と91年収録の「テ・デウム&第9番」をそれぞれ1枚に収録し、全体の枚数を削減しました。

朝比奈によるブルックナーの演奏回数に関して、大阪フィルに続いて2番目に多いオーケストラが東響でした(以下、都響と新日フィルが同数で続く)。もちろんブルックナー以外も共演を重ねていた両者は、晩年に至るまで多くの名演を残しています。その中でもブルックナーの演奏曲目は、ここにある曲以外でも第2,3,4,6番も含まれており、大阪フィルに次ぐ規模であったと言えるでしょう。尚、「テ・デウム」は生涯6度の演奏の最後がこの1991年となりました。今回、没後20年の機会に朝比奈の残した軌跡を辿っていますが、やはり朝比奈のブルックナー演奏は別格であり、現在ではこのような巨匠的な演奏が時代としての流れもあってか潰えているため、単なる記録としてではなく、むしろ懐かしさと共に憧れをも抱くほどと思われます。高音質で当時の会場の空気感や音色を聴くことができますので、従来盤以上にかつての記憶が蘇ってくるでしょう。没後20年の節目として、今回の解説書にはかつて何度も対談を重ねた東条碩夫氏による文章も掲載しました。朝比奈のブルックナーを振り返った上で、氏ならではのエピソードも交えた必読の解説です。ユーモア溢れる朝比奈の口調を彷彿させる件は、朝比奈ファンならずとも興味深い内容となっています。

今回の解説書は、序文に新規で東条碩夫氏による序文解説を掲載し、91年盤の初出時解説を執筆した宇野功芳氏の文章も収録。音質にも留意し、オクタヴィア・レコードの代表である江崎友淑氏の手で今回の発売のために新規でマスタリングを行いました。シリアル・ナンバー・シール付の700セット限定でリリースいたします。
タワーレコード (2021/06/23)

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朝比奈さんは、東京交響楽団とも、毎年1回というくらいのインターバルで、ブルックナーを演奏した。

とくに後年の演奏は、そのほとんどすべてが録音されていたため、東京交響楽団のものも、4,5,7,8,9と主要作品がそろってしまった。

この演奏の前に、テ・デウムと9番をいれたものがあり、これが実にすばらしい演奏である。9番の演奏は、朝比奈さんではなかなかいいコンディションのものがなかったのだが、この9番はとてものりがよい。ただ。3楽章で、金管楽器がはでに1小節遅れているのはあるが、すばらしくノッた演奏である。

キャニオンから出たセットも、熱演が多い。、東京交響楽団は、非常に表現意欲たっぷりに演奏している。

個々の演奏はあとで詳しく書きます。

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ブラームス 交響曲全集 朝比奈隆 大阪フィル  1994-5 SACD

生涯に4種の全集を遺している朝比奈が94年~95年にかけて行なったブラームス・チクルスのライヴ。
雄渾にしてロマンティック、全編に熱気が充満する巨匠3回目の全集、復活!
シューマンの「ライン」と、リハーサル風景(2曲)付き。今回の復刻のために新規で江崎友淑氏がマスタリング。
新規序文解説、宇野功芳氏による初出時の解説付。シリアル・ナンバー付700セット限定盤!

朝比奈隆にとってブラームスは、ベートーヴェンやブルックナーと並ぶレパートリーの柱であり、生涯に4種の全集を遺しています。このDISCは94年~95年にかけて行われたチクルスのライヴ収録で、朝比奈にとって3回目の全集に位置付けられるものです。2回目の完成から5年後、マエストロたっての要望で実現した本公演は、すべてが聴きもの。男性的な表現際立つ「第1番」、精気みなぎる「第2番」、情感ゆたかな「第3番」、堂々たる威容の「第4番」など、まさしく「ロマンの回帰」(宇野功芳)の世界。増田良介氏の新原稿、宇野功芳氏の演奏解説、2021年新マスタリングなどの魅力を搭載。4種のブラームス中で最高との評価も高い本全集、約四半世紀ぶりに復活する巨匠の87歳時の記録です。
朝比奈によるブラームスの交響曲全集は、大阪フィルと2回(第1,3回目)、新日本フィルとの2回(第2,4回目)があるのみで、ベートーヴェンと比較すると残された音源は少なく、貴重な音源ばかりです。いずれも記録された音源の収録時期の間隔がある程度開いていることもあり、それぞれの演奏がその時期の朝比奈の作風をそのまま反映していると言えます。初めての収録は1979年から翌年にかけて神戸文化ホールで行われた公開ライヴで、既に御年70歳を超えた巨匠による風格にみちた重厚な音楽は、まさに満を持してのブラームスと思わせる演奏内容でした(ビクター原盤。タワー企画盤として2019年にSACDシングルレイヤーでリリース。GCAC1027)。2回目は1990年と92年に新日本フィルとライヴ収録を行い、朝比奈にとっても気力共にまだまだ充実していた時期の演奏であることが特徴です(fontec原盤。2014年にCDで再発。FOCD9035)。その次が今回復刻する1994年から翌年にかけての大阪フィルとの第3回目録音であり、大阪のフェスティバルホールでの交響曲全曲演奏会の際に収録されました。朝比奈ファンの間ではこの録音の評価が一番高く、大阪フィルとの最後の録音であること、解釈は一貫しているものの最晩年様式直前の溌剌した表現が曲によってはより目立つことが理由にあるのではないでしょうか。もちろん、2000年から翌年にかけての第4回目録音(fontec原盤。FOCD9206)も基本的な解釈は同じであり、生涯をかけて探求していった朝比奈自身の最終回答という意味では貴重な音源です。朝比奈のブラームスの録音は、多く存在するベートーヴェンの音源と異なり、収録時期の間隔がある程度空いているため変遷はわかりやすいと言えるでしょう。今回、充実した第3回目の演奏記録と稀少なシューマンの「ライン」を、そして2曲の貴重なリハーサル風景の音源を、満を持してSACDハイブリッド盤として復刻します。(1/2)
タワーレコード (2021/03/23)
今回の解説書は、序文に新規で増田良介氏による序文解説を掲載し、初出時の解説を執筆した宇野功芳氏の文章も収録。音質にも留意し、オクタヴィア・レコードの代表である江崎友淑氏の手で今回の発売のために新規でマスタリングを行いました。シリアル・ナンバー・シール付の700セット限定でリリースいたします。尚、2021年は朝比奈の没後20年企画として、別の作品も随時最新で復刻を行っていく予定です。ご期待ください。(2/2)

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ブラームス 交響曲全集 朝比奈隆 新日本フィル 2000

没後20年企画。
マエストロ朝比奈、生涯最後のブラームスを初出時以来約17年振りにリリース。
朝比奈最後のブラームス演奏となった2000年から翌年にかけてのサントリーホールでの貴重なチクルスの記録。
仕様はそのままに、約2/3の価格でタワーレコード限定再発売!

4種ある朝比奈のブラームス:交響曲全集のうち、亡くなる前年の2000年9月から翌年3月にかけて、サントリーホールにおいて新日本フィルと行われたこの「ブラームス・チクルス」の貴重な音源は、元々は2004年にfontecからリリースされました。その後、再発は無い状態のまま、近年では生産中止品として市販では出回らない状態が長く続いていましたが、2021年、朝比奈没後20年を機にタワーレコード限定でこの度再リリースを行う運びとなりました。従来の仕様はそのままに、価格を下げての限定再発売となります。

朝比奈隆(1908.7.9-2001.12.29)によるブラームスの交響曲全集の音源は、大阪フィルと2回(第1,3回目)、新日本フィルとの2回(第2,4回目)があるのみで、ベートーヴェンと比較すると残された音源は少ないため、貴重な音源ばかりです。いずれも、記録された音源の収録時期の間隔がある程度開いていることもあり、それぞれの演奏がその時期の朝比奈の作風をそのまま反映していると言えます。初めての収録は1979年から翌年にかけて神戸文化ホールで行われた公開ライヴで、既に御年70歳を超えた巨匠による風格に満ちた重厚な音楽は、まさに満を持してのブラームスと思わせる演奏内容でした(ビクター原盤。タワー企画盤として2019年にSACDシングルレイヤーでリリース。GCAC1027)。2回目は1990年と92年に新日本フィルとライヴ収録を行い、朝比奈にとっても気力共にまだまだ充実していた時期の演奏であることが特徴です(fontec原盤。2014年にCDで再発。今回価格変更で同時リリース。FOCD9035)。次がちょうど4/23にSACDハイブリッド盤として新規リマスターで再発する1994年から翌年にかけての大阪フィルとの第3回目録音です(キャニオン原盤。OVEP00011)。朝比奈ファンの間ではこの録音の評価は高く、大阪フィルとの最後の録音であることや、解釈は一貫しているものの最晩年様式直前の溌剌した表現が曲によってはより目立つことが理由にありますが、今回リリースの第4回目の録音は、巨大な造形は不変ながらもルパートを排し、収斂したテンポで音楽を統一する作風を堅持、楽章によっては第3回目の演奏時より短い収録時間になっているのが特徴です。

今回の再発は、市販時のスリップケース封入、スリムケース、解説書等含め仕様はそのままに、限定数で価格を大幅に下げて再発売を行います。尚、同時発売で、第2回目のブラームス:交響曲全集録音である同じく新日本フィルとの1990年から92年にかけての音源も同様にタワーレコード限定盤としてリリースします。

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ブラームス 交響曲全集 朝比奈隆指揮 新日本フィル 1990-2 タワー限定

没後20年企画。
市販の後、2014年にタワー限定として再発した1990年から92年にかけての、朝比奈第2回目の全集を同仕様で限定数再発売!
朝比奈のブラームス演奏の到達点のひとつ。充実した解説書もそのまま復刻。ハイドン変奏曲は唯一の録音

4種ある朝比奈のブラームス:交響曲全集のうち、1990年から1992年にかけて新日本フィルとオーチャードホールで行われた第2回目のライヴを再発売。前回時は1993年の初発売以来の再発盤として2014年にタワー限定で再発を行いました。今回は長らく廃盤になっていたこの全集を、没後20年であるこの機会に再プレスとして限定数のみ販売いたします。尚、仕様は2014年時と同様で、価格のみ前回時から変更となっています。

朝比奈のブラームスの交響曲全集は、CD発売のものとしては大阪フィルとの2種(1979-’80、1994-’95)と、今回含む新日本フィルとの2種(1990、最晩年の2000-’01)しかありません。今回の再発盤は全4種中、2番目の全集です。ベートーヴェンと比較して残された音源は少なく(通常の指揮者としては多いですが)、貴重な音源ばかりです。いずれも記録された音源の収録時期の間隔がある程度開いていることもあり、それぞれの演奏がその時期の朝比奈の作風をそのまま反映しているのが特徴的です。尚、ハイドン変奏曲は唯一の録音です。。
今回の1990年中心のライヴは、81歳の時の記録であり(ハイドン変奏曲のみ83歳時)、気力共にまだまだ充実していた時期のライヴであることもこの全集の価値を高めています。最晩年の同じ新日本フィルとの演奏は、朝比奈が到達した偉大な境地を体現できるものとしても非常に価値の高い音源ですが、約10年前のこれらのライヴも、様々な意味で今聴くと感慨深いものがあります。

尚、1993年の初発売時は\10,000(税込)で、豪華なケースで話題となりました。この再発では解説書含め中身はそのままに、外側のケースのみ紙製としています。解説書はかなり厚く、金子健志氏との貴重なインタビュー記事もそのまま収録しましたので(30ページ分。譜例付き)、読み物としても充実したものです。この機会にパッケージとしての魅力含め、広く朝比奈の芸術に触れてみていただければと思います。

今回の再発は、前回2014年再発時のスリップケース封入、解説書等含め仕様はそのままに、限定数で価格を変更して再発売を行います。尚、同時発売としまして、第4回目の最後のブラームス:交響曲全集録音である同じく新日本フィルとの2000年から翌年にかけての音源(FOCD9206)も、同様にタワーレコード限定盤としてリリースします。
※2014年3月14日、タワーレコード限定再発のFOCD9035の価格変更仕様盤
※仕様:紙ケース(スリップケース)封入
※限定盤
※初発売時のオリジナル仕様での再発(外箱を除く)
※原盤:fontec
※解説:実相寺昭雄氏、朝比奈隆(インタビュー形式。譜例付き。30P)、金子健志氏、解説書49ページ(解説書は1993年発売当時のものです)

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ショパン ピアノ協奏曲第1番 眞木利一 朝比奈隆 関西交響楽団 1949-3-20

すごい記録が出てきた。

朝比奈隆指揮 関西交響楽団 眞木利一 ピアノ
による
ショパン ピアノ協奏曲第1番

朝比奈隆 ショパン ピアノ協奏曲第1番

放送を個人が78回転アルマイトで記録したレコードを復刻したものであるらしい。

放送自体が30分の枠らしく、かなりのカットがあり、演奏にかぶってアナウンスがあったり、音の欠落があったり、混濁してしまっている部分はあるが、音は良くないとはいえ、十分楽しめるレベル。
意外に関西交響楽団がうまいな、という印象。朝比奈さんとしても、若いこともあって、テンポも十分はやい。

ライナーノートもこの盤を入手した経緯なども書いてあってなかなか興味深い。

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日本最古のショパン「ピアノ協奏曲第一番」全曲録音!
臨場感溢れる感動的な演奏をお楽しみください!!

ショパン没後100周年である1949年。日本はまだ戦後4年という、過酷な状況にありました。
その時代を鼓舞するかのように演奏された二人の天才によるショパン「ピアノ協奏曲第一番」のラジオ放送の録音が発見されました。
これは日本最古のショパン「ピアノ協奏曲第一番」全曲録音です。当時の好事家による私家盤であり、アルマイト盤であるため保存状態が悪い部分があります。しかし、当時の情熱的な演奏を偲ぶことができる唯一の音源です。ぜひ臨場感溢れる感動的な演奏をお楽しみください。
発売・販売元 提供資料 (2021/03/23)
ショパン没後100周年である1949年。日本はまだ戦後4年という、過酷な状況にありました。その時代を鼓舞するかのように演奏された二人の天才によるショパン「ピアノ協奏曲第一番」のラジオ放送の録音が発見されました。これは日本最古のショパン「ピアノ協奏曲第一番」全曲録音です。当時の好事家による私家盤であり、アルマイト盤であるため保存状態が悪い部分があります。しかし、当時の情熱的な演奏を偲ぶことができる唯一の音源です。ぜひ臨場感溢れる感動的な演奏をお楽しみください。 (C)RS

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朝比奈隆 ベートーヴェンの交響曲を語る  朝比奈 隆 (著), 東条 碩夫 (編集)

2020年12月23日に文庫になりました。

朝比奈さんがベートーヴェンの演奏について語っている本ですが、めちゃくちゃ面白いです。
これほど興奮して読んだ本はないんじゃないか、と思います。

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ベートーヴェン 交響曲第3番 朝比奈隆 新日本フィル 1977

Beethoven: Symphony No.3; Haydn: Symphony No.10

Beethoven: Symphony No.3; Haydn: Symphony No.10

この演奏は、セットになって、タワーレコードによりSACD化されました。

朝比奈隆 新日本フィル1970年代ライヴ集成 (ブルックナー:交響曲第4番&第8番、ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」、他 全5曲)<タワーレコード限定>

ベートーヴェン:交響曲第3番『英雄』(1977年4月2日、ライヴ)
ハイドン:交響曲第10番(1979年3月8日、東京文化会館、ライヴ)
朝比奈隆指揮 新日本フィル

ベートーヴェンの「英雄」は、77年4月、東京文化会館における伝説的ライヴ。宇野先生をして「同年来日のベーム&VPOの演奏を上回る感動の超名演!」と言わしめ、音楽評論家、東条碩夫氏曰く、「朝比奈と新日フィルの両者の気合いが合致して真に壮大な音楽が生まれるようになった。これは恐らくこの頃からだ。とりわけ、「英雄」は聴衆を熱狂させた名演で白眉とも言うべきもの。新日フィルがパワー全開という趣きで、聴衆を喜ばせた第1楽章最後のクライマックスでのトランペットや第2、4楽章でのホルン群入魂の最強奏も、朝比奈氏が初めてこのオケから引き出したと言っても誇張ではない。」と絶賛。音質も前作のブルックナー同様優秀。リマスタリングも万全。朝比奈による「英雄」の録音は多く残されていますが、77年と言えば、大阪フィルとの録音があります(こちらは10月)。70、80、90年代と、正にその時々の”美学”を実感させますが、この77年の二つの録音を聴くに付け、ベートーヴェン作品への造詣の深さが伝わってまいります(オケの違いはもとより、比較試聴は、とても興味深い所)。今回の演奏における、極めて堅固、壮大なる音楽の構築性、著しい求心性と燃焼度の高さは、破格のもの。今は亡き巨匠の貴重なる遺産にして必聴盤です。余白は、79年3月のハイドン:交響曲第10番。こちらも、敢えて朝比奈が取り上げただけあって名曲。

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