【曲目】
マーラー:交響曲第7番
【演奏】
朝比奈隆(指揮)、大阪フィル
【録音】
1981年7月28日、東京文化会館
※第20回東京定期演奏会でのライヴ
CD 大阪フィル GDOP-2006
「マーラー」カテゴリーアーカイブ
マーラー 交響曲第6番 朝比奈隆 大阪フィル 1992
未発表音源登場!
作品を聴衆になんとか広めたいという使命感を持って始められた「ブルックナー」とは違い、最初から楽譜の指示通り、書かれている通りに、といった指揮者本人の意思で始まった“マーラー・チクルス”は、その普段とは違う見通しの良い演奏に聴衆も戸惑い、ごく最近まで評価が遅れていた。この92年の確信に満ちた圧倒的な名演は、「朝比奈のマーラー」を考える上でも、忘れがたいドキュメントであると思う。6番の強烈な曲想を渾身の力で振る朝比奈にオーケストラも表現の限界に挑戦している。[レーベルによる商品コメントを転載させていただきました]
2/18/1992:第262回定期演奏会
マーラー 交響曲第6番 朝比奈隆 大阪フィル 1979 東京文化会館
マーラー 交響曲第6番 朝比奈隆 大阪フィル 1979 東京文化会館
【曲目】
マーラー:交響曲第6番「悲劇的」
【演奏】
朝比奈隆(指揮)、大阪フィル
【録音】
1979年9月7日、東京文化会館
※第18回東京定期演奏会のライヴ
1979年の東京でのライブ。この演奏は実際に聴いている。
とくに、最後の一撃の衝撃がすごく、しばらく立ち上がれなかった記憶がある。
私がまだ大フィル合唱団に属していた学生時代、某社の社員食堂を借りて合唱団の忘年会をやった。
そのときに、20歳も年上の合唱仲間と、朝比奈のおっさんをつかまえて、「オッサン、マーラーの6番やりましょうよ。絶対オッサンの体質に合ってるから・・・」なんてふっかけたのであった。朝比奈さんは、楽しそうに相手をしてくれた。まあ、それがきっかけかどうかわからないのだけれど、朝比奈さんは、この6番をとりあげてくれて、まさに壮絶な演奏をしてくれたのであった。
第6番は、もうひとつ録音が発売されている。
マーラー 交響曲第5番 朝比奈隆 大阪フィル 東京文化会館 1980 CD発売未定
大フィルレーベルから、一連のマーラー録音が出たとき、この第5番は録音が残っていない、ということで、発売されなかった。
私は、上野の東京文化会館で行われた大フィル東京定期演奏会で、たしかにこの曲を聴いている。
何か録音が残っているのではないか、と期待して、項目は設定しておくこととする。
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【朗報】
朝比奈カテドラルシリーズのSACDにディスコグラフィがありますが、発売未定として出ています。テープが見つかったんですね。
1980年7月28日 東京文化会館
マーラー 交響曲第3番 朝比奈隆 大フィル キャニオン
マーラー 交響曲第3番 朝比奈隆 大フィル キャニオン
マーラー 交響曲第2番 朝比奈隆 大フィル キャニオン
マーラー 交響曲第2番 朝比奈隆 大フィル 1995 朝日放送
朝比奈さんのマーラーのなかでは、復活の録音が多く、かつ、1970年代、1980年代、1990年代と間をおいています。ただ、最初のものは、プライベート盤なので、入手が難しいでしょうが。
これは、1995年、朝日放送の音源です。
【曲目】
マーラー:交響曲 第2番「復活」
【演奏】
朝比奈隆(指揮)
大阪フィルハーモニー交響楽団、同合唱団
井岡潤子(ソプラノ)、竹本節子(アルト)
【収録】
1995年7月8日 大阪ザ・シンフォニーホール(ライヴ)
(朝比奈隆87歳バースデイ・コンサート)
朝日放送&東武DVD第3弾! 朝比奈の大熱演 朝日放送アーカイヴより完全初出。
マーラー:交響曲第2番「復活」 1995年ライヴ
1995年7月8日、朝比奈隆87歳を祝うバースデイ・コンサート(大阪 ザ・シンフォニーホール)を朝日放送がライヴ収録。音声、映像共に初出作品です。マーラー演奏の映像も初登場。ブルックナーの大家として知られる巨匠朝比奈が、マーラーの交響曲の中で最も多く取上げたのがこの「復活」です。その活動の節目節目にはこの曲を選んでおり、この曲への深い愛情を感じます。遅めのテンポで貫徹され、大海をゆく豪華な船を眼前にするかのような壮麗さです。夏のコンサートらしく、白タキシードに銀髪が美しく映えます。歌詞対訳は、朝比奈の盟友の大指揮者でマーラーの権威として名高い山田一雄氏によるもの。その文藝味豊かな日本語は、その教養の高さを今に伝えます。
■ヘンリー・フォーゲル(元シカゴ交響楽団総裁)のライナーノートより
最も印象深いのは朝比奈の作品全体に対するヴィジョンである。マーラー作品の細部にフォーカスし、美しく、エキサイティング、ドラマチックもしくは切なく苦しいといったあまねく効果的な瞬間を個別に取り上げることは、指揮者にとってかなり容易なことである。しかしことさら困難なのは、この80分間の旅路の最初から最後まで、論理的な発展と進化を有しながら、それぞれの輪郭を与えることである。それは、その終着の地を常に心に浮かべ、そこに到達するための適切な道筋に沿ってそれぞれの細部を提示することができる指揮者によってのみ成し遂げられることなのだ。英国の偉大な指揮者であり、マーラーのスペシャリストであったジョン・バルビローリが指摘しているが、全てのマーラーの交響曲には真のクライマックスの一時点がある。そしてそのクライマックスが真のインパクトとなるよう蓄えとして取っておかなくてはならない。彼の言に拠り考えると、この第2番の交響曲ではスコアの結びの数ページがそれに当たるのであろう。この朝比奈の演奏において当該の部分のパワーはまさしく無尽蔵である。そしてそれは朝比奈が本来の行き先を忘れることがなかったからである。
東武ランドシステム
マーラー 交響曲第2番 朝比奈隆 大フィル 1987 シンフォニーホール
マーラー 交響曲第2番 朝比奈隆 大フィル キング
【曲目】
マーラー:交響曲 第2番 ハ短調「復活」
【演奏】
朝比奈隆(指揮)、大阪フィルフィルハーモニー交響楽団
豊田喜代美(ソプラノ)
伊原直子(メッゾ・ソプラノ)
武庫川女子大音楽部
関西学院大学グリークラブ
【録音】
1987年4月26日 大阪,ザ・シンフォニーホール(ライヴ)
1. [CD]
マーラー 交響曲第2番 朝比奈隆 大フィル プライベート盤
マーラー 交響曲第2番 朝比奈 大フィル プライベート盤
大阪フィルの定期演奏会のライブ。
大フィル合唱団が独自に制作したLPで非売品である。
ただ、コンサート会場で売られていた。
マーラー 交響曲第8番 千人の交響曲 朝比奈 大フィル 1972
マーラー 交響曲第8番 千人の交響曲 朝比奈 大フィル 1972
マーラー:交響曲第8番「千人の交響曲」
【演奏】
朝比奈隆指揮 大阪フィルハーモニー交響楽団
樋本 栄、岡田晴美、永井和子(S)
桂斗伎子、羽場喜代子(A)
伊藤富次郎(T)
三室 堯(Br)、楯 了三(Bs)
ゲルハルト・ヒュッシュ(独唱・合唱指揮)
朝比奈千足、宇宿允人、桜井武雄(合唱主任)
大阪音楽大学、大阪メンズコーラス(第1混声合唱)
アサヒコーラス、グリーンエコー、アイヴィコーラス、関西歌劇団、コードリベットコール(第2混声合唱)
大阪・神戸・奈良放送児童合唱団(児童合唱)
【録音】
1972年6月5&6日
大阪フェスティバルホール(ライヴ)
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朝比奈 マーラー 交響曲第8番
大阪フィルの第100回定期演奏会のライブ録音である。
私がはじめて朝比奈さんの生演奏に接した演奏である。
この演奏会は、いつもは、1回しかやらない定期演奏会を2回、それに民音の演奏会が1回と、合計3回行われた。私が聴いたのは、最初の演奏会である。
この演奏会では、本当に1000人の演奏者が乗った。のせられるかどうかといった事前の準備も当時いろいろ報道されていた。心配されたのは、重量だったが、それは大丈夫ということだった。
しかし、演奏者が並ぶのに、1時間もかかるのである。演奏がはじまるまで、ものすごく準備がかかった。
実際の演奏では、あまりにも人数がおおかったので、前後の時差があって、なかなか音がそろわないのだが、この録音では、それが気にならない。
きわめて正攻法の表現だが、じっくりときかせるところがあり、なかなかすばらしい。
(工事中)
この録音は、最初、ビクターでCD-4というディスクリート4チャンネルLP(CD 4 K7513/4)で発売された。
このディスクリート方式の4チャンネルLPは、リア成分を高調波に変調しているもので、これを再生するために、カートリッジの再生特性が50000Hzまで必要になった。そのため、カートリッジの性能が著しく向上するきっかけになった。しかし、この方式は、普及しなかった。しばらく、このソースは、これしかなかったのである。いまなら、SACDで、ディスクリート4チャンネルが聴けるので、出してほしいですね。
出演者用のプライベートLPでステレオ盤がつくられている。PRC-70007/8
その後、大フィル合唱団の場合も、こういったプライベート盤が、出演料がわりにつくられたが、商業用録音と比べると鮮度が落ちるので、たぶんオープンリールの回転数が違うのではないかと思われる。ただ、私は、このLPを入手しておらず、聴いていない。
その後、ビクターからステレオLP((SJX9524/5)が発売され、その後CD(VICC40149/50)となった。
このCDは、しばらく廃盤であったのだが、タワーレコードが再発してくれたので、いまは、この貴重な演奏を聴くことができる。