東京のサントリーホールでの、大阪フィル東京定期演奏会で、ブルックナーの第5番を演奏したときのこと。
私は、めずらしくかなりたくさんチケットがとれたので、友人8人といっしょにいきました。
その演奏会のあと、赤坂の某レストランで、恒例の飲み会になりました。
さて、まずその日の感想になりますね。
私は、音が響かず、どうも満足がいかない、という意見だったのですが、
いや、すばらしい響きで圧倒された、という意見の人もいるのです。
まるで印象が反対です。
それも、4対4で、まっぷたつに分かれました。
なぜでしょう。
私をふくめ4人は、二階席の最前列のほぼ中央よりやや左という特等席のように思われているところ。
あとの4人は、RBかRCか、まあ、ちょっと横の席ですね。
サントリーは、どうも2階の最前列は、音があたまのはるか上をいってしまう、という印象があり、直接音があんまり届きません。
だから、ものすごく印象が違うのです。
ホールによって、音響は違いますが、そのホールのなかでも、ものすごく印象が異なりますね。