ODE CLASSICSというレーベルがかつてありました。
朝比奈さんのヨーロッパの演奏のCDがいくつか発表されていました。
一時、セットで安く出ていたのですが、レーベル・オーナーのハンス・ハイン・モーザー死去に伴い、2001年に活動を停止し、解散してしまいました。、いまは、中古市場からしか入手できないかもしれません。ただ、かなり出ていたので、さがせばあると思います。
この演奏については、個々に書いています。
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ODCL-1001
ベートーヴェン:コリオラン序曲(*)
交響曲第6番
朝比奈隆指揮 ハンブルクNDR so.
録音:1961年5月15日、ライヴ/1962年1月16-19日、スタジオ(*)。共にモノラル。
ベートーヴェンの交響曲全集を6度も入れている彼だが、1960年代の録音はこれが初登場。初出音源。
ODCL-1002
ベートーヴェン:交響曲第2番/
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番(*)
オレグ・マイセンベルグ(P;*)
朝比奈隆指揮 ハンブルクNDR so.
録音:1960年1月18日-20日、ライヴ・モノラル/1990年3月15日、ライヴ・ステレオ(*)。
交響曲2番は朝比奈とハンブルク北ドイツ放響との初共演時のもの。協奏曲の方は最近の演奏で、さっそうとした朝比奈の伴奏が素晴らしい。マイセンベルグも知られざる名手であり、これまた聴かせる。初出音源。
ODCL-1003
チャイコフスキー:ロメオとジュリエット(*)
ムソルグスキー:展覧会の絵
朝比奈隆指揮 ハンブルクNDR so.
録音:1961年5月15日、ライヴ・モノラル/1966年2月1日-4日、スタジオ・ステレオ(*)。
近年では彼は全く演奏していなかった曲目だが、展覧会の方は1999年に演奏会で取り上げ、ディスク化もされた。この曲、ドイツ中のオケで指揮した当時の十八番だったのだとか。初出音源。
ODCL-1004
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番
朝比奈隆指揮 ハンブルクNDR so.
録音:1960年1月18日-20日、ライヴ・モノラル。
ハンブルク北ドイツ放響との初共演時のもの。非常にゆっくりとしたテンポで進み、近年のショスタコーヴィチ解釈にも通じるものがある啓示的な演奏。初出音源。
ODCL-1005
フランク:交響曲 朝比奈隆指揮 ハンブルクNDR so.
録音:1964年2月1日-4日、スタジオ、ステレオ。
朝比奈初ディスク曲。ドイツでは評判となったため各地で演奏しているのだとか。確かに求心力の高い優れた演奏。初出音源。
ODCL-1006
ベルリオーズ:序曲ローマの謝肉祭(*)
ラヴェル:スペイン狂詩曲(#)
レスピーギ:ローマの松(+)
朝比奈隆指揮 ハンブルクNDR so.
録音:1964年2月5日-7日(*)&1962年1月16日-19日(#)、スタジオ、モノラル/1969年2月24日&25日、スタジオ・ステレオ(+)。
朝比奈としては非常に珍しいレパートリー。ベルリオーズ以外彼の初ディスク。熱血する朝比奈が聞け、素晴らしい。初出音源。
ODCL-1007
R.シュトラウス:アルプス交響曲
朝比奈隆指揮 ハンブルクNDR so.
録音:1990年3月19日、ライヴ・ステレオ。
正に朝比奈十八番の曲であり、正に堂々とした巨匠の演奏としか言いようの無いほど圧倒的な名演奏。素晴らしい。初出音源。
ODCL-BOX1
(7CD)
朝比奈隆 BOX ODCL-1001~1007のセット。