ベートーヴェン 交響曲第8番 朝比奈隆 大阪フィル 1977

ベートーヴェン 交響曲第8番

朝比奈隆指揮 大阪フィルハーモニー交響楽団

1977年12月29日 大阪フェスティヴァルホールでのライブ録音

朝比奈 ベートーヴェン 交響曲2.8

このコンサートは後半は第9です。2日連続で行われていますが、その初日の方の演奏。

このチクルスは、アナログ録音で、なかなか豊かな音になっています。

第8番も規模的には、小さな曲ですが、大交響曲として演奏していますね。

構成がしっかりしていて、奏者の表現意欲も強くて、なかなか面白い表現になっています。打楽器の強奏が目立ち、かなりがっちりした音作りながら、全体的にゆったりとした風格も感じさせる名演です。

学研の演奏よりもずっとしなやかで歌があります。表情が楽しげでもあります。はずんだような表現もあります。

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ベートーヴェン 交響曲第7番 朝比奈隆 大阪フィル 1977

ベートーヴェン 交響曲第7番

朝比奈隆指揮 大阪フィルハーモニー交響楽団

1977年9月28日 大阪フェスティヴァルホールでのライブ録音

この演奏は、復刻されバラで購入できます。
朝比奈 ベートーヴェン 交響曲1.7

序奏の部分など、ガチガチしていなくて、丁寧に歌っており、意外にやわらかな表現なのに驚く。主部からも硬さがなく、意外にはやいテンポですすんで行く。こんなさわやかな表現だったっけ、と感じた。

最後は、テンポもはやく、豪快に締めくくる。

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ベートーヴェン 交響曲第6番 朝比奈隆 大阪フィル 1977

ベートーヴェン 交響曲第6番
朝比奈隆指揮 大阪フィルハーモニー交響楽団

1977年10月6日
東京文化会館でのライブ

朝比奈 ベートーヴェン 交響曲第6番、エグモント序曲

この日の後半は名演で知られる第3番でした。

学研の演奏よりも、ずっと自由度が高く、非常に楽しんで演奏している様子が伺えます。

大らかな表現ながら、ちょっとしゃれたところもあります。

アンサンブルはライブならでの乱れもありますが、あんまり気になりません。

朝比奈さんの田園は、実演で聴くと実に雰囲気に浸ることができるものです。リズムが少々重くてちょっと野暮ったさのなかに、優しさが満ち溢れ、実に幸せな音楽です。

最後はかなり金管が強くでていて、ある意味バランスが悪いともいえるのですが、これこそ朝比奈さんの真骨頂、おとを抑えるのではなく、朗々とひかせることで、いきいきとした音楽となっています。

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ベートーヴェン 交響曲第5番 朝比奈隆 大阪フィル 1977

ベートーヴェン 交響曲第5番 
朝比奈隆指揮 大阪フィル

1977年5月12日
大阪フェスティヴァルホールでのライブ録音

朝比奈 ベートーヴェン 交響曲4,5

このときのライブは、第4番とセットになっていました。

ビクターから出たベートーヴェン交響曲全集は、最初LPでバラで発売されましたが、これが最初の1枚。SJX-9501 という番号でした。LP1枚に1曲。

最初のCD全集では、この演奏は採用されず、1982年のものがはいっていました。録音のバランスが悪いというのがその理由でした。

最初の記念スべき録音なのに、それに、朝比奈さんは、チクルスで行うことがそのポリシーなのに、こういうことをされるのには理解に苦しみましたが、後年セットになったときは、この元の演奏が採用されました。最初にCDが出たとき、これほどたくさん朝比奈さんのベートーヴェンが録音されるとは思わなかったのでしょう。その完成度を重視したわけです。しかし、後年になって、いろいろ出だすと、まさに1977年という時期が重要になります。

この第5番ですが、貴重な演奏です。
ちょっとほかの演奏と感覚が違います。
よりゆったりとしており、おおらかで、響きがまろやかです。
第4楽章になって、従来の路線に近くなり、よりがっちりした表現になります。

第1楽章 アレグロ・コン・ブリオ/(ベートーヴェン)[8:46]
第2楽章 アンダンテ・コン・モート/(ベートーヴェン)[9:58]
第3楽章 アレグロ/(ベートーヴェン)[5:57]
第4楽章 アレグロ/(ベートーヴェン)[11:43]

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ベートーヴェン 交響曲第4番 朝比奈隆 大阪フィル 1977

ベートーヴェン 交響曲第4番

朝比奈隆指揮 大阪フィルハーモニー交響楽団

1977年5月12日
大阪フェスティヴァルホールでのライブ

朝比奈 ベートーヴェン 交響曲4,5

この日のコンサートは、このあとに、第5番が演奏されました。

学研の全集もなかなかの名演奏ですが、これは、もう少し柔らかさがあり、自発性があります。音はアナログ的なやわらかさもあります。

おもったほどゴツゴツしていません。しかし、構造的には立派で、テンポも比較的はやめにしあげています。

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ベートーヴェン 交響曲第3番 朝比奈隆 大阪フィル 1977

ベートーヴェン 交響曲第3番
朝比奈隆指揮 大阪フィルハーモニー

1977年10月6日 東京文化会館でのライブ録音

朝比奈 ベートーヴェン 交響曲第3番

大阪フィル東京定期演奏会である。

この日は、前半に交響曲第6番という非常に欲張りなプログラム。

これは、最初LPで発売された。
そのとき、宇野功芳氏が大絶賛した演奏である。

その後、XRCDでも出ている。

朝比奈さん、1970年代の大傑作。

非常にテンポはゆっくりとしているが、すぐに慣れる。これが必然である、という説得力がある。非常におおらかな響きをもっており、ゆったりであるが、非常に確信にみちた歩みを見せる。その流れが一貫していて、最後まで一気に聴かす。
このチクルスのほかの曲とくらべ、明らかに朗々とした響きをもっている。

第1楽章 アレグロ・コン・ブリオ/(ベートーヴェン)[19:33]
第2楽章 葬送行進曲 : アダージョ・アッサイ/(ベートーヴェン)[17:13]
第3楽章 スケルツォ (アレグロ・ヴィヴァーチェ) ~ トリオ/(ベートーヴェン)[6:22]
第4楽章 フィナーレ (アレグロ・モルト)/(ベートーヴェン)[13:20]

これには、ハイレゾ音源があります。

★【ハイレゾ音源】ベートーヴェン 交響曲第3番 朝比奈 大フィル 1977年 東京文化會館★

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ベートーヴェン 交響曲第2番 朝比奈隆 大阪フィル 1977

ベートーヴェン 交響曲第2番
朝比奈隆指揮 大阪フィルハーモニー交響楽団

1977年11月29日 大阪フェスティヴァルホールでのライブ録音

朝比奈 ベートーヴェン 交響曲2.8

この日は、後半にハ長調のミサが演奏されています。

この2回めの全集は、アナログ録音ということもあって、独特の広がりと、骨格はきちんとあるものの、独特の柔らかさ、そして、表情の大胆さがあります。

初期の交響曲ですが、非常に雄大な表現で、風格があります。

学研の全集とくらべ、格段に表現意欲があるのが特徴です。

まことに立派な第2番。

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ブルックナー 交響曲第9番 朝比奈隆 新日本フィル 1980年 カテドラル ビクター

これは、東京カテドラルシリーズのライブで、XRCDで再発されている演奏と同一です。

朝比奈 ブルックナー 交響曲第9番

これは、東京カテドラルで最初に行ったライブシリーズの第2回目であり、公演のときには、いろいろ物議をかもしたものである。第1回のロマンティックは、非常にパカスカと気持ちのよい演奏だったのに対し、これはあまり乗り切れない、と思った若者が多かったのである。それで、おわってから何人かマニアがあつまり宇野さんを囲んでいろいろ話をした。若者たちは、今日の演奏は不満だとの声が多かったのである。そうしたら、宇野さんは、今日の方がロマンティックよりずっとよい。このよさ、若い君らにはわからんだろうな、と言ったのである。で、その時にアンチ宇野をたくさんつくってしまった。宇野さんは、その前からブルックナー協会誌にわるい演奏は撲滅しようと言っていたので、そんなの感じ方は各人の自由ではないか、と主張する若者の反感を買っていた。というわけで、物議をかもした演奏なのだが、(そのとき、私も不満に思った一人なのだが)いま聴いてみると、これ、なかなかいい演奏なのである。)

残響がすばらしこともあるが、きわめて分厚い音色が楽しめる。

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ブルックナー 交響曲第8番 朝比奈隆 大阪フィル 1983年 カテドラル2 ビクター

この演奏は、東京カテドラルの2回目の演奏会のライブで、XRCDで再発されている演奏と同じです。

朝比奈 ブルックナー 交響曲第8番①

朝比奈 ブルックナー 交響曲第8番②、第1番

この演奏会は、東京定期演奏会で3つのプログラムを東京カテドラルで連続して演奏するという暴挙の一部です。これは、最初CDで単発されました。

この3つの演奏会は、幸い全部聴いています。とくに、この第8番は、1980年のチクルスの最後の演奏会を聴き逃がしていることからも、まさにリベンジでした。

この録音、すばらしいです。私は、どうしても、この教会の長い残響で聴くのが大好きなのです。とくに大フィルのちょっと荒い音が見事に美しく変身するのです。

朝比奈さんの第8番の演奏は、ほとんど非常にレベルが高いです。録音しているもの、みんなレベルが高いです。オケもいつもなぜか好調なのです。朝比奈さんの棒もこの曲の場合、けっこうわかりやすいのです。自信のあらわれでしょう。私は、朝比奈さんの指揮で、この曲の生演奏を20回近く聴いていますが、そう感じました。

今回、あらためて、この演奏を聴いて、すばらしいと思いました。カテドラル、なつかしいです。
録音が本当にきれいです。残響、ものすごく長いのですが、録音ではちょうどよくて、まろやかな音になっています。とりかた、うまいです。

朝比奈さんらしい、人生肯定的な、すばらしいブルックナー演奏です。聴いていて幸せな気分になります。

第1楽章、最初から純度の高い演奏をしています。音が澄んでいます。音楽もきれいに流れます。

第2楽章、とてもきれいに音楽が流れます。変に重過ぎず、ずばらしいです。

第3楽章、比較的あっさりしていますが、ホールの響きがきれいで、非常に美しい音楽を奏でています。非常に心がこもっていますが、後年のものとくらべると力がはいっているのに、音楽が軽く感じるかもしれません。後半のもりあがりは本当にすばらしいです。これが、ハース版なのがうれしいですね。全部の旋律がきけますから。22分以降のクライマックスも、ホールのせいで、音がやわらかいですね。やはり、この部分は、最晩年のものにはかないません。あの壮絶さはなくて、もっと健康的です。しかし、そのあとの音のやさしさは何とすてきなんでしょう。

第4楽章、ゆったりした足取りで、ホールの響きを大事にして弾いています。ここでは、金管楽器が見事にきまっています。全体に響きが非常にのっており、音に勢いもあります。最後は圧倒的な迫力でおわります。

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ブルックナー 交響曲第7番 朝比奈隆 大阪フィル 1983年 カテドラル2 ビクター

これは、東京カテドラルの2回目の演奏で、XRCDで再発されているものと同じ演奏です。いまは単独で入手できます。

朝比奈 ブルックナー 交響曲第7番

東京カテドラルにおける1983年のシリーズでの演奏会。

このときは、わずか4日で3演奏会、それも7,8の交響曲とミサ曲第3番を演奏しています。それも東京定期演奏会として行われたものです。

当時はタフだったですねえ。

私は幸い、全部の演奏会に行きました。

東京カテドラルは、相当残響が長いのですが、この録音は、たいへん上手で、音がかぶりません。残響がきれいにはいっています。その分、オケの音もきれいに聴こえます。

朝比奈さんとしては、ブルックナーはこの第7が一番演奏回数が多いのです。だから、こなれた演奏が多いです。これも非常にすばらしい演奏です。第7といえば、あの聖フロリアン盤ですが、あれば神のなせる業で、何から何まで特別です。あれは、すべてが別格。

朝比奈さんは、ここの場所を気に入っていたようなのですが、これ以降実現しませんでした。宇野さんが反対したからでしょうか。

録音は非常にすばらしいです。XRCDになったものは、すごい情報量です。

第1楽章

最初からテンポがはやいです。すっきりした表現です。きれいです。大阪フィルの音とは思えません。音楽がなかなかきれいに流れます。あの聖フロリアン盤はものすごくゆっくりですが、あれは特別で、朝比奈さんの7番はだいたいこのテンポです。中間部はなかなかねばりのある表現です。全体的に表現がこなれていて、よどみがないです。第1楽章コーダは、例によって超スローテンポです。

第2楽章

静かなのと、音が比較的弱いのがめずらしい。そのうち乗ってくるが、かなり旋律の動きも固いところがあるが、ホールがうまくはたらいて、きれいに聴こえます。比較的表情がおとなしい。

第3楽章

重量感と表情豊かさをもった、なかなかすばらしい演奏です。残響もうまく利用しています。

第4楽章

かなり自由な表現でぐいぐい進む。オケがけっこう疲れてきたのか精度がさがってきているが、ホールトーンがうまくそれを隠す。一気にフィナーレにすすむ。

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