フランク 交響曲ニ短調 朝比奈隆 北ドイツ放送響 

朝比奈隆
 フランク:交響曲 朝比奈隆指揮 ハンブルクNDR so.
 録音:1964年2月1日-4日、スタジオ、ステレオ。

朝比奈初ディスク曲。ドイツでは評判となったため各地で演奏しているのだとか。確かに求心力の高い優れた演奏。初出音源。

ステレオとあるが、モノラルにしか聞こえない。

なかなか重量級の名演です。
フランス的な色彩は乏しいですが、なかなかインスピレーションに冨み、なかなか聴き応えのある演奏です。

Share

ムソルグスキー ラヴェル 展覧会の絵 朝比奈隆 北ドイツ響 1966

ODCL-1003
朝比奈隆
 ムソルグスキー:展覧会の絵 朝比奈隆指 ハンブルクNDR so.
 録音:1966年2月1日-4日、スタジオ・ステレオ(*)。

近年では彼は全く演奏していなかった曲目だが、展覧会の方は1999年に演奏会で取り上げ、ディスク化もされた。この曲、ドイツ中のオケで指揮した当時の十八番だったのだとか。初出音源。

ステレオの表記があるが、モノラルにしか聞こえない。

けっこうテンポがはやくて、意外。
オケも少々雑なところもあるが、勢いがあって、熱演。
ラヴェル編曲の華やかな面がすくなくて、けっこう音色は暗い。

Share

チャイコフスキー ロメオとジュリエット 朝比奈隆 北ドイツ放送響 1961

チャイコフスキー:ロメオとジュリエット(*)
 朝比奈隆指 ハンブルクNDR so.
 録音:1961年5月15日、ライヴ・モノラル

朝比奈さんは、チャイコフスキーが得意だし、とくに若いころはよくやっていた。

非常に情熱的な名演です。

オケがしっかりしているので、とても聴き応えがあります。

Share

ベートーヴェン 交響曲第6番 朝比奈隆 北ドイツ放送響 1962

ODCL-1001
朝比奈隆
 ベートーヴェン:交響曲第6番 朝比奈隆指揮 ハンブルクNDR so.
 録音:1962年1月16-19日、スタジオ(*)モノラル。

1960年代初頭の朝比奈さん。

オケは北ドイツ放送響なので、さすがにうまい。

音楽のつくりは、その後の朝比奈さんとほぼ同一であり、こういうスタイルが当時から確立していたことになる。

音楽がどんどんのってきて、後半になるほどもりあがってくる。

Share

ベートーヴェン コリオラン序曲 朝比奈隆 北ドイツ放送響 1961

ODCL-1001
朝比奈隆
 ベートーヴェン:コリオラン序曲 朝比奈隆指揮 ハンブルクNDR so.
 録音:1961年5月15日、モノラル。

ODE CLASSICS

モノラル録音

朝比奈さんの1960年台初等の録音は珍しい。
モノラルだが、なかなか綺麗な録音。

オケがやはりウマイ。
演奏スタイルは、朝比奈さんそのものだが、オケがウマイので、すごい推進力を感じる。

Share

ベートーヴェン ピアノ協奏曲第4番 朝比奈隆 北ドイツ 1990

ベーチーヴェン ピアノ協奏曲第4番

オレグ・マイセンベルグ(P;*)
朝比奈隆指揮 ハンブルクNDR so.
 録音:1990年3月15日、ライヴ・ステレオ(*)

ODE CLASIICS

交響曲第2番とのカップリングだが、時代はずっと後のもの。
朝比奈さんとしては、めずらしいレパートリー。

第2番のあとだと、録音が新しいので、音がものすごく美しい。

テンポもつったりした安定感のある演奏だが、なかなか詩的表情もあって、聴かせる。

ピアノソロの音がきれいだし、表現も味わい深く、非常に技術的にも安定している。

オケもなかなか味わいがあって、すばらしい。テンポはゆっくりしており、安定感は抜群。

Share

ベートーヴェン 交響曲第2番 朝比奈隆 北ドイツ放送響 1960

ベートーヴェン:交響曲第2番

ODE CLASSICS ODCL-1002
   
朝比奈隆指揮 ハンブルクNDR so.
 録音:1960年1月18日-20日、ライヴ・モノラル/

交響曲2番は朝比奈とハンブルク北ドイツ放響との初共演時のもの。

モノラル録音。

これは、1960年の録音です。国内では、こんな時代の録音はないので、貴重。

大きな編成による、どっしりとしたなかなか迫力のある演奏。

名門オケだけでに、アンサンブルもしっかりしている。

弦楽器の精度は、やはり大フィルと比べるとさすがにはるかに上である。

しかし、朝比奈さんの棒だと、音色も大阪フィルに似てくるのが不思議。

しかし、これは、1960年。この時代の大フィルの音は、どんなだったんでしょう。

Share

R.シュトラウス アルプス交響曲 朝比奈隆 北ドイツ放送響 1990

R。シュトラウス アルプス交響曲
朝比奈隆指揮 北ドイツ放送交響楽団
1990年3月19日ステレオ・ライヴ録音
ODE CLASSICS

ODE CLASSICで発売された7枚組のひとつで、このシリーズのなかでは、数少ないステレオ録音。
ODE CLASSICSは、会社がなくなってしまっており、現在中古市場でしか入手できない。
このあと、EMIでも発売されたが、廃盤のようである。

HMVのサイト

きれいなステレオ録音で、オーケストラの技術も確かだし、スケールの大きな怪演である。

Richard Strauss (1864- 1949) – Eine Alpensinfonie op. 64

NDR Symphony Orchestra Hamburg
Takashi Asahina (Conductor)

(Live recording : Musikhalle Hamburg, March 19, 1990)

The Parts :
01. Nacht 3’21
02. Sonnenaufgang 1’24
03. Der Anstieg 2’22
04. Eintritt in den Wald 5’39
05. Wanderung neben dem Bache 0’48
06. Am Wasserfall 0’15
07. Erscheinung 0’48
08. Auf blumige Wiesen 0’50
09. Auf der Alm 2’37
10. Durch Dickicht und Gestrόpp auf Irrwegen 1’29
11. Auf dem Gletscher 1’12
12. Gefahrvolle Augenblicke 1’42
13. Auf dem Gipfel 5’22
14. Vision 3’51
15. Nebel steigen auf 0’29
16. Die Sonne verdόstert sich allmδhlich 1’14
17. Elegie 2’39
18. StilIe vor dem Sturm 3’04
19. Gewitter und Sturm, Absteig 3’44
20. Sonnenuntergang 1’48
21. Ausklang 6’06
22. Nacht 2’12

アルプス交響曲は、いろんな指揮者のものがあるが、朝比奈さんの演奏を聴くと、え、こんなにすばらしい曲だったっけ、と思う。朝比奈さんの得意としていた曲であるが、ブルックナー、ベートーヴェン、チャイコフスキーと比べると、あまり話題にされない。

朝比奈さんは、北ドイツ放送交響楽団とは、いくつかの録音を残している。北ドイツ放送交響楽団が来日したとき、昭和女子大でブルックナーの4番の怪演をしているが(生を聴いた)、録音としては出ていないようである。北ドイツの録音では、これが一番最後のもので、完成度も高い。

朝比奈さんは、若いころベルリン・フィルも振っているが、その後ヨーロッパの超一流のオケとは縁がなかった。この事情は、大フィルの事務局の人に聞いたことがあるが、それは、今触れないでおく。その結果、朝比奈さんは日本国内でじっくり演奏することができた、ということだろう。

朝比奈さんのアルプスは、このほかにシカゴ交響楽団の支配人の目にとまったオールジャパンのものと、大フィルのものがあるが、音楽的には、やはり大フィルのものがもっとも満足度が高い。やはりじっくり育てていくタイプの音楽家だったと思う。この北ドイツのも名演だが、これ聴いたあと大フィルを聴くと、腰抜かす結果となる。音楽のスケールも大きいが、なんと愛情に満ち溢れた音楽か。

Share

服部良一 おおさかカンタータ 朝比奈隆 大阪フィル 1974 

服部良一 おおさかカンタータ
朝比奈隆指揮 大阪フィルハーモニー
樋本栄、五十嵐喜芳
大阪フィルハーモニー合唱団
1974年11月4日大阪フェスティヴァルホール

おおさかカンタータ

ヒットメーカー服部さんは、朝比奈さんと同門なのです。で、この曲は、昭和四十五年の日本万博以後、不況下で低迷する大阪に活力をとの狙いで、府、大阪市、経済界が実行委員会を組織。作詞を喜志邦三さんと阪田寛夫さんに、作曲を服部良一さんに依頼したものです。

長らく廃盤でしたが、いまはベートーヴェン交響曲全集(ビクター)の特典盤として入手できます。その後復刻され、バラで購入できます。

大阪フィル合唱団が発足してまもなくこの曲の世界初演を行いました。で、ライブ録音されたものです。大阪で取材をかさねて大阪らしいメロディーがたくさん出てきます。服部さんは、ゲネプロのときに登場し、ちょっとだけ指揮しました。朝比奈さんとは同門だけに、非常に懇意にしているようでした。この曲は、世界初演であったということもあり、譜読みもたいへんだったのですが、綺麗に演奏できたと思います。

実は、この曲には、児童合唱もあるのですが、この合唱団の指導者が井伊弘さんといいます。私が、小学校3年のときの音楽の先生でした。その後別の小学校の転勤してしまいました。高校のときに再会したのですが、この演奏のときにも久しぶりにお会いしました。なつかしい思い出です。

Share

ベートーヴェン 交響曲第5番 朝比奈隆 大阪フィル 1982

ベートーヴェンの交響曲全集、2回目と3回目に間に録音され、単発で発売されたものです。

ビクター CDC-5527

第1番
第5番 
1982年7月7日 東京文化会館での録音

第21回大フィル東京定期演奏会でのライブです。
ジャケットの写真は、東京都芸術劇場ですが、ライブは文化会館。

この第5番の演奏は、第2回めの全集が最初にCDになったときに、1977年のチクルスではなく、この演奏が採用された。録音のバランスが1977年のはよくない、との理由である。(CD全集の解説にそう書いてある)

第5番
1977年のものと比べるとはるかに洗練された表現。
オーケストラの音色もより洗練され、引き締まっている。
基本的に楷書的できちんと演奏されているが、より自由度が出てきている感じ。

Share