ベートーヴェン 交響曲第3番
朝比奈隆指揮 大阪フィルハーモニー
1977年10月6日 東京文化会館でのライブ録音
大阪フィル東京定期演奏会である。
この日は、前半に交響曲第6番という非常に欲張りなプログラム。
これは、最初LPで発売された。
そのとき、宇野功芳氏が大絶賛した演奏である。
その後、XRCDでも出ている。
朝比奈さん、1970年代の大傑作。
非常にテンポはゆっくりとしているが、すぐに慣れる。これが必然である、という説得力がある。非常におおらかな響きをもっており、ゆったりであるが、非常に確信にみちた歩みを見せる。その流れが一貫していて、最後まで一気に聴かす。
このチクルスのほかの曲とくらべ、明らかに朗々とした響きをもっている。
第1楽章 アレグロ・コン・ブリオ/(ベートーヴェン)[19:33]
第2楽章 葬送行進曲 : アダージョ・アッサイ/(ベートーヴェン)[17:13]
第3楽章 スケルツォ (アレグロ・ヴィヴァーチェ) ~ トリオ/(ベートーヴェン)[6:22]
第4楽章 フィナーレ (アレグロ・モルト)/(ベートーヴェン)[13:20]
これには、ハイレゾ音源があります。