ベートーヴェン 交響曲第2番 朝比奈隆 大阪フィル
13:29/11:30/3:47/6:29
1985年4月28日 ザ・シンフォーニーホール
同時に演奏されたのは、第6番
第3回目の全集
ゆっくりしたテンポで、丁寧に演奏しており、格調高い。
第1番のときと比べると、非常に明るいトーンで、流れもよい。
ベートーヴェン 交響曲第2番 朝比奈隆 大阪フィル
13:29/11:30/3:47/6:29
1985年4月28日 ザ・シンフォーニーホール
同時に演奏されたのは、第6番
第3回目の全集
ゆっくりしたテンポで、丁寧に演奏しており、格調高い。
第1番のときと比べると、非常に明るいトーンで、流れもよい。
ベートーヴェン 交響曲第1番 朝比奈隆 大阪フィル 1985
11:17/9:46/4:03/6:23
1985年2月24日 ザ・シンフォニーホール
この日のプログラムの後半は、第3番。
3回めのベートーヴェン交響曲全集。この全集は、全部ザ・シンフォニーホールでのライブ録音で、それもツィクルスで演奏されたので、短期間で完成されている。デジタル録音。
2回めの全集と比べると、全般的に格調高さが前面に出ている。テンポもかなりゆったりしている。
録音が原因かもしれないが、音も固めに思える。
最終楽章になって、かなり乗りが出てきて、勢いがついてくる。
朝比奈隆指揮 ベートーヴェン交響曲全集の2回目のバージョン、ビクター盤は、
ミュージックグリッドから復刻され、ばら売りされています。
ブルックナーの2回目の全集も同様に復刻されています。
この復刻のシリーズは、1曲が2枚にまたがっているものも、別々に売られていることで、荘厳ミサについては、2枚にわかれています。
ODCL-1001
朝比奈隆
ベートーヴェン:交響曲第6番 朝比奈隆指揮 ハンブルクNDR so.
録音:1962年1月16-19日、スタジオ(*)モノラル。
1960年代初頭の朝比奈さん。
オケは北ドイツ放送響なので、さすがにうまい。
音楽のつくりは、その後の朝比奈さんとほぼ同一であり、こういうスタイルが当時から確立していたことになる。
音楽がどんどんのってきて、後半になるほどもりあがってくる。
ODCL-1001
朝比奈隆
ベートーヴェン:コリオラン序曲 朝比奈隆指揮 ハンブルクNDR so.
録音:1961年5月15日、モノラル。
ODE CLASSICS
モノラル録音
朝比奈さんの1960年台初等の録音は珍しい。
モノラルだが、なかなか綺麗な録音。
オケがやはりウマイ。
演奏スタイルは、朝比奈さんそのものだが、オケがウマイので、すごい推進力を感じる。
ベーチーヴェン ピアノ協奏曲第4番
オレグ・マイセンベルグ(P;*)
朝比奈隆指揮 ハンブルクNDR so.
録音:1990年3月15日、ライヴ・ステレオ(*)
ODE CLASIICS
交響曲第2番とのカップリングだが、時代はずっと後のもの。
朝比奈さんとしては、めずらしいレパートリー。
第2番のあとだと、録音が新しいので、音がものすごく美しい。
テンポもつったりした安定感のある演奏だが、なかなか詩的表情もあって、聴かせる。
ピアノソロの音がきれいだし、表現も味わい深く、非常に技術的にも安定している。
オケもなかなか味わいがあって、すばらしい。テンポはゆっくりしており、安定感は抜群。
ベートーヴェン:交響曲第2番
ODE CLASSICS ODCL-1002
朝比奈隆指揮 ハンブルクNDR so.
録音:1960年1月18日-20日、ライヴ・モノラル/
交響曲2番は朝比奈とハンブルク北ドイツ放響との初共演時のもの。
モノラル録音。
これは、1960年の録音です。国内では、こんな時代の録音はないので、貴重。
大きな編成による、どっしりとしたなかなか迫力のある演奏。
名門オケだけでに、アンサンブルもしっかりしている。
弦楽器の精度は、やはり大フィルと比べるとさすがにはるかに上である。
しかし、朝比奈さんの棒だと、音色も大阪フィルに似てくるのが不思議。
しかし、これは、1960年。この時代の大フィルの音は、どんなだったんでしょう。
ベートーヴェン エグモント序曲
朝比奈隆指揮 大阪フィルハーモニー
1977年9月28日
2回めの全集の第6番のCDにフィルアップされている演奏。
実際の演奏は、第7番と同じコンサートで。
ゆっくりとしたテンポで堂々とした演奏。
ホールの響きもきれいにはいっており、比較的明るい音色ながら、十分な重量感のある演奏。
朝比奈隆(指揮)、大阪フィルハーモニー交響楽団、大阪フィルハーモニー合唱団
藤井久栄(S)、田中万美子(A)、山岸靖(T)、蔵田裕行(B)
1977年11月29日大阪フェスティヴァルホールでのライブ録音
CDは復刻されて、入手可能です。ただ、荘厳ミサが2枚にわかれた形になっています。
ベートーヴェンの交響曲全全集を録音する際に、荘厳ミサ、そしてめずらしいこのハ長調ミサもいっしょに録音されたものである。
実は、この録音、私も合唱で参加している。
演奏が終わったあと、朝比奈さんがあんまり満足しなかった様子があり、自分たちもなんとも不完全燃焼のような感覚だったのである。
ところが、レコードが発売されたとき、ビクターの人が、朝比奈さんに、カール・リヒターの名盤をしのぐ出来だ、と言ったそうで、朝比奈さんもごきげんのようすだった。
なんか変な感覚なのだけれど、その話を聞いてから出たレコードを聴くと、たしかになかなかの名演なのであった。